逆もまた然り

日々の思い、疑問、質問、愚痴、好きな事、人について色々書いていきます。

泊まれるお城

2015-09-15 14:47:15 | 日記
私が小学校2、3年の頃のお話です。


家族で車に乗ってお出かけしていた時、窓の外にとてもステキなお城が見えました。


「えー!何あれ!? すごーい!」
(≧∇≦)

《The・日本》な周りの景色から完全に浮いている西洋風のお城に驚き、感動し、すぐ両親に報告しました。

「ちょっと、あっち、あれ見て!お城があるよ!」

すごい発見をして興奮気味な私に対し、両親はチラッと一瞬だけそちらに目を向け、

「そーだね」

と、言葉少なに返事をしただけで終わってしまいました。


終わり?


そんだけ?


自分と共に驚きと感動を分かち合ってくれるどころか、アマゾンとツンドラ位の温度差・・・
Σ( ̄ロ ̄lll) ドボチテ?

血の繋がりなんてこんなもんかと思ったかどーかは忘れましたが、
傷心の私は1人、またお城に目をやりました。

「あーっっ! ホテルって書いてある!
あのお城ホテルだって! 泊まれるんだねー! いーなー!
今度泊まりに行きたーい!」

再びテンションMAX!!!


はい、みなさんもうお分かりですね。
(//∇//) オトナダモンネ

私が発見したお城はラブホだったのです。

今になってもそーゆー建物を見ると思い出す、子供ならでは、無知ならではのほのぼのエピソードです。
(;・∀・) ドコガ?

当時の両親にしたら、

「もういいから! そこいじんなくていーから!あーもーしつけーな!これだから子供は・・・
頼むから黙っとれ!!」

とゆー気持ちだったのかな。
(-∀-;) ハズカピー


数年前、電車だったかバスだったかの中で、私と同じ質問をしてる子供を発見したんです。

なんか嬉しかったな。


その子の親も、困り顔でスルーしてましたw


今は親と子両方の気持ちが分かります。

その子の元に近づいていって、

「10年もすれば正解が分かるからね。そんでそんな質問してた自分を恥ずかしくも懐かしく思い出すよ」

と言いたかった。

よけーなこと言うんじゃねー!
更にめんどくさくなったわ!

と親から顔面に右ストレートを喰らわされるといけないので、黙っておきましたが。


私はあれから約10年後に内部視察へ行きましたが。


中はフツーですね。


あ、知ってる?


大人だもんね♪
Ψ( ̄∇ ̄)Ψ ウヘヘ