ドラマー涼の激辛ブログ『Eat with fire!』

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大切な事は学校では習わなかった

2011年10月26日 | 雑談や日記、写真など
僕は、高校を1年で卒業して音楽の道に進みました。
僕の生きる道には高校は必要ないと自分で判断し、父親もそれを認めてくれたので、
晴れて1年で高校を卒業する事ができたのです。

コンサートスタッフのバイトをしたあと、17歳で演歌歌手のバックバンドのドラマーでプロドラマーとしてのキャリアをスタートしました。
キャバレーとかクラブでの演奏や地方巡業とかもしていました。
当然、一緒に演奏する人達はみんな大人。
大人といっても20代後半から60歳くらいまで幅広く....
その中に紛れて、いろいろ教えていただいたり、鍛えられたりしました。
音楽的にもいろいろ学ばせてもらいましたし、同時に社会の裏側とかも知ったり、
大人の嫌らしさや、人間の悲哀などを垣間みたりしました。
大人というのは、自分の思っていたほど大人じゃなかったという事も知りました。
けっこう早く社会に出たので、そういうのを冷静に見ていたせいか、「大人っぽい」とか「落ち着いている」と言われました。
本当はじっとしてられない落ち着きのない性格なんですけどね(笑)
まあ、そんな感じで色んな人達を見てきたので、それを反面教師とし、僕は真面目に生きようと思いました。
まあ、なにをもって「真面目」とするかはわかりませんけどね。(笑)
普通にちゃんとプロパーで仕事している人から見れば、僕は真面目じゃないかもしれません。
でも、少なくとも「ギャンブル、酒、女」に溺れるようなことはしないと誓いました。
なので、僕はギャンブルも一切やりませんし、風俗とかにも行った事はありません。
まあ、僕の人生自体がギャンブルのようなものですが(苦笑)。
あ、株式投資とかもギャンブルか... (笑)おかげさまで塩漬かってます。
あ、女の人は好きですよ(笑) 一応男ですからね。でも、大切なのは「愛」なんです。
お酒は、もともとかなり弱いです。最近では、梅酒を毎日のように飲んでますけどね。
でも、グラス1杯とかなので、酔っておかしくなったりすることはありません。
まあ、僕はお酒弱いので、沢山飲んでも、おかしくなる前に気持ち悪くなるだけですけど!

僕は学校の勉強はほとんどしませんでしたし、だからといって不自由を感じた事はありません。
生きていく為の大切な事のほとんどは、社会に出てから学んだような気がします。

ホストクラブにいたことがあるんです。
もちろんホストじゃなくて、ホストクラブの専属バンドです。
今は、バンド演奏のあるホストクラブなんかないでしょうね。
お店での演奏の合間は暇なので、厨房に行って料理スタッフと話したりしてたんですが、
店内で提供されている焼そばが、袋入りのインスタント(乾燥)だったのには衝撃を受けました。
あんなもの、スーパーで買っても1袋100円もしないと思いますが、
それがお店で2,000円で出されているのは衝撃的でした。
もちろん、一度提供して余ったフルーツとかは使い回すのとかは当たり前!
そこでも社会の裏を見た気がしました(笑)

あとはバンド演奏してると、演奏の合間にお客さんに呼ばれたりするんです。
僕はだいぶ若かったので、お姉さん達にはけっこうちやほやされました。
「バンドマンやめてホストになったら?」て声かけられたりもしましたけど、頑に拒否しましたよ。
まあ、僕は元々人付き合いが苦手なのもありますからね。
お姉さん達の誘惑に負けることはありませんでした。ほんとよ。

白いストレッチリムジンで乗り付けたおじさんの席に呼ばれた時は緊張しましたね。
「じゃんけんしよう」なんて言うんですよ、そのおじさん。
指3本しかないのに(笑)
相手もわかっていて、ふざけているんでしょうけど、一瞬青くなりました。
でも、優しい方で、高いお酒とか飲ませてくれました。
そういう名残もあって、いまだに安い酒はあまり受け付けません(笑)
てか、僕、お酒に弱い上に、さらに未成年だったんですけどね(笑)
席についておじさんの話し相手をしていると、
「おなか空いてるだろう。おい、こいつに焼そばを持ってきてくれ」
とか気を遣っていただきましたが、
2,000円もするインスタント焼そばをご馳走になるのはさすがに気が引けました(笑)

