先日、某イベントに出演しました。
そのイベントは、とある商業施設内で演奏するため、騒音を考慮してか"生ドラム"は使わないでくださいという事だった。
"小さい音で叩くから"ということで交渉してもらったけど、ダメだった。
なので、俺は家に組んであったエレクトリック・ドラムを使う事にした。
本当は ヒップギグが使えると運搬もセッティングもバラしも非常にラクなんだけど、
音量の問題で生ドラムが使えないというならしょうがない...。
YAMAHA DTXTREME II Sの出動だ。
エレクトリックドラムは、上の写真のように普段はラックに組んであるのだが、ラックが大きすぎて車に積めないのと、ラックをバラすにしても手間がかかるので、スタンドに組むことにした。
で、できあがったのが下の写真のセットだ。
さすが、YAMAHAのドラムは "システム・ドラム" と言うだけあって、アコースティックドラムセットのタムホルダーやスタンド等のパーツをそのままエレドラにも流用できるのだ。 すばらしい。
しかし、エレドラはバンドアンサンブルになると音量のバランスが難しい。ダイナミクスのつけかたとか...
今回のライブはドラム脇にモニターがなく、フロントのモニターから聞こえてくる音を頼りに演奏した。
自分が叩いた音が、手元ではなく離れたところから聴こえてくる。
とても不思議な感覚だ。
せめてイヤモニで出音を返してもらうべきだった....
で、なんとか無事に本番が終了した。
俺のグループの後に演奏するのは、どこかの消防隊のブラスバンドで、ステージ脇に楽器を持って待機していた。
彼らが準備している楽器を見ると... あれ? スネアドラムがあるぞ。 あれ? ハイハットも?
ん? バスドラムもある! シンバルも。 タムタムも!! コンガ等のパーカッションも!!!
どういうことだ????????
生ドラムは騒音の問題で使っちゃだめなはずじゃ??????
セッティングを見ていると、ちゃんとドラムセットをフルセットで組んで、その脇にはパーカッション!!
ブラバンだったら 生ドラムはOKなのか? なぜだ!!
俺、一生懸命考えて、工夫してエレドラを持って来たのよ?
きっと主催者は音楽に"偏見"を持っているのに違いなかった。
☆エレキギターのいるバンド=ロック=うるさい
☆ブラスバンド=クラシック系=うるさくない
きっとこんな感じの偏見だろう。
『エレキギター=不良』以上の偏見だ!!
(↑いつの時代だよ!)
ここではっきりさせておきたいが、ブラスバンドのドラムはその他大勢の楽器に負けないようにそれなりの大きな音量が要求されたりする。 ラッパは、軍隊の合図にも使われるように大きな音が出る楽器だ。ブラスバンドは、そんなラッパ系の楽器が大勢いるわけだから、全員が一斉に音を出したら(もちろん強弱にもよるが)かなりの音圧と音量になる。ブラスバンドのドラムはそれに負けないくらいの音量が必要だったりするのだ。
一方、エレキ系のバンドは、そりゃあアンプのボリュームをフルに上げればかなるうるさいよ。 しかし、電気楽器なので、いくらでもボリュームを下げることができるのだ。で、ドラムはそれにあわせて小さく叩けばいい。
まぁ、パンクやメタル系のバンドがそんなことやってたらどうしようもないけど、俺のバンドはPOPS系のバンドだ。
しかも静かめの曲をチョイスしてきた。
なので、ブラスバンドよりも小さい音量での演奏は充分に可能だ。
ていうか、そんなに意識しなくてもブラバンよりは音量は小さく演奏するだろう。
もちろん、生のドラムを小さい音量で叩くという事は意外に難しく、それなりにテクニックを要する。小さい音で叩けないドラマーもいるだろう。
しかし、俺は色々なドラムの修羅場をくぐり抜けてきた! マンションの1階にあるバーで叩いたり、防音設備のないクラブで叩いたり、時にはドラムスティックの代わりに菜箸で叩く事もあった。
まぁ、それはどうでもいい。
なぜ、ブラバンのドラムセットはOKで、POPS系のバンドのドラムセットはダメなのか??
