遠(かなた)の世界

小説出版のご案内、徒然ポエム、たまには短編小説。エッセイ。

三浦春馬氏主演「ブラッディ・マンデイ」season1-4(終)

2020-08-15 08:28:46 | 三浦春馬

9話からのあらすじは抜きにします。
最終回第11話の「J」(成宮寛貴氏)の言葉が
印象に残った。
終盤に藤丸に電話をしてきた時。
藤丸「今、どこにいる?」
「J」「どこにもいない。そしてどこにでもいる。
 ボクは最初から存在しない人間なのだから」
<これは、最初から必要とされない人間、と
 受け取っていいのだろうか?>

「J」「何かを守るものは弱い。
守りたいものがない人間はどんなに強くても
最後は勝てない。
世界なんて救えない。勝ったのは君だ」
(藤丸に向かって)

「J」には守るものがないらしい。空虚を感じる。
それはそうだろう。望みもしないのに教祖の子どもに
生まれ、洗脳されてきたのだから。
撃たれて死に瀕した「K」「J」の妹、安斉真子もまた、
藤丸にすがるように眼を向け、
「私が死んで悲しい? 嬉しい?」と問うていた。
<愛がほしい>と訴えるように。

必死で妹や父や友達を守ろうとした藤丸とは対照的だ。
「J」が内心、嫉妬を抱いたかもしれない。

また、マヤは教団とは関係がなく、金のためだけに
動いていた。彼女に今回のことを依頼したのは
おそらく大臣。(孫たちを救うために)

父親から腎臓をもらった遥は、健康なクリスマスを
迎えるつもりで喜んでいる。
自分に腎臓を与えた父親は死んでしまったことも
知らずに。(一応、この時点では)
*****************************

★ギモン点、要望
 大きなカギを握る「K」の存在が重要なら、
 最初からもっとにおわせる人物として登場させてほしかった。
(もう少しアクのある女優さんをキャスティングしてほしかった
気もする。清楚すぎて存在感が薄い。
 伏線の敷き方が少し弱い気がするのだ。

 途中から投入された人物が多すぎる。
(または目立ちはじめた)

「K」もヒデも最初、まったく目立っていない。
 カマタ氏の途中投入に意味があったのか?

 ムナカタ女史はおおありでしたね。
 途中投入したからロシアの教会の惨事は
 ウィルスではなく中性子爆弾だと
 ビデオの秘密に気づけたのだと納得。

★藤丸の家族や友人を思う気持ち、
 美しい悔し涙。
 誰が裏切り者かわからないサスペンス&
 ハードボイルド。
 やはりブラッディマンデイが好きだ。

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三浦春馬氏 主演「ブラッディ・マンデイ」season1-3

2020-08-15 08:24:58 | 日記
「才能があるということは使命を与えられたということ」
season1 第6話でサードアイの南海から言われる言葉。
「俺の使命はコレしかない」と、PCの上に手を置いた藤丸。
演技をしている三浦春馬氏は、普段の何十倍もイキイキ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★謎の囚人、神島紫門(カミシマシモン)と
 今回のテロリストはつながっている!?

★サードアイの最前線チームにムナカタ女史という
 女性加わる。
 藤丸の父と親しかったシキムラ教授が殺され、
 高木家のコテージを使って抗ウイルス剤を
 作っていたことが判明。

コテージに潜入した藤丸たちを、テロリストが取り囲み、
抗ウイルス剤は、藤丸が耳の後ろに隠しておいた
ひと瓶だけをサードアイ、GET。

藤丸の自宅には刑事がおり、
新聞部の仲間と高校へ逃げる藤丸。
ヒデはじめ、次々に鼻血を出す仲間たち。
PCで通信してくる「J」

南海とムナカタが、抗ウイルス剤を入れたボールペンを
藤丸たちに渡そうとするが。。。
抗ウイルス剤を飲ませようとした直後、
ヒデが息を引き取ってしまう。
この時の藤丸の涙こそ、痛々しく心に刺さった。

★★そして、とんでもないどんでん返しが。
 二年前、藤丸がやってしまったことは……
 教祖、神島たちの計画に気づいてしまったことだった!!

