融合と分離を繰り返す組織体。これもネオ資本論の一つです。
資本が発展して行く過程においては倍々ゲームがバブルに繋がるかもしれないが、
資本の衰退期には資本融合が必要だ。
いわゆる企業合併もその一つだが、労働力も同じで優秀な人財を一つの企業に集中させるのも目的の一つです。
なにも組織を拡大させるのではなく、強い集合体を一度創り、再び分散させるやり方であって、何も新しい訳ではなく自然法則に適ったやり方なのです。
実際、日本中の優秀な達人たちは10年も前から資本主義は崩壊していると言うように、衰退期には新しい運命共同体論が必要だ。
融合と分裂を繰り返す生命体のような組織体制であれば、かつてのピラミッド社会の繰り返しではなくて、新しい生命体の誕生に繋がるものと考えられる。
一度、ぶっ壊して作り直すやり方では、同じ事を繰り返すだけでつまらなく、野蛮である。
新しいものを生み出すには、自然同様、細胞の融合と分裂のように、組織体の融合と分離、資本の融合と分離が上手くいくものと考えます。