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長岡から釜石へ勇気と希望を!

2013年11月02日 | イベント
長岡市を舞台に、鎮魂と追悼、祈りをテーマにした映画「この空の花 長岡花火物語」(大林宣彦監督)が、東日本大震災の被災地・釜石商工高校のはまゆりホールで11月2日、凱旋無料上映されました。長岡花火は戦争や自然災害の犠牲者に対する慰霊のため毎年8月2日、3日に開催されており、憲法9条改正論議もある中、平和の意義と復興へと立ち上がる人間の勇気について考える素晴らしい映画でした。直径650メートルの大輪を咲かす「正三尺玉」や、幅1・7キロの16カ所から3分間に打ち上げる1尺玉120個など900連発は、観客80万人以上を魅了します。釜石の方にもぜひ本物の長岡の花火を見に来ていただきたいと思います。ただのイベント花火ではなく勇気と明日への希望が湧いてくる花火です。 長岡は太平洋戦争で真珠湾攻撃を指揮した山本五十六の出身地のせいか新潟県で唯一、米B29編隊の空爆を受けた街。近年では、2004年7月の集中豪雨で洪水被害に遭い、同10月には中越地震で市内の旧山古志村地区などが被災したが、街はその都度、復興に立ち上がっています。  映画の舞台は2011年夏。作品には人間の尊厳と苦難からはい上がる気骨が貫かれ、長岡の花火を描いた山下清の「世界中の爆弾が花火に変わったら、この世から戦争はなくなる」との言葉も挿入されていました。 . . . 本文を読む