今日は由布岳に雪が積もっていました。肌寒い一日です。
仁王像の横にある案内板には「宇田中市にある。龍雲山と号し曹洞宗に属する、禅寺である。寺伝によれば応安三年(西暦一三七〇年)に創建されたというから歴史は古い。慶長年間の地震により伽らんことごとく崩壊したが、石垣原の合戦後、当時、由布院を支配した、細川忠興(ほそかわただおき)の命により、再建されたものである。全盛時代には、由布院内に末寺が二九もあった、という。キリシタン禁令の折、転宗のための天罰起請文(てんばつきしょうもん)の中にも請人として、この寺の僧侶の名前が出てくる。境内には板碑(いたび)が一基ある。豊後の石碑は大友入国で鎌倉の御家人がもたらしたと言われている。表面には、不動明王をあらわす梵字“カーン”がきざまれている「恩讐の彼方へ」で有名な禅海が発起して得度した寺、という伝説でも有名である。」と説明されています。
院内には、十六羅漢像さま、キリシタンの墓、禅海和尚と妻のお弓さんの像、十三仏さま、馬頭観音像さまや様々な石仏があります。
ゆふいん観光スカーボロ(クラッシクカーの観光乗合バス)のコースの一つに含まれています。50分のコースで1300円です。
JR由布院駅前出発⇒ゆふいんフローラハウス⇒興禅寺⇒宇奈岐日女神社⇒民芸村⇒終点JR由布院駅