今年90歳になる評論家樋口恵子の「老~い、どん」が今話題になっています。
第一章 84歳の建て替え引越し大冒険
第二章 おひとり高年齢の食生活
第三章 老いて歩けば
第四章 人生「100年」丸に乗って
第五章 大介護時代をどう生きる
第六章 老いて自立と支え合い
自身の「ヨタヨタヘロヘロ人生」をユーモラスに書いています。
朝日新聞に掲載されていた記事を読んで、これは自分にも当てはまることだと、強く認識せざるを得ないことばかり。
樋口恵子氏の弁。
『誰もが理想は「ピンピンコロリ」と言いますが、それはめったにありません。
大抵、ピンピンスタスタからヨタヨタヘロヘロ、そしてドタリ。
寝たきりになる場合もあるでしょう。
私はこのヨタヨタヘロヘロの時期を「ヨタへロ期」と名付けています。』
と言っています。
彼女が実感した年代別表現に、60歳はスタスタと、70歳代はヨタヨタと、80歳代になるとヘロヘロと倒れると言う。
私は自分をヨタヨタなんて思っていなが、うまいことを言うものだと感心。
だが、あと僅かでヘロヘロ期にさしかかる小生にしてみれば、これは他人事ではない。
そこで、転倒やヘタリ込むのを防ぐには何をすればよいか考えてみた。
体力を維持していくことはもちろんだが、万が一の時の備えも必要だ。
バランスが取りにくくなっているのを感じているので、移動するときや咄嗟のときにつかまる物があればと考え、まず家中に手摺を付けることを考えた。
2000年に新築したとき何カ所か取り付けた既設の手摺があるが、さらにベットからトイレへのルートに4ヶ所、風呂へのルートに2ヶ所、その他2ヶ所の8ヶ所を新設。
あとは、必要だと思えばその都度増やしていくことに。
気持ちはまだ40~50歳代、しかし体力はそれなりに。
ヘロヘロ期に備え、まずは手摺取り付けから始めました。