長崎市は、まち歩き観光キャンペーン「長崎さるく」のコース167カ所に「さるく説明板」を設置した。日英中韓4カ国語で、名所やゆかりの人物を解説。「市街地にこれだけきめ細かく説明板を立てるのは全国でも珍しいのでは」(市さるく観光課)という。
167カ所は、45のさるくコースや旧長崎街道などのうち、案内情報が知られていない名所や、新たに“発掘”された名所を中心に、自治会やボランティアガイドの要望を受け選んだ。
亀山社中跡周辺の「龍馬通り」では陸奥宗光、中島信行ら海援隊士を紹介。江戸時代は長崎港の岸壁だったJR長崎駅前では各藩の蔵屋敷が軒を連ねていたが、それら11藩の蔵屋敷跡を古地図とともに紹介もしている。
観光客からは「とても分かりやすい」と好評といい、市さるく観光課は「街中に残る豊かな歴史を、さるいて実感してほしい」。今後も要望があれば拡充を検討していくという。
毎日新聞 2008年5月10日 長崎版
167カ所は、45のさるくコースや旧長崎街道などのうち、案内情報が知られていない名所や、新たに“発掘”された名所を中心に、自治会やボランティアガイドの要望を受け選んだ。
亀山社中跡周辺の「龍馬通り」では陸奥宗光、中島信行ら海援隊士を紹介。江戸時代は長崎港の岸壁だったJR長崎駅前では各藩の蔵屋敷が軒を連ねていたが、それら11藩の蔵屋敷跡を古地図とともに紹介もしている。
観光客からは「とても分かりやすい」と好評といい、市さるく観光課は「街中に残る豊かな歴史を、さるいて実感してほしい」。今後も要望があれば拡充を検討していくという。
毎日新聞 2008年5月10日 長崎版