6月1日(日)まで大阪歴史博物館6階特別展示室にて開催(9:30-17:00 休館日は火曜日)
大阪歴史博物館では、NHK大河ドラマ特別展「天璋院篤姫展」を開催します。徳川家に伝わった天璋院篤姫に関する衣装や調度品、幕末・維新期の歴史情勢を示す資料など約250点(うち国宝8点、重要文化財2点)を通して、天璋院篤姫の波乱に満ちた生涯を紹介します。
天璋院篤姫は、薩摩藩主島津家の一門である今和泉家に生まれ、藩主島津斉彬の養女となったのち、安政3年(1856)、第13代将軍徳川家定の正室(御台所)となりました。将軍の正室は公家の娘などから選ばれることがほとんどであった当時、非常にまれな大名家からの輿入れでした。
家定没後、幕末の揺れ動く政情のなかで、養母として第14代将軍徳川家茂を支え、その夫人和宮とともに大奥を取りまとめます。戊辰戦争が始まった慶応4年(1868)、官軍が江戸に迫るなか、徳川家の存続を願って、官軍隊長に嘆願書をしたためます。このことが徳川家の家名存続に大きな役割を果たしました。
幕末・維新の激動期を生きた天璋院篤姫。その人生は、時代の波に翻弄されながらも、強い意思と信念を持って自らの責任を全うしたものでした。その凛とした生き方は、時代を超えて私たちの胸を打つことでしょう。
本展では、天璋院篤姫の生涯について、時代を追って紹介します。豊富な実物資料をもとに、その人物像と彼女が生きた時代背景に迫ります。
【展示構成】
プロローグ 篤姫のふるさと薩摩
第一章 御台所への道のり
第二章 婚礼~将軍家定と敬子~
第三章 江戸城大奥
第四章 幕府瓦解~徳川家存続への思い~
エピローグ 明治の天璋院
【講演会】
日時 5月17日(土)14:00~15:30(13:30から受付)
会場 大阪歴史博物館4階 講堂
講師 木村幸比古氏(霊山歴史館学芸課長)
演題 「明治維新とは-徳川幕府の役割-」
定員 250名(当日先着順)
参加費 300円(特別展観覧券あるいは半券を提示の方は無料)
【観覧料】
特別券 常設展共通券
大人 1,000円 1,500円
高大生 750円 1,080円
【問合せ】大阪歴史博物館
〒540-0008 大阪市中央区大手前4丁目1-32
TEL:06-6946-5728/FAX:06-6946-2662
大阪歴史博物館では、NHK大河ドラマ特別展「天璋院篤姫展」を開催します。徳川家に伝わった天璋院篤姫に関する衣装や調度品、幕末・維新期の歴史情勢を示す資料など約250点(うち国宝8点、重要文化財2点)を通して、天璋院篤姫の波乱に満ちた生涯を紹介します。
天璋院篤姫は、薩摩藩主島津家の一門である今和泉家に生まれ、藩主島津斉彬の養女となったのち、安政3年(1856)、第13代将軍徳川家定の正室(御台所)となりました。将軍の正室は公家の娘などから選ばれることがほとんどであった当時、非常にまれな大名家からの輿入れでした。
家定没後、幕末の揺れ動く政情のなかで、養母として第14代将軍徳川家茂を支え、その夫人和宮とともに大奥を取りまとめます。戊辰戦争が始まった慶応4年(1868)、官軍が江戸に迫るなか、徳川家の存続を願って、官軍隊長に嘆願書をしたためます。このことが徳川家の家名存続に大きな役割を果たしました。
幕末・維新の激動期を生きた天璋院篤姫。その人生は、時代の波に翻弄されながらも、強い意思と信念を持って自らの責任を全うしたものでした。その凛とした生き方は、時代を超えて私たちの胸を打つことでしょう。
本展では、天璋院篤姫の生涯について、時代を追って紹介します。豊富な実物資料をもとに、その人物像と彼女が生きた時代背景に迫ります。
【展示構成】
プロローグ 篤姫のふるさと薩摩
第一章 御台所への道のり
第二章 婚礼~将軍家定と敬子~
第三章 江戸城大奥
第四章 幕府瓦解~徳川家存続への思い~
エピローグ 明治の天璋院
【講演会】
日時 5月17日(土)14:00~15:30(13:30から受付)
会場 大阪歴史博物館4階 講堂
講師 木村幸比古氏(霊山歴史館学芸課長)
演題 「明治維新とは-徳川幕府の役割-」
定員 250名(当日先着順)
参加費 300円(特別展観覧券あるいは半券を提示の方は無料)
【観覧料】
特別券 常設展共通券
大人 1,000円 1,500円
高大生 750円 1,080円
【問合せ】大阪歴史博物館
〒540-0008 大阪市中央区大手前4丁目1-32
TEL:06-6946-5728/FAX:06-6946-2662