橋のない川であまりにも有名な作家住井すゑの文学館へ。
牛久沼を見下ろせる高台で暮らした旧宅をリニュアルし文学館として2021年開館したが、コロナ禍で行かないままだったので、散歩がてらに出かけてみた。
リニュアル前の面影がないほど大変身していた。
夫・犬田卯(いぬたしげる)の郷里牛久市城中町に家族で移住し、95歳の晩年まで約60年間、この地で執筆活動を行なつていた。
自由と平等を訴える作品を数多く発表していますが、なかでも大作『橋のない川』は大ベストセラー小説となり、映画化もされています。
展示棟、管理棟、抱樸舎の3棟あり、展示棟は書斎があった建物を改装して住井さんが執筆時に愛用した机や万年筆、辞書などを展示し、書斎を一部再現しています。
窓からは牛久沼を眺めることができます。
『橋のない川』は第一部~第七部まである長編小説です。
実は、恥ずかしながら最後まで読んではいないです。
第三部の途中で挫折したまま20年以上。
本棚に眠ったまま。なかなか先に進みません。
館内の撮影が禁止されているので、一部ネットに掲載されている画像を借用しています。