同じアコースティックドラムなのに。
それはあきらかに音楽のジャンルに対する偏見以外のなにものでもないだろう。
やりきれない気持ちを胸に会場を後にした。
そのイベントは、とある商業施設内で演奏するため、騒音を考慮してか"生ドラム"は使わないでくださいという事だった。
"小さい音で叩くから"ということで交渉してもらったけど、ダメだった。
なので、俺は家に組んであったエレクトリック・ドラムを使う事にした。
本当は ヒップギグが使えると運搬もセッティングもバラしも非常にラクなんだけど、
音量の問題で生ドラムが使えないというならしょうがない...。
YAMAHA DTXTREME II Sの出動だ。
エレクトリックドラムは、上の写真のように普段はラックに組んであるのだが、ラックが大きすぎて車に積めないのと、ラックをバラすにしても手間がかかるので、スタンドに組むことにした。
で、できあがったのが下の写真のセットだ。
さすが、YAMAHAのドラムは "システム・ドラム" と言うだけあって、アコースティックドラムセットのタムホルダーやスタンド等のパーツをそのままエレドラにも流用できるのだ。 すばらしい。
しかし、エレドラはバンドアンサンブルになると音量のバランスが難しい。ダイナミクスのつけかたとか...
今回のライブはドラム脇にモニターがなく、フロントのモニターから聞こえてくる音を頼りに演奏した。
自分が叩いた音が、手元ではなく離れたところから聴こえてくる。
とても不思議な感覚だ。
せめてイヤモニで出音を返してもらうべきだった....
で、なんとか無事に本番が終了した。
俺のグループの後に演奏するのは、どこかの消防隊のブラスバンドで、ステージ脇に楽器を持って待機していた。
彼らが準備している楽器を見ると... あれ? スネアドラムがあるぞ。 あれ? ハイハットも?
ん? バスドラムもある! シンバルも。 タムタムも!! コンガ等のパーカッションも!!!
どういうことだ????????
生ドラムは騒音の問題で使っちゃだめなはずじゃ??????
セッティングを見ていると、ちゃんとドラムセットをフルセットで組んで、その脇にはパーカッション!!
ブラバンだったら 生ドラムはOKなのか? なぜだ!!
俺、一生懸命考えて、工夫してエレドラを持って来たのよ?
きっと主催者は音楽に"偏見"を持っているのに違いなかった。
☆エレキギターのいるバンド=ロック=うるさい
☆ブラスバンド=クラシック系=うるさくない
きっとこんな感じの偏見だろう。
『エレキギター=不良』以上の偏見だ!!
(↑いつの時代だよ!)
ここではっきりさせておきたいが、ブラスバンドのドラムはその他大勢の楽器に負けないようにそれなりの大きな音量が要求されたりする。 ラッパは、軍隊の合図にも使われるように大きな音が出る楽器だ。ブラスバンドは、そんなラッパ系の楽器が大勢いるわけだから、全員が一斉に音を出したら(もちろん強弱にもよるが)かなりの音圧と音量になる。ブラスバンドのドラムはそれに負けないくらいの音量が必要だったりするのだ。
一方、エレキ系のバンドは、そりゃあアンプのボリュームをフルに上げればかなるうるさいよ。 しかし、電気楽器なので、いくらでもボリュームを下げることができるのだ。で、ドラムはそれにあわせて小さく叩けばいい。
まぁ、パンクやメタル系のバンドがそんなことやってたらどうしようもないけど、俺のバンドはPOPS系のバンドだ。
しかも静かめの曲をチョイスしてきた。
なので、ブラスバンドよりも小さい音量での演奏は充分に可能だ。
ていうか、そんなに意識しなくてもブラバンよりは音量は小さく演奏するだろう。
もちろん、生のドラムを小さい音量で叩くという事は意外に難しく、それなりにテクニックを要する。小さい音で叩けないドラマーもいるだろう。
しかし、俺は色々なドラムの修羅場をくぐり抜けてきた! マンションの1階にあるバーで叩いたり、防音設備のないクラブで叩いたり、時にはドラムスティックの代わりに菜箸で叩く事もあった。
まぁ、それはどうでもいい。
なぜ、ブラバンのドラムセットはOKで、POPS系のバンドのドラムセットはダメなのか??
同じアコースティックドラムなのに。
それはあきらかに音楽のジャンルに対する偏見以外のなにものでもないだろう。
やりきれない気持ちを胸に会場を後にした。
完全なる偏見ですね・・・(涙)
どこかのおっさんも以前言われたようです。
エレキを持ってる人は不良・・・みたいなこと。
本当にいつの時代?
戦前のような戦後まもないような・・・・。
主催者側に聴かせておけばよかったかなぁ~
そしたらまた違った?
まぁ、人生そんなもんさ。
>mさま
確か、主催側は音源聴いているはずなんですけどね。
まぁ言われた事に従うのみですけどね...
でもちょっと悲しかったです。
そういえば、エレキを持ってる人は不良と言われた時代は、ドラムを持っていても不良だったんですかねぇ(笑)
野音の音と混じることがあるけれど・・・
日比谷シティでも音出せるんですか?
野音にせよ、あそこはオフィス街なのに苦情はこないんですかねぇ。