訪問日:2013-09-07
展示作品:70点以上。さらに、手紙など、遺品も多数。
※無言館へは以前訪ねたことがある→本日は終戦の日→上田の「無言館」に行こう
興梠 武(千葉県出身) 編み物をする婦人 1945年 フィリピン・ルソン島にて戦死 28歳
谷川岳一の倉沢
*此処に辿り着くことさえ大変だった昭和の初期に--。こういう山好きが確かにいたのだ。
小諸ニテ烏帽子岳ヲ望む 近藤隆定(長野県出身) 1941年
窪島誠一郎氏の講演---
立ちっぱなしで、水で喉を潤すこともなく、2時間以上、感動的なお話をしてくれた。会場は入りきれず、他の部屋もテレビで視聴した人々で溢れたようだ。
録音機器を持参しなかったのが、悔やまれる。こんなに意思の強い人が、世の中にはいるんだ、と改めて思い知らされた。育ての親の愛情に恵まれた貧困時代の話をからめて、以下の2つを柱に滔々と語ってくれた。
◎なぜ「信濃デッサン館」を創ったか---村山槐多の本との出合い
◎なぜ「無言館」を創ったか---野見山暁治の本(共著 NHK)「戦没画学生の記録 祈り
の画集」との出会い