CLIMB sensation!

SHIMANO Racing 湊諒のブログ

1度目のTOJ

2016-06-06 00:39:35 | 日記
先日、プロ2年目にして初のTOJに挑んだ

このTOJの出場が決まった時は
凄く嬉しかった、

反面、目標とするレースに向けて
ウエイト管理、レースの強度に耐えうる身体
を作るのが苦手で不安を抱いていた
去年まで学生だった僕はピーピングの作り方を全く知らない、というより
知ろうとすらしていなかった
今の練習量でもある程度のサバイバルレースには
残れるだろうという自信があったし
チャレンジ出来る可能性があると思っていたからだ

そして、このステージレースに向け
限られる時間の中で出来ることはした

総合系でヒルクライムを得意とする僕は

UCIポイントを獲得できる個人総合順位25位以内

平坦ステージでのスプリンターの牽引
による3位以内のUCIポイント獲得

を目指して挑んだ


結果は
個人総合順位35位
トップとの差は+25'47”



いなべステージ
最終週のKOMで先頭集団に離され+1'10”

富士山ステージ
最後まで踏み切れず45'22”

伊豆ステージ
序盤20名弱の先頭集団に残るも
秀峰亭先の高い勾配のペースアップで
千切れてしまう
結果+17'という大きなビハインドを負う

悔しかった

後少し、ほんの何秒かの辛抱と
少しの位置取り

これだけで結果は大きく変わってくる


でもこの少しのギャップは
相当量の努力でしか埋めることは出来ない


身体が大きい分パワーも大きいんじゃない

新城幸也選手の強さも才能なんかじゃない

イラン人だって

筋肉のつき方、間近で体感する身体の使い方
脂肪、これを見ればどれだけ努力しているか
想像がつく

その日その日のレースにしか意識を向けていない僕が、ステージ全体の流れ、そしてそのレースの次のレースに対するモチベーションを考えてる選手に敵うわけもない

悔しいとか思う前に
それだけの努力をしてから
その感情を言葉とか顔に出せって感じだ
自分に腹がたつ

今回のTOJではそれを思った


ともあれ、
TOJは終わってしまった

不調ながらも全力で戦い抜き
東京ステージでは逃げ切りを見せ、
チームをまとめてくれた入部さん

要所でアタックし、レース中の僕らを
守ってくれた秋丸さん

苦しい場面でも攻め続ける木村さん

スプリンターとしての役割を
果たしたコバニ

最後まで耐え、スプリントで上位を狙う横山

野寺監督、大久保メカニック、鳴島マッサ、磯本ドクター

に感謝です。

応援してくれた観客の皆さんにも
幾度となく力をもらいました
ありがとうございましたm(_ _)m



次の主要なレースは全日本


必ずチームにとって大きな成果を
残せるようにします
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