ブログのタイトルと概要を逆にしました。
このブログを時々のぞきに来ている知人から、こちらのほうが良いのではとアドバイスが。
なるほど、それに納得。
今日は上野。
東京芸大奏楽堂木曜モーニングコンサートへ
指揮:ジョルト・ナジ
藝大フィルハーモニア管弦楽団
♪ウェーバー:ファゴット協奏曲 へ長調 作品75
演奏される機会はあまりない曲でした。
ファゴットの特性を十二分に生かした華やかなソロがたくさんあり、初めてでしたが聴きどころがありました。
今日の目的はこの曲。
♪チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23
森永 冬香(ピアノ)
チャイコフスキーのこの第1番は、ピアノ協奏曲の数ある名曲の中でも圧倒的に有名な曲です。
私がクラシック音楽に興味を持ったのは、60数年前の高校1年の15歳の時、この曲を聴いたことがきっかけでした。
先月、辻井伸行のラフマニノフピアノ協奏曲第2番を聴いたばかりなので選んでみました。
チャイコフスキー ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op. 23 第一楽章
ホルンがリードするファンファーレのようにイントロから始まり、ピアノが鐘のように重い和音を弾き鳴らし、そしてオーケストラをピアノが伴奏しているように力強く響き渡る。
この冒頭からの力強く雄大な旋律が流れ、ピアノの力強い和音が響き渡り、ピアノとオーケストラが一体化し、ダイナミックなクライマックスを作り出すスケールの大きさに感動したのです。
長年、コンサートで聴いてきたクラシック曲で、数えたことはないが、一番回数多く聴いているのは、おそらくチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23だろう。
それは、何年経っても、何度聴いても、この曲は私のクラシック音楽の原点であり、聴くたびにあらたな感動を呼び起こし、いつも鳥肌が立つ思いは同じだからなのです。
今日も感動をいただきました。