人生一度きり!

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「2020年、この国の底が抜けた」

2022-03-20 15:39:37 | 日記

「2020年、この国の底が抜けた」

現在(令和4年3月19日)、関東圏をはじめ、全国のいくつかの地域では、まん延防止等重点措置が引き続き発令されています。飲食業、宿泊観光業等に従事している人たちの困窮はまだまだ続きそうです。

 

ところで底辺の人たちの様子はどんなでしょうか。以下の文章は、「コロナ禍、貧困の記録 2020年、この国の底が抜けた」(雨宮処凛著 かもがわ出版)「あとがき」からの引用です。

 

『新型ウィルスの流行は、この国の経済がとっくに崩壊していたということを、嫌というほど露呈させた。非正規雇用を増やし、彼ら彼女らを低賃金で不安定な立場に押し込み、何かあればその層を放り出す-----。そうやって人の命や生活を犠牲にし、騙し騙しで続けてきたシステムが限界を迎えていることが、白日のもとに晒された。

 

冷静に考えれば、誰だってわかる話だ。働く人の4割が非正規雇用で、将来の見通しを立てづらい。社会的信用が乏しいが故にローンなどを組みことが難しく、賃貸物件の入居審査に落ちることもあるなど居住の不安定さにも晒されている。そんな非正規雇用で働く人の平均年収は179万円(引用者注:月額約15万円)(国税庁・18年)。男性は236万円(引用者注:月額約16万6千円)。女性は非正規に限ると154万円(引用者注:月額約12万8千円)。これでは何かあった時のための貯金も難しい。実際、金融広報中央委員会の19年の調査によると、貯金ゼロは単身世帯で38%。そんな人々が、コロナ禍で真っ先に何の補償もなく放り出された。』

 

著者の雨宮処凛(あめみやかりん)さんは、ホームレスになった人たちの支援も行っているそうです。ホームレスの人たちの生活保護申請のため一緒に東京都の区役所に出掛けたりしています。「自助、共助、公助」と菅前首相は言っていました。公助(生活保護)にたどり着くには支援者の力も必要なようです。人と人とが繫がっていくことの大切さを感じます。

 

ところで、本文中に非正規雇用の人たちの平均月収が2020(令和2)年10月には前年に比べて9万円下がったということがでていました。(支援グループの調査による)平均月15万円が平均月6万円になったのです。これでは家賃を支払うのがやっとだ、という人も出てくるでしょう。光熱水費も払えず、食費にも事欠くという状況でしょう。更に非正規で簡単に雇い止めされるのです。そうするとホームレスにならざるを得なくなります。最近では女性のホームレスも増えているということでした。また自殺者も増えているそうです。2020年には例年に比べ男性は2割増えているのに対し、女性は8割も増えているそうです。コロナ禍で仕事を失い、実家や親戚などからの援助も受けられずに死を選ばざるを得なかったのかも知れません。政府や自治体が、感染防止の観点から帰省を自粛するように呼び掛けたのも影響しているのかも知れません。本当に罪深いことだと思います。

 

ところで、コロナ禍を演出して、デジタル監視社会を造ろうとしている人たちがいるようです。DS(ディープステート)と呼ばれる人たちです。悪魔的儀式で結束して、世界の人口を5億人にして、世界政府のもとに奴隷化しようとしているグローバル企業、CIA、モサド、メディア及びこれらに操られた政治家や政府のことをいうそうです。これらの人たちは、ファシズム(独裁的国家社会主義)、共産主義社会の実現を目指しているようです。これらの誤りは多くの人に理解されていると考えられるのに、現代の世にこれらの人たちが台頭してくることは、政治のどこかが間違っていると言えるでしょう。もっと政治の仕組みについても考えてみようと思います。

 

上の段落の記述の根拠とした文章は、下の、『全体主義の「新世界秩序」に至るまで12の対策』中、12. 全体主義の新世界秩序の完成をご参照ください。

 

 

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