おかまのお客さんに気に入られた事もあったなぁ。
おかまじゃなくて、いわゆる『モーホー』ですね。
見かけは普通の男の人だったので、うっかり電話番号を教えてしまったのでした。
あとから、他の人に「あいつはモーホーだから気をつけろ」っって言われて...
後日、その人から「遊びに行こう」って何度か電話があって困りましたよ(笑)
がんばって断りましたけどね。

ちなみに、言っときますけど僕はその辺は普通ですからね!
ノーマルな男です!
ちゃんと女性が恋愛対象です。


短かった高校時代は、バイトとバンドに明け暮れてました。
学校の勉強は一切しませんでしたね。
高校受験の当日までドラム叩いてたくらいです。よく合格できたもんだと不思議です。
先輩のバンドやら、近所のおじさんのバンドの手伝いとか、もちろん自分のバンドとか、沢山やってました。

バイトは、コンビニエンスストア『ミニストップ』
(『ミニスト』とか『ミニップ』って略してましたよ。どうでもいいけど。)
ミニストップの"クリーミーサンド"が好きだったなぁ。 
今でも大好きなのはプリンパフェですね。あれは最高!!
ソフトクリームも安くておいしいし....
あ、話が脱線!
そのミニストップのバイトの時に、店長に教えられたのが、『お客様第一』という考えでした。
まあ、サービス業としては当然なんですけど、でも、そんな当たり前の事さえもできてないコンビニ店員は多いですよね。

常にお客様の動きに気を配り、レジにお客様が2人以上並んだ時は、品出し中でもバックヤードにいても、すぐにレジにかけつけろということをしつこく叩き込まれました。
お客様を極力お待せすることがないようにという事なのです。
なので、僕は今でもコンビニのレジとかで、お客が沢山並んでるのに、バックから誰も出てこなかったり、ダラダラと品出ししたりしているようなコンビニに遭遇するとイラッとします。
僕が店内で『レジお願いしま~す!』と叫ぶこともあります。
嫌なお客かもしれませんけどね(笑)
でも、本来は一人でレジ打ちしている店員が言うべき事なのですよ(もしくは呼び出しチャイムを鳴らすとか)

その時に『お金は両手で受け渡しする』という事も教わりました。
まあ、実際は片手でやりとりしている店員さんが大半ですし、それに関しては僕も特に気にはしませんが、
でも、たまに両手で受け渡しする店員さんに遭遇すると『お、できるな!』と感心します(笑)

あとは挨拶と笑顔ですね。
お客さんがお店に入ってきた時は「いらっしゃいませ」
出て行った時は「ありがとうございました」
これは基本中の基本です。
当然、品物を買わずに出て行った場合でも「ありがとうございました」です。
店内でお客さんとすれ違う時は「うしろ失礼します」とか「いらっしゃいませ」とか声をかける。
とか、そういう当たり前の事を教えてもらいました。
でも、意外にできてない店員は多い。

だから、そういう最低限の事ができてない店員さんがいるとけっこう気になりますね。
ま、どうでもいいですけどね。
気分悪ければその店には行かなければいいだけの話です。
もしくは本部に報告して改善させるとかね。
(僕は近所のうるさいじいさんじゃないので、よっぽどじゃない限りそこまではしませんけど)

まあ、心のこもってない形だけの「いらっしゃいませ」なら言わない方がマシのかもしれないとかも思ったりしますね。
品出ししながら、商品に向かって「いらっしゃいませー」というのは本当はおかしいことですしね。

コンビニでバイトしてたときは「笑顔を忘れずに」までは言われませんでしたが、
個人的には笑顔はとても大切だと思いました。
まあ、無理して営業スマイルしろとは言いませんけど、
実際に僕がお客として、店員さんに自然な笑顔で対応されたときは、とても気持ちいいです。
癒されます。(もちろん男女問わずですよ。)
そういうお店には「また行きたい」と思います。

