さくまひろしのBlog

小浜市在住 さくまひろしの個人ブログです。

各地のサテライトオフィス視察記

2019-11-15 18:06:06 | 日記

 

福井市越廼テレワーク

情報通信技術(ICT)を活用して職場以外で働くテレワーク推進拠点施設として福井市越廼地区に設けました。

越前海岸を一望できるオフィスと豊かな自然、観光資源を売りに都市部から人と仕事を呼び込み地域活性化や移住、定住につなげたい考えです。

近くにキャンプ場や温泉施設があり、仕事(ワーク)と休暇(バケーション)を両立する[ワケーション]ができるのですが、

以前に社員の福利厚生の一環として流行った保養地の施設に似ていて新鮮さを感じませんでした。

鯖江市サテライトオフィスわどう

都会のIT企業の仕事をインターネット環境の整えたオフィスに仕事を依頼して人件費のコストダウンになり、地方のベンチャービジネスの場になっています。

大企業の工場誘致することもさることながら、サテライトオフィスは個人に合わせた雇用条件も魅力的で、女性の活躍の場になっていて、今まで地方に残らなかった人材を確保して、空き家の利活用につながっいたのには参考になります。

サテライトオフィスLI FULL(東京企業)とわどう(山岸充氏)は子育てママさんの職場として古民家をリフォームしている

【地方に、年齢や性別、環境によらず誰もが挑戦、成長していける[幸せな働き方]を創る】プロジェクトビジョン

東京本社と同様の雇用条件の良いのとパート職員も1時間50円支払って子供を見てもらえる職場の横に認可保育園を開設しているのは素晴らしいと思います!

山岸氏のお話はサテライトオフィスとして現地な者が管理する場合の業務委託契約は細かく教えていただきたいです。

 

鯖江市N P O法人エル.コミュニティ

12年前、代表 竹部美樹さんは鯖江出身で東京のIT企業に勤務しながら企画しまた[市長やりませんか]プランコンテストに全国の大学生が参加し始まります。

有名大学から2泊3日で論理的仕事能力を競って審査を受けます。鯖江市は[市民主役条例]をつくり、提案を取り込み事業を実施します!

歴史を重ね出場したOBが省庁や企業に就職してそれぞれな立場で[鯖江オフィシャルメンター]応援されています。

今では学生団体W ithが運営を任されていて企業を巻き込みさらに【協創】が行われています。

エル・コミュニティは花道場を開き、ITのまちを担う子供達を育成(遊び場づくり)イチゴジャムとKDDIと共に教育モデルに展開を進めています。

サテライトオフィスのシェアハウスの準備も進めていて、企業(民間)はスピードが速い!どう動くかの共通認識が必要になります。

民間が動いて成果を出せば行政もついてくると言われました。

それも鯖江牧野市長の多彩な発想と人材育成とNP O法人への支援や早くからのIT関係の様々な取り組みの成果が先進地になりました。

[企業家の村]岡山県西粟倉村(にしあわくらそん)

都市部からの移住、起業が活発に行われている   [ローカルベンチャーについて]

百年の森林構想は自治体(西粟倉村)が森林施設を補助事業で建設する。民間(森の学校)が林業の6次化、付加価値の添加を受け持ち、共感、共有、発信、見える化を共有できているのがポイント!

起業家が今までに村に無かった仕事を起こし企業となり雇用を創出する。

西粟倉村は補助金を出すのではなく融資の相談や資料の作成を手伝っている。

森林の循環の事業に年間3000万事業費

としてかかるが、税収に繋がっていく。

都会は3年でペイできることが、地方では7年かかるといわれる。3年の補助が止まってからの展開で失敗するケースがあるので、6次化の循環事業にすることの自治体の構想が重要だと感じました。

 

サテライトオフィス事業の課題を解決するには、自治体と民間プレーヤーの間に入ってタックを組ませる役割りを担う機能(人材)と次のことが必要と思います。

1.事業協同運営(業務委託)

2.民間アイデア(民間知見の巻き込み)

3.ファイナンスの共同

4.リソースの共有

5.中間支援機能

 

徳島県神山町N P O法人グリーンバレー

徳島県神山町は、サテライトオフィス先進地として.創造的過疎が進む中、多様な働き方が可能なビジネスの場がいります。

そこで、神山プロジェットは3つの取組みを行っております。

①   ワークインレジデンス(働き手、 起業家の誘致)

②   サテライトオフィス の誘致により 、現在16社があります。

③   コワーキングスペースとして、 縫製工場の跡地を神山町が整備し、サテライトオフィス3社、徳島県庁も入り、、プログラマーやアーティストが集結し、登録会社が増えています。

グリーンバレー(N P O法人)の担当者の面白いお話はコンサルタントの仕事は魂がない、成り行に未来があるということでした。

国際文化村委員会…住民の思いが詰まった村を創ろう!から始まり、

アイデアキラー(難しい   無理だ   急ぐ必要はない    誰が責任を取る   事例がない)   の抵抗勢力はあって当然ながら、時代の歯車を回すチャンスでした。

出来ない理由より出来る方法を考えてとにかく始めよ!(Just   do  it  )

そして長期計画があったわけででない。アートから始まって良かった!

小さな成功から進んできている。続けるためには無理をしない。ということでした。

勉強して,小浜市の担い手、雇用の創出につながるサテライトオフィス誘致に向けて、民間と行政のつなぎ役をしたいと思っています。

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