らしいです、最近は。
私もいわゆる趣味で自転車に乗っていると他人から見てもらえるような自転車を購入したのがもう数年前。しばらくして今のブームがやってきました。
かろうじて「便乗して始めた」ことには引っ掛かっていない(と思ってます)のですが、元々の自転車乗りの方々にしたら、こういったブームというのは苦々しく思うことも多いのではないでしょうか。
私も趣味として行なっていることが、後からブームとして盛んになることをいくつか経験しました。
・芸能人が趣味でやってますとTVで公言してやってきた、バスフィッシングブーム。
・デジタル一眼レフの普及と団塊世代の退職時期が重なり、手軽な趣味として広まった写真ブーム。
・古い国鉄時代の車両の廃止や上記のカメラ、二世タレントの紀行番組から派生した鉄道ブーム。
まあ、こんなところです。
いずれも今は静かなものとなってしまったようです。しかし、カメラは潜在的に多いでしょうし、また目玉の廃止車両でもあれば、カメラや鉄道はちょっとした祭りになるかもしれませんが。
これらのものが去ってしまうと後がどうなるか。それはもう死屍累々、不毛地帯……そんなところです。
バスフィッシングの後は、釣り禁止場所だらけになり、琵琶湖などはリリース禁止で魚を捨てるための「ゴミ箱」まで設置されました。バスが害魚であるかどうか、リリースの賛否については別問題なので論じませんが。
カメラブームも、夜景で有名な場所は三脚禁止であるとか、有名撮影地には砲列ができたり、立入禁止の花壇に踏み込む苦情は星の数の如く。
鉄道も同じく立ち入り禁止、撮影禁止場所が増大し、罵声大会やいざこざが起きて一般の人からの印象は低下するばかり(もともと高くはなかったかもしれませんが)。
また、ゴミの放置や違違法駐車、地元の方とのトラブルなどなど、共通する問題も沢山あります。
さて自転車ですが、先日警視庁から自転車については「原則車道通行」というお達しが発表されました。
自転車のマナーが悪く、また歩行者との事故が多いというのがその理由だそうです。もともと自転車は軽車両扱いなので、原則車道走行ではありましたが、日本の道路事情では、車道走行というのは大変乗りにくく危険でもあるので、歩道走行がほぼ一般化してました。
おそらく、今のままヘッドホンしたままケータイを操作し、車道の右側を無灯火で走る自転車がたくさん出るでしょう。
まあ、あまり心配はしていません。
行政等が動き出すということは、もうブームも先が見えている証拠です。窮屈になってしまえば、「にわか」の人たちは一気に熱が冷めていくものです。元々自分のなかにしっかりとした基盤がないのですから、好き勝手にできないものに興味が湧かなくなるからです。
先のブームたちも、行政やメーカー(鉄道会社など)が規制を発動した途端に平和になっていきましたから。
今は、静かな湖面でバス釣っていますし、カメラの砲列のない「有名撮影地でない」場所で、心いくまで写真を撮ってます。
郊外の道を自転車が本当に好きな人だけが走っている世の中が来るのを、のんびり待つことにします。
間違いなくそうなりますから。
金型、金属加工について何でもお問い合わせ下さい。
有限会社木村製作所
http://www7b.biglobe.ne.jp/~meister-kimura/
私もいわゆる趣味で自転車に乗っていると他人から見てもらえるような自転車を購入したのがもう数年前。しばらくして今のブームがやってきました。
かろうじて「便乗して始めた」ことには引っ掛かっていない(と思ってます)のですが、元々の自転車乗りの方々にしたら、こういったブームというのは苦々しく思うことも多いのではないでしょうか。
私も趣味として行なっていることが、後からブームとして盛んになることをいくつか経験しました。
・芸能人が趣味でやってますとTVで公言してやってきた、バスフィッシングブーム。
・デジタル一眼レフの普及と団塊世代の退職時期が重なり、手軽な趣味として広まった写真ブーム。
・古い国鉄時代の車両の廃止や上記のカメラ、二世タレントの紀行番組から派生した鉄道ブーム。
まあ、こんなところです。
いずれも今は静かなものとなってしまったようです。しかし、カメラは潜在的に多いでしょうし、また目玉の廃止車両でもあれば、カメラや鉄道はちょっとした祭りになるかもしれませんが。
これらのものが去ってしまうと後がどうなるか。それはもう死屍累々、不毛地帯……そんなところです。
バスフィッシングの後は、釣り禁止場所だらけになり、琵琶湖などはリリース禁止で魚を捨てるための「ゴミ箱」まで設置されました。バスが害魚であるかどうか、リリースの賛否については別問題なので論じませんが。
カメラブームも、夜景で有名な場所は三脚禁止であるとか、有名撮影地には砲列ができたり、立入禁止の花壇に踏み込む苦情は星の数の如く。
鉄道も同じく立ち入り禁止、撮影禁止場所が増大し、罵声大会やいざこざが起きて一般の人からの印象は低下するばかり(もともと高くはなかったかもしれませんが)。
また、ゴミの放置や違違法駐車、地元の方とのトラブルなどなど、共通する問題も沢山あります。
さて自転車ですが、先日警視庁から自転車については「原則車道通行」というお達しが発表されました。
自転車のマナーが悪く、また歩行者との事故が多いというのがその理由だそうです。もともと自転車は軽車両扱いなので、原則車道走行ではありましたが、日本の道路事情では、車道走行というのは大変乗りにくく危険でもあるので、歩道走行がほぼ一般化してました。
おそらく、今のままヘッドホンしたままケータイを操作し、車道の右側を無灯火で走る自転車がたくさん出るでしょう。
まあ、あまり心配はしていません。
行政等が動き出すということは、もうブームも先が見えている証拠です。窮屈になってしまえば、「にわか」の人たちは一気に熱が冷めていくものです。元々自分のなかにしっかりとした基盤がないのですから、好き勝手にできないものに興味が湧かなくなるからです。
先のブームたちも、行政やメーカー(鉄道会社など)が規制を発動した途端に平和になっていきましたから。
今は、静かな湖面でバス釣っていますし、カメラの砲列のない「有名撮影地でない」場所で、心いくまで写真を撮ってます。
郊外の道を自転車が本当に好きな人だけが走っている世の中が来るのを、のんびり待つことにします。
間違いなくそうなりますから。
金型、金属加工について何でもお問い合わせ下さい。
有限会社木村製作所
http://www7b.biglobe.ne.jp/~meister-kimura/