合気道 明龍館 吹上同好会 Aikido MEIRYUKAN Fukiage

埼玉県北部の吹上で合気道の稽古を行っています。

審査稽古のはじまり・・・2/20吹上

2016年02月21日 | プロフィール

 この日は朝から雨が降り、それなりに寒い日となりました。まさに三寒四温。でも花粉症の症状が出始めて春の訪れを実感する今日この頃です。


また、春の審査に向けて審査稽古が始まりました。皆さん、それぞれ目標を持って取り組みましょう。やる気になってやるのと、なんとなく惰性でやるのとでは全く充実感が違いますし、上達の度合いも変わってきます。今回受ける、受けないはそれぞれの判断ですが、取り組みはしっかり行いましょう。

まずは少年部。今日もしっかり受け身から。杖を使った受け身から、空中で短刀を掴みながらする受け身までさまざま。




その後は審査では必ず出る基本動作6本。一人は中学生なので相対で。本当に出来ていそうで出来ていない、出来てなさそうでやっぱり出来ていないのが基本動作。普通は「基本」と言えば初心者の時にほんの一時、通過するのがそうだと思いますが、養神館は違うんです。やっている限りずっと基本動作からは離れられない。で、少年部どうだったかと言えば・・・中学生を見ていましたが、うーん。。。動作がどうのという以前に、指が開かない、足がねじれる、という具合。本人のやる気さえあれば時間がかかっても矯正していきます。
受け身の練習、基本動作とくれば次は技。正面打ち自由技を3本目まで行いました。一般のクラスでジム先生から「rhythm~リズム」と指摘を受けましたが、やっぱりその通りで、どうしても1・2・3とぶちぶち切れてしまう。受けが仕手に合わせるのではなく、受けが仕手のリズムを作るのも大事かなと思いました。投げられたらすぐ立ってまた打ち込む、その場で立ち止まらないなど気を付けましょう。自由技もこの少年部のメンバーは初めてではないので「できない」と諦めず、ゆっくりとでもいいので思い出しながらやって前回よりは進歩があるように。


一般初級クラスも受け身から基本動作6本。もう皆さん、相対でやっています。基本動作が技のベースになっていますので、丁寧に着実に行っていただければと思います。スピードは不要です。その後は各自審査稽古。

一般クラスはこのところの定番、ただまっすぐではなく悪い体勢からの受け身から始めました。実践的な受け身ですから身についた時が楽しみです。
その後はやっぱり技の中で出来なければ仕方ないということで、自由技をしながら受け身です。しかも左右できなきゃということで、もちろん仕手も左右で技をかけます。これがどういうことなのか・・・正直、頭が大混乱。習慣というものは恐ろしい。いつもと逆方向の自由技ができない。。。いや、やればできなくはないが、とっさに出てこない。もし暴漢が右手を取りに来たら、「いや、ダメだ。左手を取りに来い!」とは言えないもんなあ。じゅんやに聞いたところ、海外では自由技は普通に左右でやっているとのこと。偏りはいかん。今後はちょっとずつやっていきましょう。


技は後ろ技2本。両手持ち小手返し1と肘当て呼吸投げ1。後ろ技における崩しを教えていただきました。「受けのイメージで崩す」というジム先生の言葉がとてもよくわかりました。技の方はなかなかうまくいきませんでしたが。。。
その後は審査稽古。2人取りなどを行いました。
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この日ははるばるじゅんやが出稽古に来てくれました。病欠していたKTさんも復帰。このところ、若干寂しかった一般部がとても活気があるものになりました。
なかなかじゅんやの技、受けをを実地に見ることはできないので良い勉強になりましたし、最後、後ろ両手持ち十字投げと後ろ技の内よけを教えてもらいました。面白い技だ~。でも十字投げはちょっとおっかない技なので使い方をよく考えないといけない。内よけについてはこういう発想はなかったなあ~という印象。とにかく、よく研究してるね。また時間があれば吹上に来ていろいろこういう置き土産をしていってください。

吹上同好会 さいとう