CLIMB sensation!

SHIMANO Racing 湊諒のブログ

森の中の館に誘われて🎃

2018-10-28 12:35:25 | 日記
世間はHELLOWEEN

仮装やらパーティやらでみんな浮かれている

ふん、僕ら選手は御構い無しに今日もトレーニングするのだ


ツールド沖縄も控えているので
15分の登りをFTP110% 2本
5分走 3本〜

の予定で出発


近くの峠を登る
ここは鍋谷峠と言って大阪のサイクリスト達の聖地とされている

登る
寒い
温まってこない
マカロニな季節だ

どうにかこなして指定のパワーもクリアできたが、調子が良くない

帰ろうかと思うが気合で反対側に降る

帰る為にはまた登らなくてはならないからだ

もう一回メニュー

だが指定のパワーを出力できない

結局18分かかる

んー調子悪し

帰る方向に降る

とりあえず、調子が戻ってくることを願いながら脚をくるくるダウン

戻ってきたら次のメニューをすれば良い

ふと目の前に
森のパティシエール
ハロウィンイベント cafe cake
の、看板に書かれた文字が目にとまる

一時は通り過ぎたが何故か身体が方向転換し
看板の奥の方の道に入っていく

自転車をパティシエールの壁に立てかける
綺麗な店員さんに話しかけられる

お一人さまですか?

お一人さまです


外から店内か聞かれ
迷わず店内を選ぶ


店内はこじんまりとしていて
キャンドルの匂いとスイーツのにおいが入り混じっている

本日のメニューを聞き
迷わず
栗のシフォン・渋川煮添え

ブラジル トミオ フクダのコーヒーを選ぶ
900円
栗は好きだ


きた


ハロウィンカボチャのココアパウダー付き


まずはシフォンケーキから
フォークで切ろうとすると
ミチミチミチとケーキの中の空気が潰れる音
弾力がある

口に運ぶとフワフワの食感
空気が入ってる小さい穴一つ一つの中から秋の香りが微かに鼻から抜ける
秋の香りってなんだ、とりあえず栗のめちゃくちゃ甘いって感じじゃなくシフォン自体の甘さから一歩引いた、程よい香りだ

栗の渋皮煮
大粒の栗の中心は熟してるのがわかるように少し蜜が溶け出している
良い栗だ
シナモンと栗の香りが身体をリラックスさせる

コーヒー
浅煎りでフルーティ
日本だけに向けてだした限定生産らしい


店内には僕の好きな
ナイトメアビフォアクリスマス
のBGMがながれている
幸せ

何を言いたいかというと
HELLOWEENは最高だ、って事


あれ?
なんかメニューやろうとしてたような🤪?
まぁいいか
メニューサボって食べるスイーツも最高だ
ハロウィンのせいにすれば良い🎃


森のパティシエール マスコ
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japancup2018🇯🇵

2018-10-11 16:21:09 | 日記
japancup2018を終えました!
プロになってからは初のジャパンカップで
走ってきたレースの中で1番高い格式(レベル)のレースになります



金曜日には宇都宮オリオン通りにてプレゼンテーションを行いました



前夜祭とあって会場、会場付近は多くの人々が集まり賑わっていました
宇都宮はパワーが凄いですね…😆

土曜日はジャパンカップクリテリウム
この日は黒枝選手をエースとし、残り数周で前方に位置してエースをはめ込むという作戦でしたが
なんせ速い…
データ上では44分,平均速度45.4km/h,259w,平均心拍数は177でした
ちなみにラストの周で千切れて流している数値です🤯

疲労度の矢印の部分
900wで飛び出し34秒の平均663wでも抜け出せませんでした

チームメイト数名がラスト2周から黒枝選手をアシストするもやはりトレックセガフレード、ミッチェルトンスコットらプロツアー、プロコンチームが前を固めスピードを増して行き、前に位置取るのは難しい状況

勝利したのはトレック・セガフレードのデゲンコルプ選手

黒枝選手はアジアツアーで勝利出来る実力がありますが、ワールドツアーらがスピードを上げていく中でそれに対応出来るパワースピードを持っているアシスト選手が複数名居ない、というのが今回の結果から改めて感じました
……そもそもチームの大きさが違うことや、このようなレースに触れる機会が少ないことが要因になるが、やっぱり存在感は示したかった





日曜日ジャパンカップサイクルロードレース
14チーム69名から今年は21チーム126名になり、さらにレベルが上がった今回のレース

コースは宇都宮森林公園周回コース
一周10.3kmを14周するコース


エースは実力のある入部選手、好調の横山選手
どちらもスプリント力があり登りもこなせます

木村選手、中田選手、僕は序盤に形成されるであろう逃げに乗る
ラスト数周でのペースアップでエースを守るという作戦

スタートが切られてからはすぐに激しい位置どり争いとペースアップ
古賀志林道区間に入ると
キナン マルコスガルシア選手
UKYO オスカルプジョル選手が先行
遅れて ロットNLユンボのクーンボウマン選手がジョインし3名の逃げが出来ました

