酒好き文化風俗研究者

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プラトンは言う。快楽は苦痛にあると。

2015-01-24 | 日記
一般的には快楽主義者は苦痛からの解放者だと言われているが、快楽と苦痛は表裏一体であるから、別々には考えられない。

従って、私達の毎日の生活は苦痛と快楽とのシーソーゲームのようである。

快楽には、まず先に苦痛を与えなければ幸福には至らない。

グランベールはこう言います。
「苦痛が最も強力な感情であり、次が快楽である」と。

苦痛を避ける事はより不快を引き起こす原因となる。

そしてその不快に慣れ親しんで人間性を低下させているのが怠け者の人達だ。

そうならない為にも、快楽主義者の意見に耳を傾ける。

快楽を最大にするには、苦痛を最小にすることではなく、むしろ楽しんで苦痛を受け入れることにある。

人は誰でも幸せになりたいと願っている。それは遠くにあるのではなく、すでに備わっているものだから、苦痛は快楽からのメッセージだと言えるのである。