元高校教師のブログ[since2007/06/27]

地元仲間とのウォーキング、ハイキング、サイクリング、旅行の写真入報告。エッセイや意見も。

真夏の鳩ノ巣渓谷遊歩道歩き

2014-08-24 11:40:20 | ハイキング

日時;2014-08-23(土)
天気;曇り
鳩ノ巣渓谷の気温;28度
同行者;鎌ヶ谷ハイク&ウォークの会、メンバー9人

利用電車;[往] 西船(6:48)--[東西線]--(7:51)三鷹(7:58)--[ホリデー快速おくたま]--
   (9:00)御嶽(9:18)--(9:32)鳩ノ巣
   [復] 白丸(12:23)--(12:26)奥多摩*(13:43)--(14:19)青梅(14:26)--
            [青梅特快]--(15:30)御茶ノ水→船橋     *駅前の店に入り昼食

徒歩コース--*トイレ
 鳩ノ巣駅*→双竜の滝→雲仙橋→水神の滝→水神社→鳩の巣小橋[休憩]→遊歩道歩き
[途中の岩場で休憩]→見晴台[おやつタイム]→白丸ダム→魚道前広場*→施設見学→
[奥多摩街道歩き]→白丸駅

前置き--
 計画当初は古里駅から白丸駅まで歩く予定だった。だが、古里・鳩ノ巣間にある見晴台
は20分以上の急登だと知った。真夏だし、ハイキングに不慣れのメンバーもいるので、
計画を変更した。つまり、鳩ノ巣駅から奥多摩駅まで歩くことにした。
 だが、行ってみたら、白丸ダムから数馬峡橋までは、崖崩れで通行止めとのことで通れない。魚道施設見学後は車の多い国道411を歩く羽目になった。白丸駅に着くころには、
再び渓谷に下って行く気も失せ、断念。無人の白丸駅から奥多摩駅へ電車に乗り、そちらで食事処を探すことにした。

 「ホリデー快速おくたま2号」は東京駅から出るのであろう。だが、真夏だし、利用者は少ないとみた。三鷹駅で待っていると、ホームに滑り込んできた電車は、かなり乗っていた。しかも、ハイキングの身なりをしているのは、ごく僅か。この電車は一般の人も重宝しているらしい。それでも、御嶽駅で電車を下りると、ハイキングの人々が沢山いた。ぞろぞろと改札口の方へ歩いて行く。
 我々は乗り換えだから、そのままホームにいた。トイレ利用などで戻ってくる人もかなりいるのではと予想したが外れた。つまり、この暑いのに御岳山へ行く人が想像以上に多いのであった。


地図A--鳩ノ巣駅周辺詳細図(ZENRIN地図にソフト・ペイントで上書きして作成。

 鳩ノ巣駅で下車したのは少数であった。駅前で準備をしていると、若者たち(?)の団体がいた。皆小さなザックを背負い軽装だ。何処へ行くのかな、と見ていると、動き出した彼らは、我々とは反対に踏み切りの方へ行くではないか。何処へ行くんですか?と訊いたら
川乗山という返事。「川乗はきついですよ」と言うと、「いつもやってますから」と。これから
走って登るのだとのこと。これは失礼。最近は山岳マラソンなどもあるのだ。我々とはレベルが全然ちがう。

 さて、双竜の滝への道は?と探しながら、トンネル道路の手前で左に入った。ここからは、
注意しないと、行き過ぎてしまう。薄汚れた鉄の階段を下った先にあった。
 水神社は水神の滝前の鳥居を潜って岡の上に登っていく。見晴らしの良い場所にあり、渓谷の流れが眼下に見えるが、柵が無いので要注意。


地図B--鳩ノ巣渓谷遊歩道(カシミール3Dの地図にソフト・ペイントで上書きして作成) 


見る角度によって上の部分が2つに分かれている。
それで、双竜と言うのだろう。


雲仙橋の下流には地元の生活用の吊橋があった。


雲仙橋から見た上流


水神の滝。この右手に朱塗りの橋がある。


 上の滝と相対して鳥居がある。
そこを潜って丘を登ると、水神社があり、見晴らしの良いところだ。


水神社の岡上から見た鳩の巣小橋


鳩の巣小橋から見た下流。なお、この吊橋は「同時に5人以上で渡らないでください」とある。


小橋を渡ったところで水分補給の休憩を入れた。目の前の流れで家族連れが水遊びを
楽しんでいた。


これが「大多摩ウォーキング・トレイル」なんだ。


この辺りで、休憩がてらに集合写真を撮る(未発表)。


岩の上で渓流釣りをしているがいた。


渓流からやや離れて山道を登っていくと立派な休憩所があった。
東屋もあり、ここが見晴台であろう。

 この場所から5分くらい下って行くと、ダムの堰堤に出た。この上を横断していくと、
その先に魚道があるのだが、そこまでの登りがきいつ。

 そんな上に魚道があるのは妙だ、と思いながら駐車場のある広場に出た。トイレも
ある。下の写真が魚道入口だ。
 ここの職員が出てきて説明してくれた。魚道は螺旋階段で、はるか下に下りるのだとの
こと。戻りが大変だと言ったら、帰りは此処へ戻らなくてもよい、との返事。

 ついでに、「向こう岸の遊歩道は通行禁止なんですか?」と訊いたら、「なかなか良い道なんだがね、哲学の小道みたいで。」と言われてしまった。「知らなかったけど、いつからですか?」との問いに「3.11の崖崩れからだよ」。「そんな前からなんですか?」と、思わず呆れ顔。---八方ケ原から塩原に下る鹿股川沿いの「前山八方ヶ原線歩道」同様、こういう自然歩道は、何年も直さないのが当たり前のようだ。生活道路ではないからね。


この水路を利用して、魚たちはのぼってくるようだ。

 さて、元の遊歩道が使えないとのことで、交通量の多い国道を9人が一列になって歩く羽目になった。白丸駅に着くころには、再び渓谷に下りて奥多摩駅まで歩くファイトが失せてしまった。数馬峡橋から奥多摩駅までの道は、鳩ノ巣渓谷のような景観は望めないから、と我が身を無理やり納得させ、無人駅から奥多摩駅へと電車に乗った。

 奥多摩駅周辺には食事処が幾つかある。その一つの店に入り、昼食とした。
食後、次回のハイキングのことなど話し合い、13:43分の電車に乗って帰郷の途についた。


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