元高校教師のブログ[since2007/06/27]

地元仲間とのウォーキング、ハイキング、サイクリング、旅行の写真入報告。エッセイや意見も。

内房保田・・・水仙の山と海沿いの道

2010-01-10 11:23:35 | ハイキング

嵯峨山から大黒山へ 
      ※参考→水仙ロード(その1)水仙ロード(その2)

日時: 1月8日(金)---快晴
同行者:女性3名
交通費:2,980 円 *青春18きっぷを含む
交通:○往 鎌ヶ谷(5:22)---(5:32)船橋(5:45)--[快速]--(6:44)君津(6:47)--(7:36)保
       田 *南町営循環バス 保田駅(8:00)----(8:08)小保田(こぼた) 300円
 ○復 安房勝山(15:35)--(16:17)君津(16:32)--(17:31)津田沼→新津田沼-鎌ヶ谷
     大仏  ※食事処 ばんや(火曜定休);電話0470-55-4844

徒歩約6時間:嵯峨山[約3時間]+バス停小保田から安房勝山駅へ[約3時間]
歩行距離:22キロ強

コース+タイム】小保田バス停(8:10分)→(8:20)下貫沢出会い→分岐点③[登山口]
    →民家④→合流点⑤→分岐⑥→(9:40)水仙ピーク(9:45)→(10:00)嵯峨山
    (10:10)→立派な林道→(10:50)分岐⑥→(11:10)分岐点③[登山口](11:20)→
    小保田バス停(11:35)→[長狭街道]→[保田川左岸の道]→[国道127]→(12:55)
         ばんや[昼食](13:35))→菱川師宣記念館→見返りの松→真珠島→源頼朝上
        陸地の碑→大黒山展望台→(15:15)安房勝山駅


概念図全容(M-241+Google)+paint

 
M-241のGPSより

嵯峨山について
 水仙を見るのが目的だったら「参考」に紹介した「水仙ロード」のほうが良い。それに、誰でも楽しめる。水仙の花も大きくて綺麗な感じがする。なお、水仙の開花状況だが、どちらも見頃であろうが、これから1ケ月くらい続くのではなかろうか。
 こちらは「山も登り、水仙も楽しみたい」という欲張りで、多少は山慣れた人にしか薦められないコースだ。

 或るガイドブックに「中級」と書いてあった。房総の山で何をほざくかと一蹴したが、地図1の分岐点⑥を見てもらいたい。ここから嵯峨山まではキツイ登りとアップダウンの連続で、スイセンピークの前後などは、幅50センチ程度の痩せ尾根になる。風の強い日などは危険だ。なるほど、これはハイキングではないな、登山の領域だろう、と思った。
 それと、途中、ほとんど道標が無い。実は、私は道に迷ってしまった。そのことを、少し詳しく以下に述べ、これから登る人の参考にしたい。

 なにしろ、標識がほとんど無く迷いやすい。地図2 に示した分岐点③が特にいけない。ゴミ捨て禁止」の看板だけで、肝心の標識は、右手に下った簡易トイレの先に初めて現れるからだ。実は私は簡易舗装の道をそのまま進んでしまい、気づいたら民家の庭に辿りついてしまった。簡易舗装の林道は、その家のためだったのだ。

 幸い、年老いた女性の住人と、偶然迎えの介護車が来ていたので助かった。運転手に訊いたが「すぐ下のトイレがある所からだ」と答えてくれた。しかし、「すぐ下」を強調するので分岐点③とは違う場所だと思った。車では「すぐ下」だが、かなり登って来た身には、そこまで戻る気はしない。
 すると、歩くのが不自由な老女が、「ここからでも行ける」との説明。その説明が、土地なまりで、どうも要領を得ない。確かに、来る途中に左に山の中に入る小道があった。

 礼を言い、来た道を折り返し、その小道を探り当てた。少し進むと2つに分かれた坂道があった。何やら数字が書かれた板の道を選び、百メートル進んだかと思うと、後ろで「違う」という声が--。降りて行くと、簡易舗装の林道に、先ほどの介護車と老女が来ていた。どうやら心配で、歩くの不自由なのに、駆けつけてくれたらしい。

 山中の二股の坂道ではなく、そのちょっと手前の、水仙畑に下る細道だと言うのだ。よく、ハイカーが迷い込み、遭難騒ぎで消防団が出動したこともあるとのこと。良く歩けないのに車で様子を見に来てくれるとは、誠に親切で頭が下がる。80歳を超えていようか。

 言われた道を選んだが、とてもじゃない。ルートファィンディングというか、獣道というか、ときどき消える踏み跡を探しながら藪の中を進んだ。すると、小さな沢が出てきた。長さ1メートルもない朽ちかけた木が二本、橋代わりに渡されていた。その下を水が流れ落ちていて、「これが先ほど老女が言っていた滝だな」とつぶやき、教えられたルート上を歩んでいることを確認した。滝と言っても、幅が50センチくらいだ。だが、長さは10メートルはあろうか、かなりの勾配を流れ下っていたので、房総では滝と言ってもいいだろう。

 やっとのことで、正規の山道⑤と合流できた。⑥からの登りでスイセンピークに着いた(⑦)と思ったら、そこではなく、次のピークの⑧だった。こちらは⑦と異なり、周囲にスイセンはないがピークの表示板はあった。アップダウンの末、嵯峨山まで辿り着いたが、それまで人気は皆無。嵯峨山では三角点と表示板のあるほうではなく、10メートルほど先のほう[⑨]が見晴らしが良い。

 ここからの下りで、ようやく登って来るパーティーに時々出合う。どのパーティーも山慣れているようで、装備もしっかりしていた。スイセンロードで出合う人種とはかなり違うようだ。 


地図1 嵯峨山地図(カシミール+M-241のGPS)--以下④まで同様


地図2 分岐点③付近


地図3 小保田~ばんや


地図4 ばんや~安房勝山駅

 

 
地図2の分岐点③にある掲示    簡易トイレの先にある案内板
左の簡易舗装を進んではいけない。 右の簡易トイレに降りていく。

 
                          小さな祠のある嵯峨山見晴台から

 

 

ばんや】水仙ロード(その2)をみてもらいたい。
 その日の朝、取立ての魚を材料にした刺身定食を注文した。それぞれ異なる魚が材料が9巻*皿に乗っていた。回転寿司の寿司より大きくて腹がいっぱいになった。
850円。 *私は貫より巻のほうが現実的だと考えている。

 

  
上の3枚も頼朝上陸地点の近くから写す

 

以下の2枚は勝山城(大黒山)から写す↓


大黒山頂上から、富山の双耳峰を見晴らす。 


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