昨日が大相撲九州場所の千秋楽でした。
ご当地出身の高安は、またまた優勝をのがす。
期待を持たせながら、優勝から見放され続きです。
ところで千秋楽とは。
特に芝居や相撲などの最終日に、秋に関係なく一年中使ってますよね。
語源は雅楽にあるようです。
法要や法会(ほうえ)などで、最後に演奏されたのが、雅楽の「千秋楽」という曲だったから、というのが有力説です。
分かりやすく言えば、これが最後でお開きになります、なのでしょう。
特に秋に直接関係は無いですね。
「秋」は「終」へ、「楽」は「落」へ通ずるものがあるとも言われたようです。
祝言歌として定番の「高砂(たかさご)」の終わりの部分にもあります。
「高砂」の全文を見ると。
千秋楽…盤渉調の楽曲で、後三条天皇の大嘗会に源頼能がつくった。この曲には舞はない。一日の終わりに演奏されるので、俗に最後のことを千秋楽といい、能会の最後でもこの部分が謡われることが多い。なお謡の中では〝せんしうらく〟と発音する。
と解説しています。
歌舞伎界では、もともと顔見世の秋の名残りの興行の最終日だけを、千秋楽と言っているそうです。
我々、千秋楽は物事が終わる最後のときに使っていますね。
相撲から始まったので相撲に戻します。
今年6月、牛久市出身の元横綱稀勢の里が、ひたち野うしく駅から歩いて10分ほどに、二所ノ関部屋を開きました。
広い敷地に建物も大きい。
部屋の敷地面積は約5900平方メートル。
稽古場には効率よく集中して稽古できるよう2面の土俵を作ったり、体力強化にトレーニング設備も充実したそうです。
両国にある国技館をイメージして屋根が青緑色です。
二所ノ関部屋のホームページ