7月17日の朝日新聞の読者の声欄を見て、忘れかけていたカザルスホールの文字に目が止まった。
読者からカザルスホール復活に期待を寄せた日本大学林真理子新理事長への投稿記事でした。
千代田区神田駿河台のカザルスホールは主婦の友社から2003年に日本大学が取得し、その後2010年に閉館したままで、その後の行方がわからないまま忘れかけていた。
当時の日大は、再開発に伴い解体するなどの噂が広がり、全国の音楽ファンから失望の声が上がり保存する会が発足した経緯もあった。
17日の記事にすばやく反応した林理事長の投稿が今日の朝日新聞に掲載された。
その記事の内容に、大げさだが万歳したい気持ちでした。
林理事長は、就任に当たりカザルスホールの復活は大きな目標の一つだと言う。
1971年の国連本会議上で、スペインのカタルーニャ地方の「鳥の歌」の演奏を終えたあとのスピーチで、ピース・ピース・ピースと何度も繰り返したチェリストのカザルスの名をいただいたホールであり、平和の象徴としても是非復活することを期待をしたい。