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今夜はN響Aプログラムで東京芸術劇場。
3月のローエングリンが素晴らしかったマエストロ・ヤノフスキーを聴きたかった。
プログラムはシューマンのヴァイオリン協、シューベルト8番ザ・グレート。
ヴァイオリンはアリョーナ・バーエワ。30代ロシア人で幾つもコンクールで優勝している。
このコンチェルトはヨーロッパでもあまり演奏されていないというが素晴らしい作品で、バーエワも素晴らしかった。技術も確かで情感豊かな表現力がすごかった。
アンコールのまえに語った。戦争でつらいと、祈りを捧げると。その祈りをこめたアンコール曲はぐっときた。
後半のシューベルト。
第1楽章は力強い主題でぐいぐいと迫ってきて。第2楽章はレガートな美しい旋律、第3楽章はブルックナーを思わせる響き。スリリングに始まる最終章は感動のフィナーレまで身じろぎもできず。
ヤノフスキーは棒を動かさずにN響を動かしていた。相互理解だ。
来てよかった。
素晴らしい夜だった。
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