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今日の記憶を一言半句

サマータイムからラプソディー・イン・ブルー

やっぱり寒太郎が来ました。

北風がピューピューでした。

この風は全国的だったのかな。

 

今日は外出なしで閉じこもって映画を2本観賞

 

 

今月のスクリーンコンサートはジョージガーシュインを取り上げたので、来週から始める前に、ジョージガーシュインの伝記映画「アメリカ交響楽」と、ジャズ音楽の誕生を描いた「ニューオリンズ」を観ました。

2本とも数年前に観ていたが、忘れた部分もありあらためての観賞でした。

スクリーンコンサートでチョットばかり講釈をと考え、2つの映画を参考にしようと考えたわけです。

 

 

アメリカ最大の作曲家ジョージガーシュインは、サマータイム、スワニー、アイ・ラブズ・ユー・ポーギーなど数々のスタンダード・ナンバーで知られる一方で、ジャズを取り込んだクラシック音楽、ラプソディー・イン・ブルー、パリのアメリカ人、キューバ序曲などがあり、クラシック音楽とポピュラー音楽の両面で活躍した作曲家です。

 

なかでも、ラプソディー・イン・ブルーはジャズとクラシックを融合させた「シンフォニック・ジャズ」の代表的な作品です。

 

「アメリカ交響楽」は、ジョージガーシュインの幼少期から38歳で若くして没するまでの自伝映画で、各所にガーシュインの音楽が時系列的に流れ、その時代背景もわかる音楽映画です。

 

もう一つは、ジャズの神様ルイ・アームストロングが本人役で登場し、伝説の歌姫ビリー・ホリデイがメイド役を演じた音楽ドラマ「ニューオリンズ」です。

 

 

ジャズ音楽は黒人、クラシック音楽は白人と言う差別的な時代でもあったころ。

黒人の辛い体験から真逆の陽気さが表れた音楽というのがジャズの原型なのだと言われます。

 

黒人ミュージシャンたちの存在感は圧倒的です。

ジャズの名手たちが実際に演奏し、ビリー・ホリデイの哀愁漂う歌声や、サッチモのしゃがれ声の歌が聴けるジャズファンにはたまらない映画です。

 

私の同年代には、70~80年代のジャズ全盛時代からの往年のファンが多く、よく熱のこもったジャズ談義をします。

ジャズに興味を持った時期が遅かった私には、けっこうマニアックな話になるので、そんなときはついて行けず、話には加われませんです。

 

スクリーンコンサートに使用するDVDを知人からお借りしました。

ベルリン・フィル恒例の夏の野外コンサート、ドイツのヴァルトビューネの映像です。

小澤征爾が登場して話題となった2003年のガーシュウィン・ナイトを使用します。

 

 

 

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