「日本は現代の情報伝達速度に丁度良いサイズである」ということを、10年近く前に思いました。
政治も文化も経済や教育。その他の各分野に於いても、奥行きの無い縦に長い国土は物事や思想を行き渡らせるのに「丁度良いサイズ」です。米国や中国・ロシアなどのように只広い処では気候風土や民族の違いに依る言語の相違なども有り、統一もとれずさまざまな点で齟齬が起きます。
東京という所(国土のほぼ中央)に電波発信塔を建てて、さまざまな情報を流せばたちどころにその情報が隅々まで行き渡る。そんな国は1960~70頃には世界中に無かった(ヨーロッパの小さい国々は別)。
勿論、それまでの日本の国柄の蓄積が有った事も重要な要素である。
他の人を思いやる=自分の事よりも回りの人達の事を先に考える。etc
分を弁え、高い品格で粗暴ではない。技術力に富んでいてルールを守る。など、さまざま面での優秀性が広く行き渡っている。これらの根底に宗教的な素養と規範が息づいていると考えられる。
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