倭人語のすすめ

倭人の言葉が残されていた。古事記の神々の多くは、秘文とされた文書を基にしていた。一音一義の倭人語を解き明かしたいと思う。

弓前文書 第1章第2節

2024-10-31 14:13:08 | 弓前文書(神文)
1200大日芽会威醸オピメアカム o pi mai au ka mu
①恵みの太陽が、輝き出した。
②第1章第2節 太陽の始まり
大日芽(太陽のこと) 大(大きいという感嘆詞)日(光と熱)芽(恵み)
会威(明るくなった) 会(出会う)威(大自然の変わり行く力)
醸(反応が進む)


1201天真延陜貴座アマノザキリ a ma nou tsau kiu ri
①宇宙形成のなか、ガスがまとまり行く。
②大宇宙の意志によってガス成分が一つのまとまりに変わって行く。
③太陽のガス形成段階。まずガス星雲状態の物質が形成される。
◇古事記:アメノサギリ
天真延(大宇は秩序立てられて行く)
陜(まとまろうとする力)
貴座(霧、ガス※霧の語源) 貴(目に見えない変化)座(静止した)


1202天真乃延積゛雷゜アマノィノヅチ a ma noi nou du ti
①宇宙における、形造られ行く力体となった。
②大宇に於いて、秩序立てが積み上がってエネルギーの一つの塊とみなされるようになった。
③まとまりつつあるガス体が次第に凝縮して、太陽系の原形が出来上がった。
④エネルギーのかたまりとなった。
◇古事記:ノヅチ(別名カヤノ)
天真乃(大宇が以下のようになった) 乃(~という結果である)
延(秩序が進行中である)
積゛(どんどん積み上げる)
雷゜(エネルギーの塊)


1203天真津大保延辺゛アマツムオトノベ a ma tiumu o to nou vai
①宇宙の流れ、秩序立ての大きな垣根が造られる。
②大宇は意図す。大きな垣根の中にも数多くの垣根が造られて行く。
③力体の形成により、そこに大きな垣根のような引力圏が出来る。
④太陽系という大きな引力圏の中に、さまざまな力の引力圏がある。
天真津(大宇は意図す)
大保延辺゛(大きなさまざまな垣根) 大(大きい)保(区切り、戸)延(秩序立て)辺゛(数多くの垣根)


1204天真乃覆凝垂゛雷゜アマノィヲコダチ a ma noi wo kou da ti
①宇宙における、核を取り巻く数多の力が覆う集積体となった。
②大宇には引力圏の中に多くのエネルギー群体が中心核を覆ってしまった。
③中心核を覆うさまざまな引力圏を持つ力が取り巻いている太陽系という一つのエネルギーの塊が出来上がった。
覆凝(中心核を覆う) 覆(覆う)凝(固まる)
垂゛雷゜(エネルギー群体) 垂゛(数多くの力が溢れる出る)雷゜(エネルギーの塊)          


1205天真津震゜積沼゜アマツムプツヌ a ma tiumu pu tu nu
①宇宙の流れ、圧縮され混沌状態になる。
②大宇は意図す。圧力を積み上げ、宇宙を混沌状態にさせた。
③中心核の状態を指す。この太陽系の中には八つの小さな引力圏、惑星が存在するが、小惑星群からの内惑星のガス分は、ほとんど中心核に吸い取られて大きなガス体となった。そこでその内部は大きな重力のために圧縮されて、水素の原子核は混沌状態になった。
天真津(大宇は意図す)
震゜(自然の意志と力が発動する)
積(物事が増大して行く)
沼゜(混沌状態)


1206天真乃日凝根アマノィピコネ a ma noi pi kou nai
①宇宙における、灼熱の基が造られた。
②大宇の中に太陽の基、始原体が出来た。
◇古事記:アマツヒコネ(天照の三番目の男神)
天真乃(大宇の秩序立ては次のような姿となった)
日凝根(原子核反応に転換する状態となった) 日(光と熱)凝(固まる。塊)根(秩序を生み出す媒体物)


1207天真津日成威垂アマツムピナカタ a ma tiumu pi na ka ta
①宇宙の流れ、灼熱は輝きの放射となった。
②太陽エネルギーが出来、放射し始めた。
③日の熱と光が出来上がり溢れだす。
④水素の原子核に火がついて熱と光があふれ出した。
⑤水素に火がついた。水素の核反応が始まった。
⑥エネルギーが段々かたまって行き中に圧縮されて光雲溶融状態となり、ついに水素の核からヘリウムの核に変換する原子の火が点いた。現在の太陽の姿である。
◇古事記:タケミナカタ(大国主の第二子、諏訪大社の祭神)
天真津(大宇は意図する)
日(光と熱)
成(出来上がった)
威(大いなる変換)
垂(エネルギーがあふれ出す)


1208天真延火゜会威座アマノィポアカリ a ma noi pou au ka ri
①宇宙における、輝く存在となった。
②炎が明るく輝き出した。まさに太陽の誕生である。
③太陽の炎、コロナ。
◇古事記:アメノホヒ(ポピ、天照の次男)
天真延(大宇は秩序立てられて行く)
火゜(炎)
会威座(輝き始めた※明かり・灯りの語源) 会威(明るくなった※明るいの語源) 会(出会う)威(大自然の変わり行く力)座(完了)
 


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