Sing Listen Travel 〜歌って、聴いて、旅をして〜

リタイアしてからできなかったことをやってきた。もうオペラなどは程々で。人生のリストに書いたことがまだ残ってるから。

昭和音大ユリホールで中畑有美子さんと小野寺光さんを

2020-11-23 06:43:00 | Concert
今日は中畑有美子さんと小野寺光さんが母校で歌うというので昭和音大ユリホール。
「昭和音楽大学同伶会奨学金対象者によるコンサート」って仰々しい冠がついてるのだけど。
駿河大人さんを含めた今日の3人ともこの奨学金でイタリア留学をしたのだと。

オープニングは小野寺さんのドンジョ・レポレッロのカタログの歌。
この人はホントに雰囲気というか存在感があるんだよな。
もちろん声はいいんだけど、表情や動き、身体全体から発する雰囲気。
今日で言えばレポレッロやフィガロやパスクワーレが、ホントに生き生きとしている。
2年まえ昭和音大オペラのファルスタッフを観て強く印象に残ったのが最初で。そのあと町イタに何度も来たから、間近で見て聴いて、いい歌手だと。
今日も思った。観にいきたい歌手だ。

中畑さんはつばめドレッタの夢から。そのあとリタ、ドンパス、妙薬。
町イタで何度も聴いてるけど、オペラは立川トゥランが中止になったから、まだこの前の仮面しか観てないんだけど。
あのオスカルを観て思った。素晴らしい才能。もうあと必要なのは場数を踏むことだけだと。
中畑さんの瑞々しい美しい声を聴きながら思うのは、練習で技術は得られるけど、美声を得ることはできないってこと。
どうしても聴きたい、観たい歌手だ。
次は何を観れるんだろう。

コンサートは終盤、ドンパスの三重唱、カンツォーネメドレー。良かった。
中畑さんと小野寺さん、この先どういう道を歩むんだろう。
ぼくは観ていく。





















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