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安全保障法案は憲法違反?

2015-06-10 | 社会問題
安保改正について考えてみたいと思います。

安全保障法案の改正に反対する人たちを大きく二つに分けて考えて見ると、一つは愛国者の平和主義者であり、もう一つは反日の戦争反対者だ。

前者である平和主義の愛国者たちは集団的自衛権に反対している訳では決してない。

そうではなくて、民主主義に至っては国民が先に集団的自衛権の行使を認めてから政治家がそれに従うのが民主主義の正義であって、

自民党が勝手に決めて勝手に法案を通そうとしているところに反対しているのである。

実際、アメリカであった話だ。ある州でタバコの販売を規制したところ、町中で大問題になり住民投票にかけられた。結果は住民が勝利し、タバコの販売は認められた。この町の人達はほとんどの人がタバコを吸わないと言う。

つまり、タバコを規制することですら、政治家が勝手に決めるなと怒って住民投票に掛けて変更するのだから、

日本人が安保改正を勝手に決めるなと反対するのは理解できます。

もう一つの後者である反日たちは、怪しい平和主義者です。民主党や憲法学者3人は胡散臭く感じます。

彼らは平和主義者と言うより戦争反対者だ。だから「余計な事はするな」と言い、現在、「上手く行っているのだからこのままで良い」と現状維持で満足する。

どちらにしても、反対者が多いから自民党は大変だが、この安保法案の成立は日本だけの話ではない事くらいは承知のはずだ。

前者は知識人であるから、きちんと説明する以外に方法はないが、後者は集団心理に従うからきちんとした説明が必要だ。

前者にしろ後者にしろ、国民を大人として美しく対応しなければ、期待している阿部内閣も解散に陥ってしまう。

過去の政治家には国民を子供扱いにし、バカ扱いした言動が感じられたから、国民が政治不信になっても仕方ない。


もしもです。
自民党が倒れて、国家が潰れでもしたら大変ですから、その前に国民を「守りたい」と固く宣言すれば国民も同意しやすくなるのではないのでしょうか。

戦争反対者より平和主義者です。なぜなら、戦争は無くならないからです。綺麗事では片付かないのです。

この二つは矛盾していると思いますが、矛盾から学ぶしか方法はありません。

仮に、日本は戦争がしたくても国連憲章の敵国条項によって国連加盟国193か国の中で唯一戦争を起こす権利が無い特殊な国なのですから、

戦争反対しようがしまいが、日本は戦争できない国家なのです。