最近、ザードだのビーズだの、カタカナの濁音表現をよく耳にする。これって、若者ことばの一種なのかな?
ビーズは最近廃れてきたようだが、初めて聞いたとき、ピースの間違いかなと思ったが、近くのケーズという電気店を思い出した。どうやら、濁音を数珠玉のように並べて使うのが流行のようだ。ザードも訳の分からぬ単語だ。最初耳にしたとき、野球好きのグループの「もじり」と思ったが、どうも、そうではないようだ。
昨日、テレビを点けたら高校野球をやっていた。もう4:0で広陵がリードしている最中。なんだ、もう決まりだとつぶやき、一旦、パソコンの画面にした。数分して、TVに切り替えたら、佐賀北の攻撃中で、一死満塁。そしたら、目の前で押し出し四球。投げた投手は、「えっ!ボール?」という顔。どうやら、この球があとで、問題になっているようだ。
そこで、次が、「バッター、ザード、そえじまクン」になるわけだ。ご存知、逆転満塁ホームラン。まあまあ、「ザード」なんて言ってないよ、なんて、そうムキになるな。私は続けたい。それが今の流行なんだから。
ライトとレフトを除いて、これからは、ビッチャー、ギャッチャー、バースト、ゼカンド、ジョート、ゼンターの呼称で野球をやろうよ。楽しくなるよ、きっと。ヴァンパイヤがズトライクとボールをきちんと見分けてくれるよ。