※まばゆい新緑の山が先ず目に浮かび、次に、岩登りのトレーニング姿を見たくて、このコースに決めた。日曜日なら間違いないと踏んだが、見事予想は的中した。
日時:1012-5-13
天気:晴れ
カメラ:携帯用オリンパスデジカメとPentax X90
実質徒歩:約3時間 *単独行
交通:往--鎌ヶ谷大仏(5:45)---(6:08)松戸(6:11)---(6:59)代々木上原(7:06)
--[小田急小田原行]--(7:59)伊勢原
(北口)(8:20)--[七沢行きバス]--(8:45?)[290円]
広沢寺温泉入口 ※日曜日なのにバスはガラガラ。リハビリセンターで一人降りると、あと
は私だけになった。
復--七沢温泉(13:03)--[バス]--(13:50?)[350円] ※初めのバス乗客は他に1人。
本厚木(14:21)--[快速急行]--(15:04)代々木上原(15:09)→鎌ヶ谷大仏
コースとタイム--トイレは、山頂には無いがコース中の要所にはある。
バス停・広沢寺温泉入口(8:50)→バス停・河鹿の沢→(9:20)愛宕社→(2つの沢出会い)(9:30)木戸(大釜弁財天への道入口)→(9:45)滑岩(弁天岩)前(9:55)→(10:00)大釜弁財天(10:05)→(10:10)七曲り峠(ナイスの森)登山口(10:10)→(10:20)尾根鞍部道標(10:25)→(10:35)見城山(七沢城城址)(10:40)→(10:45)鞍部→(11:00)日向山[昼食](11:25)→(11:55)日向薬師裏手P→本堂→P(12:15)→薬師林道→(13:00)
七沢温泉バス停(13:03→本厚木駅)
※下は「カシミール3D」の地図にGPS Logger "m-241"のデータを読み込ませ、ソフト「ペイント」で上書きして作成しました。最下段のバーを右にスライドすると、隠れている部分が現れます。
※上記緑枠内:二の沢林道→二の足林道か(?)
コース概要--軽い足慣らしに向いている。家族向きかも知れない。コースの要所には道標が整備されていて迷うことはないだろう。(トイレも必要と思う頃、ちゃんと用意されている。)
ただ、2ケ所間違えた。バス停を降りたところで、(バスの進行方向に向かって)少し後方と前方に、それぞれ左に入る道路がある。ここは、前方のほうが正しい。道路に入るとすぐ、前方に大きく案内の文字がある。
河鹿の沢へ向かう道で。前方に鐘ケ岳が見える。
見晴台からリハビリセンター方面を望む。
広沢寺への道で「俯き地蔵」 「ますや」の前の沢。鱒釣りができる。
もう一つは一の沢と二の沢との出会いだ。左に上る道の前方に木戸があり、戸が塞がれているのが見える。入れないと判断して、右の道路を進んだが、どうも妙だ。このまま進むと、どんどん離れていきそうな感じがした。幸い近くに農婦がいたので訊ねた。柵で閉めているのは、鹿や猪のためだと言う。「戸は手で開くから大丈夫」と教えられ、戻って木戸へと進む。分かれ道には無かったが、なんと、木戸の右脇には「薬師方面」の道標がある ではないか。
問題の木戸。この右手に標識がある。
ほとんど人とは遭わず、沢音を聞きながら緑の林道を歩く。時々、小さな滝が現われ、鶯も歓迎してくれる。
いたいた、やってます。滑岩(弁天岩)では、期待通りの光景だ。本当は近づきたいが、邪魔しては悪いので、沢のこちら側から Pentax X90で、望遠を効かせて写させてもらった。
大岩弁財天の少し先に道標があり、左手の斜面を登っていくのが日向山への道だ。稜線までは結構きつい登りだ。鞍部には左見城山・右日向山の道標があり、せっかくなので、見城山(七沢城址)を往復する。幼い男の子を連れた若夫婦が山頂で待っていた。他には人影はない。
大岩弁財天 七曲り峠への登り口
尾根鞍部の道標 見城山からの遠望
鞍部に戻ってしばらくは穏やかな尾根歩きになっる。傾斜がきつくなり、日向山が近づいたな、と思う頃赤い山ツツジに出あう。
日向山山頂で 薬師林道途中の見晴台から
日向山に登りついたら、先ほど出遭った年配の女性が一人、山頂で休んでいた。山頂なので、ここで用意してきたコッペパンを齧ろうかな、と思っていたら、前方に人声がして中高年の団体さんが登ってきた。20名以上とのことだが、こんなに人を見たのは今日初めてだ。
訊くと東京から来たとのこと。男女半々くらいであろうか。しかし、彼らは昼食もとらずに、少し休憩したら去っていった。
日向薬師裏手の林道に降り立ったら、そこは駐車場。林道を登ってきたのであろう、かなりの車の数だ。お陰で、本日二度目だが、多くの人に出遭うことになる。
肝心の日向薬師は工事中とあって、入れなかった。
工事中の薬師堂 お堂の前で
薬師堂境内の新緑
薬師堂の梵鐘
ここからすぐ日向薬師バス停に向かってしまったら、歩き足りない。そこで、七沢温泉入口バス停まで、薬師林道を歩くことにした。ところが、車が通れる林道と知ってがっかり。
幸い車がほとんど来ないので、そのまま林道を下って行った。やがて、民家が現われ、観音寺をすぎると、あっと言う間にバス停に着いた。
見ると、厚木バスセンター行きのバス停だ。しかも、13:03分発で、腕時計を見ると、ちょうど1時。ラッキー、本当に3分待つと、こんな山奥にバスが来るのだろうか、と半信半疑だったが、確かに来ましたよ。そしたら、隣の旅館から一人現われて、その人も乗車した。それで、ここからの乗客は二人ということになった。
バスは途中で、リハビリセンターの門前に入り込むという、寄り道をして、無事、本厚木駅に到着。未だ二時前だよ、もっと山の中にいるべきだった。