お菓子屋さん 「たねや」さんのみどり

【心地良いみどり 863】

いつもありがとうございます。

「街ナカみどり伝道師」であるryu.gardenです。

「このみどりの空間、いいなぁ」と

ココロが震えた、感動した、安らいだ、
リフレッシュ、気分転換となる、

そんな街ナカのみどり、居心地良い時間から届く
幸福感をお伝えします。

ココロのエネルギーチャージに役立ちますよ。

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三越や高島屋、西武、阪急などの百貨店にある

和菓子やバームクーヘンで有名な
「たねや」さんがつくる緑、光景があります。

滋賀県近江八幡市にある
ラ コリーナを体験してきました。





近江八幡市は琵琶湖に近く、
豊かな水景と山々の裾野がつながる
かつて日本のどこにでも見られていた典型的な里山の風情が
色濃く残る地域です。






ラ コリーナの大きさは東京ミッドタウンほど。

この広い敷地に
和菓子、洋菓子の店舗、飲食施設、
自社農場、田んぼ、本社、従業員用の保育園などがある

みどりと共生している複合体となっていましたよ。








今回は芝生の屋根が美しい店舗の
エントランスをご紹介します。






港の船着き場をイメージした駐車場から
アラカシの生垣を潜ると
(人工的な景色を遮断する大切なみどりの壁)

このみどりの建築が現れます。

裏山の借景と調和する美しいお店ですね。




この美しい光景をつくるため
見えていた山裾の電柱を自費で地中化し
その電柱についていた灯も施工したそうです

とても、とても手間とお金をかけて
つくられた景色です。





この店舗につながる園路は直線ではなく
有機的な柔らかな線が引かれていましたよ。




滑り止めの強い刷毛引きと
藁の茎を散りばめた仕上げのデザインです。






日当たりが良い場所なので
キノコのような木陰の休憩所があります。



この屋根のてっぺんに木が植えられていました。
頭に木を植えるというテーマが
ここの施設には至る所にありますよ。



建物の屋号、戦国時代の鎧兜のデザインのようです。




小熊笹の海と草屋根、土壁でつくられた光景

季節や訪れる時間でその見え方、感じ方が
変わるであろう、生きている施設ですね

ここがお菓子屋さんとは思えない、
「たねや」さんらしい社会へのメッセージ、アプローチですね

次回もここのみどり話を続けます