がまぐち工房舞々奮闘記

舞々の商品企画、生地やパーツ探し、たまには気分転換に京都をぶらり!

がま口でランチバッグ

2007年07月31日 | 店長日記
がま口のランチバッグを発売してみようかと、
プリントのビニールクロスを物色中です。

プリントのビニールクロスは種類が少なく、
内側にもプリントクロスが使えるか微妙なところです。

そして口金です。
手提げリングのタイプの口金は現在5.5寸の櫛がありますので、
5.5寸の広マチタイプでの製作となる見込みです。
小ぶりなランチバッグになってしまいます。
6.3寸程度で手提げリングのタイプがあればサイズ的にはちょうどかもしれませんが、
6.3寸を広マチにすると大きいです。
非常に大きくて、女性用と考えた時、
大きなお弁当を持ってきているように見えるので、
5.5寸が見た目にも可愛らしくて良いのでは・・と思っています。

そして、がま口の口金はご存知のように、
接着剤と紙紐で止めていますので、
口金を吊るということはかなりの危険行為で、
袋側に重い物を入れて、
口金をリングで持ち上げている訳ですから、
袋が抜けてしまう可能性が大きくなりますので、
大きな口金は袋のサイズも大きくなり、
沢山入ってしまうので、5.5寸が限界のようです。

試作で、どのぐらいのサイズのランチボックスを入れることができるのかを試してみて、
実用範囲なら発売も考えプリントのビニールクロス集めです。
子供用のキャラクター柄はあるのですが、
商品を作ってはいけない生地で、
キャラクター柄はね~。




天ヶ瀬ダムへ

2007年07月30日 | 店長日記
昨日は、職人さんの工房からの帰り、
宇治橋周辺が混んでいたので天ヶ瀬ダムへ迂回。
まあ、折角なので少し涼んでみるかと、
あまり期待せずに車から降りてみました。
以外と風があって涼しいんですね。
(カメラを忘れ写真ありません)

宇治川は琵琶湖からの唯一流れ出す瀬田川が、
滋賀県から京都府に入ると、
宇治川に名前が変わり、
木津川、桂川と三川合流して淀川になります。

宇治川を堰きとめて作ったダムが天ヶ瀬ダムで、
平等院から車で5分程度の街の近くにあるダムです。

ダムから落ちる水を見ながら、
ふと、「名水汲み上げの儀」というのがあったのだと。
この下流の宇治川の水を茶会の折、
宇治橋の三の間から汲み上げられて、
豊臣秀吉の伏見城まで届けたといいますから、
何か不思議な気もします。
昔はダムもなく琵琶湖も綺麗だったので、
宇治川も綺麗だったのでしょう。


縞財布について

2007年07月27日 | 店長日記
いよいよ縞柄を使ってみようかと、
縞財布について調べてみましたが残念ながら縞財布の記述は見つかりませんでした。

「永遠に動きつつ交わらざる平行線」縞柄は難しい。
ということで恐くて、他の柄と合わせの縞柄以外の縞柄のみの縞柄はなかなかさわれませんでした。

で、縞柄についても調べてみました。

『縞柄は室町時代以降南蛮船がインド綿と綿織物をもたらしたのが、縞柄のはじまりとされています。
当時、京をかっ歩した「かぶき者」たちの衣装。それは、ほとんどがコットンでした。「かぶく」とは「傾く」と書き、要するに「尋常でない」「奇抜な」「新奇な」という意味で、それほどまでに彼らのファッションは、規格外だったようです。
そして、インド綿は複雑でシャープな柄を表現することができたので、当時の“かぶいた”ファッションを代表する柄は、先染めの縞柄だったようです。』
とありました。

要するに縞柄は規格外の代表?
ますます、解からなくなってしまいました。

唐草柄に次ぐ「がま口」を・・・

2007年07月26日 | 店長日記
YS店のアクセスがここのところ横ばい状態なので、
検索をチェックしたところ、
やはり、大きく順位が後退、
YS店の検索順位は何がどうなっているのかイマイチ判らないので、
ほっておくしかないのですが、
唐草人気が少し下がったのが原因のようです。
唐草柄以外の生地は定番的に仕入れるのは難しいので、
何か対策を・・・。

検案のパロがま?・・・・・・・

やってみますか。
ちょっと時間が・・・・

柿渋染め?・・・・・・
染めた後の生地は3年は寝かせないと・・

立体縫製なしでギャザーをいれて作る「がま口」フットボールタイプ・・・面白いでしょ。
幾つか試作はしてもらったのですが、
芯地は使わずに作ります。
少し、現在販売中のがま口とは違ってしっかり感がなくってしまいます。
職人さんに話てみますか?