★ところで、テロリストたちは人類を選ばれし者
 10%だけにして世の中の活動をまひさせ、
 どうやって生き延びようというのか。
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三浦春馬氏主演「ブラッディ・マンデイ」season1-2

2020-08-15 08:21:14 | 三浦春馬
ちっとも目が離せない。
出来事がいくつかあちこちで同時進行しているし、
謎を含んだセリフが多いし、
カメラワークが忙しいし、演出も凝っている。
人の会話シーンに東京タワーの赤い姿を含んだ情景が
斜めに動きながら入り込む。
不気味だ。

一方、教祖を名乗る男に操られる看守。

おまけに味方に感染者がいて、容態が映し出される。
患者の「自分はどうなっていくか」の不安、
患者の大切な人の哀しみ。

そんな中、ひとりだけ眩しいほど美しいのは
三浦春馬氏。
「神になる」とかやりとりされているが、
「神的に美しい」のは三浦春馬氏のみ。
吉瀬美智子さんも成宮寛貴さんも
このブラマンの中では 及ばない。

その美しい少年が巨大な正体の判らぬ悪に
心も身体も痛めつけられるので
安心して見ていられない。

ただいま、season1の第5話。
ようやく敵がワクチンと、発症した者を救う薬を
持っていると判明したところだ。
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三浦春馬氏主演「ブラッディ・マンデイ」season1-1

2020-08-15 08:11:12 | 三浦春馬

ちっとも目が離せない。
出来事がいくつかあちこちで同時進行しているし、
謎を含んだセリフが多いし、
カメラワークが忙しいし、演出も凝っている。
人の会話シーンに東京タワーの赤い姿を含んだ情景が
斜めに動きながら入り込む。
不気味だ。

一方、教祖を名乗る男に操られる看守。

おまけに味方に感染者がいて、容態が映し出される。
患者の「自分はどうなっていくか」の不安、
患者の大切な人の哀しみ。

そんな中、ひとりだけ眩しいほど美しいのは
三浦春馬氏。
「神になる」とかやりとりされているが、
「神的に美しい」のは三浦春馬氏のみ。
吉瀬美智子さんも成宮寛貴さんも
このブラマンの中では 及ばない。

その美しい少年が巨大な正体の判らぬ悪に
心も身体も痛めつけられるので
安心して見ていられない。

ただいま、season1の第5話。
ようやく敵がワクチンと、発症した者を救う薬を
持っていると判明したところだ。

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三浦春馬氏主演 「ブラッディマンデイ」パラビで。20年6月

2020-08-15 08:05:11 | 三浦春馬
「ブラッディ・マンデイ」1が
Paraviで放送されることになった。
12年ぶりである。
12年の間にインターネットは発達し、
いまや、皮肉にも 新型コロナウィルスに
地球はパンデミックに突入している。

この時期に、ウィルス兵器のテロの話を
描いた「ブラッディ・マンデイ」は、
他に類を見ないジャンルであるだけに
そして、ここ三か月、ウィルスと戦う生活を送ってきただけに
改めて興味を覚える。

自然発生でさえ手に負えないものであるのに、
テロでウィルスをばらまかれたら―――
身震いするようなストーリーである。

「地球を守れ!!」

と、規模が大きく思えるが、つまるところ
「愛する者を守るために」なのだ。
ひとりひとり考えることはこれで十分だ。

主人公の高木藤丸を演じるのは
子役から、この時、すでに芸歴12年だった
俳優、三浦春馬。

私の人生を明るくしてくれた恩人である。

当時は「ごくせん」から続いて彼が主人公を
演じると聞いて、楽しみにしていたのだが、
たぐいまれなる美貌に惹かれ、
揺れる不気味画面やオープニングにも
惹かれて、来週どうなるか、裏切り者は誰なのか
はらはらして見たものだが、

今回、さわりを手持ちのDVDで見てみた。

実に巧妙なカメラワーク。
多分、敵である折原マヤ(吉瀬美智子)の
華麗な登場。
話運び、ダウンロードひとつにしても
鷹を飛ばせる映像を重ね、緊迫感を盛り上げている。

不気味なピエロ、殺人ウィルスをばらまく
カラフルな風船の束がよけい恐怖をあおる。

ネット配信でご覧になって
初めて三浦春馬氏の「ブラマン」を
ご覧になる方へ たっぷりお楽しみ下さい。

私も改めて楽しみます。

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