あまりにも懐かしい言葉だったから一瞬なんのことかと思ったほど。
立ち寄った5つ年上の従兄弟が“「雪隠」借りるねと”言ってトイレへ。
年配の人たちが使っていた言葉だったし、自分では使ったことはなかった。
まわりで何時ごろまで使っていたかも覚えていないが、「雪隠」が何かは知っていた。
方言ではなく歴然とした常用語なのだが、従兄弟が便所とかトイレと言わずに「雪隠」と言ったのには、ちょっと驚きでした。
このことを書く前に「雪隠」を調べてみたら、原語には諸説あるようだから長くなるので
こちらを参考に。 https://dime.jp/genre/1497664/
時代劇などで「かわや」などと言ったりするのは聞くが「雪隠」は聞いたことはないな。
今の子供たちに便所と言っても、わからない子がいるようだし、今ではトレが常用語なのでしょう。
「雪隠」で思い出したのが「手水場(ちょうずば)」です。
手水場と言えば、便所の近くの手洗い場のことを言っていました。
私が子供の頃は便所に水道がなかったから、手水場には水を入れた手洗いタンクがぶら下がっていた。
あれかと思い浮かぶ方もいるでしょう。
こんな形でブリキだった。
いまや「雪隠」も「手水場」も使うこともないし、死語になろうとしている言葉ですね。
話を広げすぎですが
神社に拝礼の前、手を洗い口をすすいで身を清めるためにあるのは「手水舎」ですね。