グリコ『DONBURI亭 激辛四川風麻婆丼』

グリコ『DONBURI亭 激辛四川風麻婆丼』

辛さレベル：☆☆+
旨さレベル：☆☆
※レベル表記方法についてはこちらのページを。


去年の年末に食べた、グリコの『DONBURI亭 麻婆丼』の激辛ヴァージョンが出ました。

前回のはフライドガーリック入りの辣油が付いていましたが、今回はなにもついていません。


見た目は、あまり美味しそうに見えません（笑）
特に、豆腐が．．．
ま、レトルトだからしょうがないですね。


食べてみると．．．．


甘い！！！

やっぱり甘い！！

前回のも甘かったけど、これもやっぱり甘い。

辛さ的には、前回のよりも多少辛い気はするけど、それでもまったく激辛ではないです。

辣味も弱いけど、麻味に関してはまったくないです。

全然四川風ではなく、「日本風のマーボードーフ」という感じです。
いや、べつにマズくはないし、普通には食べられるんだけど、四川風麻婆豆腐だと思って食べると完全に別物になっている。

パッケージには『豆板醤のコクと焙煎唐辛子の辛さ』と書いてあるけど、豆板醤の味が感じられないし、辛さも弱い。
これ、一応『激辛』なんだよね？　
同社のカレー『LEE45倍』は、そこそこ辛いんだけどなぁ。
激辛を謳うなら、最低でもLEEの45倍位の辛さはだしてほしいところだ。

花椒を入れてみたけど、やっぱり合わなかった。


原材料をみると、前回のとほぼ変わっていないようで、やはり砂糖が大量に使われているらしい．．．

四川式の麻婆豆腐は、基本的には砂糖は使わないのです。
麻婆豆腐の甘さは、肉や豆腐からでる自然の甘さで充分なのです。

しかも、豆板醤なんて、ずいぶん下の方に出てくるし。香辛料より少ないらしい。
麻婆豆腐は豆板醤がメインなんだけどなぁ。
『麻婆丼』で、互換に欠けるのを前提としているから、もっともっと甘さは抑えてもいいんじゃないかと思う。
なんで砂糖を大量に使うのかなぁ。


グリコの製品は『LEE30倍（カレー）』が好きなので、麻婆豆腐もがんばって欲しい。
四川風の激辛麻婆丼というを商品を出した事は評価したいですが、もっと四川風麻婆豆腐について研究してほしい気がします．．。激辛についても、もっともっと！！さすがに、激辛というにはほど遠いです．．．