大阪龍馬会

1987年に創立して2017年は創立30周年。龍馬好きの集まった大阪龍馬会が龍馬会の活動をお知らせします。

萩-彦根 因縁払拭 友好築く 市長、井伊家ら 松陰の墓参り計画

2009-06-18 05:00:00 | 幕末ニュース
 江戸時代末期、安政の大獄(1858~59年)で吉田松陰ら尊皇攘夷派を弾圧した幕府大老、井伊直弼(なおすけ)(1815~60年)の国元にあたる滋賀県彦根市の獅山向洋市長が8月下旬、市の人気キャラクター、ひこにゃんや市民とともに、山口県萩市を訪れ、松陰の墓を参る計画を進めていることがわかった。11月には萩市長らが彦根市を訪問する予定もあり、幕末の因縁が約150年の歳月を経てようやく晴れると期待されている。

 彦根市は「桜田門外の変」で直弼を殺害した水戸藩浪士の地元、水戸市と昭和43年に親善都市提携を結んでいる。しかし、直弼が処罰した尊皇攘夷派側の自治体とは、これまで目立った交流をしてこなかった。

 彦根市は昨年から開催中の観光イベント「井伊直弼と開国150年祭」を機に、獅山市長が尊皇攘夷派の志士を生んだ都市との友好親善を発案。吉田松陰の墓参について萩市に打診したところ、萩市側は松陰ゆかりの団体の関係者らが出迎えることになった。

 墓参には公募の市民と井伊家18代当主で、彦根城博物館の井伊直岳館長も参加するという。

 獅山市長は「開国150年を機に心のわだかまりを解き、萩市や他の都市とも市民同士の友好関係を築きたい」と話している。

6/10 産業経済新聞社


よければ下記をクリックしてください。
人気ブログランキングへ
一日一回クリックしてもらえたらうれしいです。