●共同作業がひと通り終わり、各自の畝の手入れをした。
K村さんが目立つ濃い紫色の野菜を育てているところに何となく集まった。
「これ、なんですの?」
「ホームセンターでたまたま見つけたのを買ったんですが・・・」
「どんな味がするのかなぁ」
●K村さんが葉っぱの一部を切り取って味見をした。
「キャベツの味がする」
続けて私達も味見をした。
「特に何も味はしないなぁ」
「ウン?うっすらとキャベツの味がする」
「仄かな酸味もある」
「うん、するする」
●N田さんが言った。
「この紫色はアントシアニンの色ですね」
「体に良さそうだ」
●この農園を始めた最初の頃はいろいろな野菜を作っていたが、結局、作りやすくて美味しい野菜に落ち着いてきた。
たまには、こういう珍しい野菜も面白い。
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こんな本を書いてます。
↓ ↓ ↓
・カミーノ旅日記;後編 レオン〜サンティアゴ編
・カミーノ旅日記;前編 パンプローナ〜レオン編
・貧乏人は野菜を作ろう【上中下合本版】: 食と農は近いほど良い
・通信工学を習ってない人の為の通信工事入門 LAN工事編
・情報工学を習っていない人の為の情報システム入門 統合編
・電気工学を習ってない人の為の電気工事入門 統合編