そう言えばマクドナルドでは、"スマイルを0円"で売ってましたね。
でも、注文しないと売ってくれなかった気もしますけどね。(笑)
あれ? そういえば、まだ売ってる? メニューにある? 最近見ないような?
もしかして販売中止になったか?
こういうご時世だから、新鮮なスマイルを仕入れるのが困難になったのかな?
アメリカのマクドナルドに行った時はびっくりしましたからね。
店員の横柄でブス~ッとした態度!! 
『アメリカのマクドナルドにはスマイルは売ってないのか???』
と思ったら さすがにメニューには「SMILE」は載ってませんでしたよ。
じゃあ、仕方ないね!(笑)

コンビニの他に、"日本屈指の某大手スーパー"のお惣菜コーナーでバイトもしましたよ。
あれも、いろいろ勉強になりました。
さすがにこのご時世、今はもうやってないとは思いますが、
僕がお惣菜(お弁当とか揚げ物とか)のコーナーにいたときは、
売れ残ったお惣菜をバックに引っ込めて、ラベルを貼り変えて翌日に出すというのは普通にやってました。
あとは、冷蔵や冷凍品のコーナーで賞味期限が近くなったり切れたりした物を、調理してお惣菜コーナーにだすということもしてました。
まあ、それに関しては、無駄が無くていいとは思いましたけどね。
で、総菜コーナーのチーフが裏で揚げ物とかをしてるんですが、
床に落ちた物をそのままフライヤーの中に入れて揚げたりもしてましたね。
普通にやってました。
「高温で殺菌されるからいいんだよ」って。
床、めっちゃ汚かったんですけどね。
まあ、そういう話は居酒屋のバイトをしてた人とかからもよく聞く話でもありますよね。
そういうのを見たり聞いたりしてたので、いまだに飲食店に行くと不安になる事もありますよ。
僕のバイトしてたコンビニにはありませんでしたが、レジ横のおでんの中に落ちた虫を定期的にすくわなきゃいけないとかもありますよね。
まあ、そんなこといちいち気にしてたらなにも食べられなくなりますけどね。

商店街の個人がやってる小さなお米屋さんで、ちょこっとだけバイトしたこともあったなぁ。
そこでもいろいろ学んだなぁ。 大人のズルさとか、汚さを。
喧嘩してやめたっけ。 でも僕は悪くないので、きっちりバイト代は払わせましたけどね。

あとは、ハコバンやめてアメリカに遊学に行って帰国してきた時に、最初は音楽だけでは食っていけなかったので、バイトもしましたよ。 
芸能プロダクションの留守番とかもしましたし、モデルもどきやら俳優もどきの仕事をしたりもしました。

いろんな業界には裏があるものです。
大人になればなるほど、社会の裏側を知って幻滅したりもします。
でも、そういうのを知ってこそ大きくなれる気もします。
だけど、知らない方が幸せな事もあったりしますけどね(笑)
ま、将来なにをするにしても、学生時代にバイトとかは絶対にしておくべきだと思いますね。
もしかすると。学校の勉強よりも大切かもしれません。


あれ? 俺は、結局何が言いたかったんだ?
思い出話をしたいんじゃなかったんだけど。
なんか話がまとまってませんね。
しかも、めっちゃ長文!!
ここまで読んだ人、いる??

あ、思い出した!
元はと言えば、今日コンビニに入った時に、男女の店員同士が楽しそうにレジでおしゃべりしてて、
「いらっしゃいませ」の言葉も無かったのに腹が立って、それでこのブログを書き始めたんだっけ。

挨拶もそうだけど、なんだかんだ"笑顔"が一番大切だと感じる今日この頃。
作り笑顔じゃなくて、自然な笑顔で対応できる店員さんは素晴らしい。
僕自身がうまく笑えない人だから、尚更かもしれないね。

サービス業は、なによりも笑顔が一番大切な気がしてきた。
いや、当然サービス業だけに限らず、人類全てに笑顔は必要だよ。

心のこもってない「いらっしゃいませ」なら言わない方がマシのかもしれない。
でも、きちんと人の顔を見ながら、自然な笑顔で対応できる店員さんを僕は素敵だと思う。
(もちろん、男女問わずだよ)
そういう店員さんが接客してくれるのなら、そこが他のお店よりも値段が高かったとしても通いたいね。

まあ、でも"本物の新鮮なスマイル"は、仕入れるのはとても難しいよね。


僕もなるべく笑顔でいけるようにしよう...

僕はひねくれ者なので、諺とか嫌いなんだけど、
『笑う門には福来る』
というのは本当にそうだと思うんだ。




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