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サンヨー食品『ファイヤーホール4000 四川火鍋風ラーメン 旨辛麻辣仕立て』
辛さレベル:☆☆
旨さレベル:☆☆☆+
何と!
火鍋の名店『ファイヤーホール4000』監修の四川火鍋風ラーメンのインスタントラーメンが出ていました。
ファイヤーホール4000のオーナーである菰田さんは、四川飯店グループの総料理長だった方です。
僕は、菰田さんが四川飯店時代(スーツァンレストラン陳)にいらっしゃった時に、某TV番組の企画で菰田さんが直々に作った麻婆豆腐を頂いたことがあるのですが、それはもう絶品でした。
その時から菰田さんのファンです。
その後、五反田に火鍋の専門店を出したのですが、最初の頃は『ファイヤーホール陳』という店名で四川飯店グループのお店だったと思うのですが、いつの間にか店名が『ファイヤーホール4000』に変わっていました。
おそらくですが、菰田さんがお店を買い取って独立されたのでしょうかね?
真相は不明ですが、まあ、美味しければいいんです。
で、その菰田さん監修の 『四川火鍋風カップラーメン』!!!
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"店舗で提供される火鍋に〆の麺を入れた味わいを再現したラーメン"との事です。
なるほど。
この、パッケージに描かれている金色の物体は何だ?と、数秒間悩みましたが、鍋の取っ手なんですね。
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中身はこんな感じ。
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具はチンゲン菜、鶏つみれ、唐辛子、椎茸、ネギ、です。
粉末スープがあらかじめ麺や具と一緒に入っていますが、最後に液体スープで仕上げるタイプです。
お店では手作りの豆板醤を使用していると思いますが、さすがにインスタントには使用してないか・・・。
原材料を見てみます。
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食塩、香辛料、豆板醤が多めです!!!
でも、それ以上に"糖類"が多いのが気になる・・・。 糖類が一番多いのか!!
あと、四川醤というのが入ってますね。 何だろ? 四川醤って。
推測ですが、この"四川醤"は、四川鍋風味をだすための各種スパイスなどが入っているのでしょう。で、原材料を公表したくないので"四川醤"としてまとめているのかなと。(憶測です。)
お湯を入れて3分。
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具はカップの表面を覆い尽くす程度の量は入っています。見栄えは悪くないです。
チンゲン菜が多めです。 唐辛子の赤もいいアクセントになっています。(赤ピーマンを使ってないところがいいですね笑)
液体スープを入れて、よくかき混ぜて出来上がり。
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なかなか美味しそう!
スープの色や、野菜の小ささが、確かに〆の火鍋感を出しています(笑)
食べてみます。
あららら・・・・
甘い・・・・。
結構甘い・・・。
〆の頃の鍋なので、具材から色々なエキスや甘みがスープに出切ったところを再現した甘さ?
いや、それにしてはちょっと甘すぎるかなぁ。
香辛料の風味が確かに火鍋っぽいし、程よい薄さが〆の火鍋っぽさを出している気がします。
でも、僕的にはちょっと甘すぎる・・・・。
基本的な味は確かに美味しいんですけどね。
まあ、確かに、火鍋の〆といえばそんな感じがしますね。
花椒の風味もちゃんとあるのですが、麻辣は弱めです。
まあ、スーパーやコンビニで売られるカップラーメンですから、万人受けするように麻辣は控えめにしなくちゃいけないのはわかりますが、とにかく甘すぎるかなぁ・・・。
最後までデフォルトのまま食べてみましたが、食後にほんのり麻辣が口の中に残ります。
万人ウケする程度の麻辣に仕上がっていると思います。
スープ原材料で一番多いのが『糖類』なので、そりゃ甘くて当然でしょうけど、何でここまで甘くしちゃったんだろう?という感じです。
美味しかったんだけど、甘すぎるのが残念・・・・。
麺には全粒紛小麦粉が使われているようですが、全粒粉の含有率は5%なので、いまいち効果はわかりません。 ちょっと硬めな歯触りではありますが。
ちなみに、実店舗では何食べてもだいたい美味しいです。
僕は宜賓燃麺が特に好きです!(火鍋じゃないんかい!)
でも、ランチメニューには、それこそ火鍋をラーメンにした"火鍋湯麺"というメニューがあります。
<a href="https://blog.goo.ne.jp/ryo_drummer/e/1ab1cd0f335a1267e88c63fc72567a79" target="_blank">火鍋湯麺は生インスタント麺で商品化もされています。</a>
インスタントの"火鍋湯麺"は申し分ない美味しさだったんだけどなぁ。