1.6寸半月丸がま口の使い心地

2007年07月25日 | 店長日記
1.6寸半月丸がま口の使い心地、男性編とでもお考え下さい。

最近、手縫いでがま口の1.6寸半月丸を小銭入れとしてずっと持ち歩いています。
それまでは、頭痛持ちなので頭痛薬入れとしてカバンの中に入れる使い方をしていました。
これもカバンの中で薬を見失うとカバンの中身全部を出さなくてはならないことも無くなり、
薬を探すときも直ぐに見つかるので便利に使っています。
紐を付けカバンに繋いでおけば瞬時に見つかります。

で、小銭入れも暫くは紐を付けカバンに吊るしていたのですが、
これが、結構不便と言いますか、
カバンを置く場所が必要になります。
地面に置くとしゃがまなくてはならず、
取り出し易い所は、そのお店のレジによってさまざまで、
結局、その時の状況の左右されます。

そこで、首から吊り下げて見ました。
ほぼOKなのですが、
ブラブラとじゃまになります。
Tシャツの中に入れてしまえばじゃまにならないのですが、
夏場は直接がま口が肌に付いてしまうので、
がま口が汚れやすくなるのとあまり気持ちの良いものでもないので、
今度はジーンズに吊り下げました。

使い心地はそこそこ!
ブラブラならないように紐を短かくしたので、
お金が探し難く、レジでの支払いの時に少し時間がかかります。
コンビニでの買い物の時など、
レジ袋には入れてもらわないようにしていますが、
お金を探しいる内にレジ袋に入ってしまっていて、
折角入れてくれたもの出して返すのも・・・で、

そのまま持つことに・・・要するに普通の小銭入れ(コインパース)です。

ただ、今乗っている車にはコインホルダーのようなものもなく、
料金所などで小銭をポケットから出すのが結構不便でしたが、
1月に1回通るかどうかの高速道路用にETCを付ける気もないので、
車に乗るときポケットからがま口を出して、
コンソールの小物入れに置けば、
料金所での支払い時、
がま口は口がガバッと開き小銭が探し易く、
ワンタッチでの開け閉めで、
これは結構有効でした。

結論、1.6寸半月丸がま口は夏場はそのままジーンズのポケットに入れるのが一番便利のようです。




臨時休業のお知らせ

2007年07月19日 | 店長日記
臨時休業のお知らせ

勝手ながら7月21日、22日は休業いたします。
通常はメールでは無休にて対応しておりますが、
7月21日、22日の「お問い合わせ」および「ご注文」への返信メールは7月23日以降となります。
また、7月20日、21日、22日のご注文分の発送も7月23日以降となりますことご了承下さい。

7月23日以降は通常通り営業いたします。

祇園祭りの宵山や宵々山、山鉾巡行も近くなり

2007年07月13日 | 京都、滋賀およびその周辺地域ぶらり
祇園祭りの宵山や宵々山、山鉾巡行も近くなり先日の車の故障の時に河原町から四条通を歩いた時、
大丸を過ぎたところで、お囃子の練習の音が聞こえてきました。
大丸の隣あたりですから、長刀鉾町だと思うので、
長刀鉾のお囃子の練習だったのでしょうね。

祇園祭りには随分と長い間いっていないような、
とにかく混んでいて暑くてたまらないという記憶ばかりが先行して、
宵山や宵々山にはなかなか足が向きません。
山鉾巡行は宵山よりはましで、
中学、高校のころは祖母に頼まれて、
チマキを貰いによく行きました。

その頃の話ですが、
山鉾巡行の時、沿道にチマキが鉾から投げられるのですが、
有料観客席では結構拾えるようですが、
そのほかの場所は人も多くなかなか拾えません。
何度も行っているうちに気づいたのですが、
山鉾巡行の最終に御池通から細い通りの新町通に辻回しがあり、
この辺りで山鉾が少し渋滞して、
最終に新町通に入って行きます。
そして、ここでほぼ巡行も終りなので、
余ったチマキを投げて行くのか、
チマキを投げるのが多いように見えたました。
何十年も前の話で、今はどうなのかは判りませんが、
ひょっとするとチマキポイントかもしれません。