おてんば魔女の修行日記

ペルテス病の娘。魔女の修行だと、2ヶ月の入院、装具と車椅子の生活。そんな中、リハビリのプールで水泳と出逢う。母の日記も…

かもしれない

2011年02月25日 | 病院
「かもしれない」
つまり、そうでないかもしれないことを、ドクターは軽々しく口にする。
医者として、可能性のあることをいうのは、あたりまえのこと。
でも、その言葉で、大きく人生が変わるかもしれないことまで、ドクターには、わからない。

前の検診の時にも、
「平泳ぎには、ペルテスは、ハンデになる」
そういわれて、ショックで、選手を辞めることにまでなった。

でも、今になって考えてみれば、
「平泳ぎだけが遅い」
のであれば、ハンデになっているといえるかもしれないが、
「平泳ぎだけが早い」
そんな魔女っ子に、ハンデという言葉があてはまるのか。
母は、今なら、
「ハンデになっていない」
と、そう思える。

今回の半月板のことでも、かなりのショックを受けている。
でもそれは、ただの杞憂だったということになるかもしれない。

心配ばかりして、臆病になりたくない。