『葉にんにく』
麻婆豆腐には欠かせない野菜ですが、市場にはほとんど出回らないんです。
しかも、国産の葉にんにくは冬季しか出回らない上に、普通のスーパーじゃまず売ってません。
中国産の葉にんにくは一年を通して入手できますが、それでも横浜中華街の八百屋で売ってるくらいしか僕は知りません。
中国産のでもいいのですが、国産の葉にんにくの方が太くてしっかりしています。
僕は、葉にんにくが売られているのを見つけたら大量買いして、カットしてから冷凍保存しています。
自分で麻婆豆腐を作る時は欠かせないですから!
僕が麻婆豆腐のお店を訪問するときにも、"葉にんにくを使っているかどうか?は指標の一つとしています。
もちろん、葉にんにくを使ってないくても美味しいお店はあります。
しかし、そんな入手しにくいマニアックな葉にんにくをわざわざ仕入れて使っているお店は、ちゃんと麻婆豆腐を研究して拘っているんだろうなと思うのです。
ところで、『葉にんにく』とはなんぞや?と思う人もいらっしゃるでしょう。
にんにくの芽とよく勘違いされますが、違います。
その名の通り"にんにくの葉っぱ"ではあるのですが、ただのにんにくの葉っぱではないのです。
にんにくが成長する途中に収穫した若い葉っぱです。 なので、部分の球根(にんにく)の部分が小さいんですね。
にんにくが成長する途中で獲ってしまうということは、『にんにく』として売ることはできないということですよね?
普通に『にんにく』の方が需要があるし、しかも高く売れる(?)ので、わざわざ葉にんにくを作る農家は少ないとうわけなのかもしれません。
日本で葉にんにくをよく食べるのは高知県と沖縄県くらいだと聞いたことがありますが、それ以外だともし売られていたとしても「これ、何の料理に入れるの?」って感じだと思います。
高知とかでは醤油漬けにしてご飯のお供にしてるみたいです。それもまた美味しいんですよ。
でも、僕は断然麻婆豆腐や回鍋肉くらいにしか使いませんけど、いろんな炒め物に入れたりしてもいいかも。
僕が買う国産の葉にんにくは千葉県産なのですが、いつも12〜2月くらいの間しか売られているのを見かけません。
だけど、先日(11月末頃)母親が茨城の道の駅?で葉にんにくを入手してきました。
茨城県産で、この量でなんと130円。
僕が横浜で買う中国産はもっと細くて、これの半分くらいの量で150円とかしたりしますから、これは安いです。
ちなみに、いつも買ってる千葉県産はこれくらいの量で300円くらいはします。
もっと近所のスーパーで簡単に新鮮なものが買えるようになればいいのになぁ・・・・。
ということで、麻婆豆腐には欠かせない『葉にんにく』について少し語ってみました。
まだ、葉にんにく入り麻婆豆腐を食べたことがない人は、是非とも『陳麻婆豆腐の素』に使ってみてください!(ちなみに日本式の麻婆豆腐や広東風の麻婆豆腐に入れても合わなかったりするんですよこれが・・・。)
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