残念ながらこの動きにシマノレーシングは対応できなかったので集団で終盤に備えます

10周目までは地元、宇都宮ブリッツェンがコントロール
この日は鈴木龍選手、雨澤選手を温存しそのためのコントロールだった様です
プレッシャーや緊張は物凄くあっただろうと思います


後半の戦いが始まったのは
残り4周の11周回目
ロットNLユンボヘーシンク選手の強力なペースアップにより集団は崩壊
これにより先頭集団は16名き絞り込まれました

シマノレーシングはここに1人も送り込むことは出来ず

シマノの中で、この後半のペースアップに耐えうる実力を持った選手は居ました

位置取りの問題と言えばそうだけれど、それにも
プロトンの雰囲気からペースアップのを察知できる選手からの情報共有、それまでの体力のセルフコントロール、それとここで登りに入ればペースアップにも対応出来るだろうという甘さ…

最後の部分で自身はまだまだだった…と感じました
集団10番目に入るのと、40番目に入るのとでは様々なハンデを背負います

NIPPOの後方には位置していましたが遥か先でのペースアップに対処できなかった
当たり前ですね
上位選手と比較したら、僕はまだまだ実力が足りていない選手
甘すぎました

崩壊した後は入部選手が先頭集団にブリッヂをかけるも強調する選手は居らずラストで吸収

僕もそのまま残り周回を消化して行き
結果は34位でした
チームの最上位は入部選手の31位



優勝したロブ パワー ミッチェルトンスコット
2位アントワン トールク ロットNLユンボ
3位マッティ ブレシェル EFエディケーションファースト






そして夜はジャパンカップアフターパーティ!
シマノレーシングは2018ジャパンカップ ジャパンプロレーサー ファン大感謝祭に参加しました❗️😁

ファンとの交流はレース会場以外ではあまり無いので楽しかった!
普段話さないような選手とも交流出来てとても嬉しかったです^ ^
ずっと笑ってましたね笑

ロードレースは悔しくて今すぐにでもまた走りたいし、パーティも何回でもやりたいです笑


大会関係者の皆さん、ボランティアの皆さんありがとうございました
皆さんの働きで素晴らしいレースに出場出来たことに感謝します!
ファンの皆様の熱量に興奮しました🤣
来年のジャパンカップではさらに熱い闘いをします!

今回は悔しいという思いもありましたが、吸収出来るものも多くありました
残りのレースは沖縄、何としてでも結果を出すために頑張ります

photo Tatsuya Mitsuishi
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嵐の経済産業大臣旗🌪

2018-10-08 09:40:07 | 日記
経済産業大臣旗
Jプロツアー最終戦となる経済産業大臣旗が昨日、新潟県南魚沼市で行われました

台風の影響で当日は雨、風のある中での開催です

嵐というのはそれだけでなく…
ツールドフランス総合4位にも入ったことのある一級クライマー フランシスコ・マンセボ選手

この選手がチームマトリックスパワータグとして前週の前橋クリテリウムから参戦しています

各チームは実力者であるマンセボ選手に警戒しての戦略を立てる事になったと思います


レースは1周目から激しい展開
2周目には
シマノレーシング入部選手、横山選手、中田選手とマンセボ選手を含む11人の逃げが形成

3周目
マンセボ選手のアタックにより集団はバラけ、対応したのはブリッツェン雨澤選手、岡選手 キナン山本選手

これはマズイと思いブリッヂを試み、反応したマトリックス ホセ選手、レオーモ ヨネタニ選手と共に追走し成功します
計7名の逃げになりました


全日本チャンピオンジャージを着る山本選手ですが数的不利を感じてかローテーションには加わりません
それでもマンセボ選手の強力な引きもあり 軽快に周回数を消費します

メイン集団はシマノレーシングがコントロールしているため、逃げ集団中の僕は比較的温存して走る事が出来ました
相互に有利に持ち込む為の戦略です


ラスト3周にはブリッツェンの2人がドロップし、その後ラスト2周でマンセボ選手のペースアップ、からのアタックで僕は山本選手と共に遅れてしまいました

シマノレーシングに変わりメイン集団をコントロールするブリッツェンに負荷をかける事
それとマトリックス2人に再度追いつく可能性もあるので遅れてからも踏み続けます

しかし差は開き、メイン集団と合流
そこから入部選手、横山選手、ブリッツェン増田選手が飛び出し追走します


この強力な3名も先行する2人を捉えることは出来ず
マンセボ選手が優勝
ホセ選手が2位で
横山選手が3位
入部選手が4位となりました!!

3位横山選手

満身創痍で完走…🌚17位


マンセボ選手の強さを見せつけられたレースでした
大きい体幹と余分なものがないスラッとした脚は重いギアを軽々と回し、異次元のパワフルさとそれでも力を全て前に向けている繊細さを体感して、何というか見惚れてしまいました…


しかし、僕としてはシーズン後半からのトレーニングの見直しからレース中の高強度の対応力や展開を作り出す力が向上した実感があり、良い感触です

今レースでJPTは閉幕しましたが
僕自身はジャパンカップ、ツールド沖縄に出走予定です

残りのレースは良いリザルトを取れるように頑張ります!
応援ありがとうございました😊


Photo Satoru Kato
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