おてんば魔女の修行日記

ペルテス病の娘。魔女の修行だと、2ヶ月の入院、装具と車椅子の生活。そんな中、リハビリのプールで水泳と出逢う。母の日記も…

入院

2016年07月30日 | 病院
手術なんかしなければよかったと後悔したほど、たくさんの管が通され、涙を流す魔女っ娘に、胸が押しつぶされる。

喉に開いた穴から、痰を吸引してもらう。

痛みに耐える魔女っ娘。

みんな、きのうから、一睡もしていない。

痛み止めをしてもらい、落ち着いたかと思ったらまた、痰がたまって、吸引。

痛みに涙が出る。

ゼロのお姉ちゃんも、夜中から、付き添ってくれたり、明日は、母の妹が来てくれるといってくれている。

4時前に、もう、限界の母、早退したパパの車で帰る。

帰りは、外食した。

何も食べていない魔女っ娘がかわいそうだけど、食べないわけにもいかない。

これ以上悪くなったら、傷口を開くとドクターに言われた。

「そんなことをしたら、傷跡がひどくなるんじゃないですか?」

と、訊く母に、

「命には代えられないでしょう」

と。

2週間くらいといっていた入院も、最短で、2週間くらいにすり替えられて、不信もわいてくる。

でも、黙っている。

とにかく、少しでも早く、魔女っ娘が楽になれるように、祈る。

帰ってから、洗濯とシャワー。

シャワーも、魔女っ娘に申し訳ないと思いながら・・・。

それから、明日持って行く荷物の用意。

神経が立って、なかなか眠気が来ない。