桜桃生存日記

桜桃が気ままに書きたいことを書く日記。
日常のこと、趣味のこと、思ったこと、など。

約束~長い間~ヒマワリ

2020-04-29 | うれしくって抱きあうよ
昨日生理が終わったので、今は落ち着いた精神状態。
生理前になると情緒不安定になったり被害妄想が激しくなったり、
小さな事でもひどく大げさに捉えて傷付くので、
今の安定した精神状態の内に、自分の気持ちを書く事にしました。

彼とは2月10日以来、逢っていません。電話もしていません。
5月と6月に逢おうかみたいな話をメールでしてましたが、
どうなるかわかりません。
例え逢えたとしても、次いつ逢えるかわからない。
彼は絶対家族や親戚を優先するし、私もそうしてほしいと思うし。
でもそうなると、また何ヵ月か逢えなくなるだろう。

逢う頻度や、逢う日がなかなか決まらない事に関して、
数少ないケンカの原因になっている。
昨年の10月、本当にこじれた。
「もう逢わなくてもいい」と彼に言ったくらい。
ちゃんと彼の事情を知って、納得して、
もうこんな事でケンカしたくない、
逢う日が決まらない事で不安になりたくない、と本気でそう思った。

そして2月10日、初めてのお泊まりのチャンスがあった。
でも彼は泊まろうとしなかった。
なんで嘘をついて泊まってくれようとしなかったんだろうと思ったが、
それ以前に私達は嘘をついたり、黙って逢ってる関係だ。
泊まるって事になったら、彼に更に嘘を背負わせる。
そう考えると、泊まる事のリスク、彼に嘘をつかせるリスクの方が大きいし、
泊まらない方がいいと思えた。
多分私達が付き合っている間にお泊まりする可能性は断然低い。
そもそも休日に逢う事さえも、お互い嘘をついて家を出て来ている。
嘘を隠し通すのは本当に命がけなのだ。

だから、彼に数ヵ月逢えなくても、お泊まりできなくても、電話できなくても、
最低限メールで繋がっていたらいいんじゃないかって。
お互い嘘をつく必要はないし、バレるリスクも少ない
(メールだとバレるんじゃないのって思うかもしれないが、
パソコンや携帯にLINEまたはメールしないようにするだけでも
まずバレない)。
それに彼が健康で幸せだったら、もうそれだけでいいんじゃないかって。

彼が付き合い始めから私に言っていた事が、
時間が経ってからよく理解できるようになってきた。
彼の方が私より経験がある分知っている。きっと痛いほど解り尽くしてる。
どうやったらこの関係を続けていけるか、失わないでいられるか。

彼の奥さんや彼の以前の恋愛との比較も、
彼と逢えない間彼が誰と連絡取ったり会ったりしてるか、
彼が一体どんな風に過ごしているか、
彼とできない事の多さなども、
できるだけ考えないように。
どうしても生理前はそういう思考になって苦しいし、彼を責めてしまうけど、
なるべく彼とは親族や友人といった、
逢えなくても寂しくなくてそれでも繋がっている存在だと、
そんな風に思っていたい。

気持ちが冷めたわけじゃない。愛情が減ったわけじゃない。
冷静になって落ち着いただけ。
逢えなくても平気でいたいし、
お互いのために成長したいのだ。

ただし、しばらく逢っていないからそう思えるんだろう。
彼に逢ってバイバイする瞬間が一番辛くて悲しいし、
逢えなくても平気って思えるまで、時間がかかる。
でもそういう意識に慣れてきたら、次はいつまで逢えないのか、
いつまで逢えない事に耐えられるのか自分との勝負になってくる。

逢えないのなら、休みの期間に連絡取れないなら、
自分の用事を無理やり作ればいい。
私は彼とのメールや、日記や、とあるサイトのデータをバックアップ取ったり、
別の日記をこの日記に移行したり、夢占いしたり映画観たりしてますよ。
録画やレシピや恋愛コラムの整理もしたいし、そろそろ衣替えと思ってるし。
家事だって念入りにしようと思えば、取り組めばいいし(笑)。

彼との関係を、逢えない期間を、悲観的に捉えないように。
お互いの家族と生活を第一に考えて、この愛を守りつつ育てて生きたい。

こっぴどい猫

2020-04-29 | 映画を観よう
2012年の邦画。
今CSの日本映画専門チャンネルで、
今泉力哉監督の映画がよく放送されています。
この監督の映画は多分今まで観た事ないと思うんですが、
この作品のあらすじに主演がモト冬樹さんって
率直にいいなあと思ったので、観る事にしました。

冒頭に「モト冬樹生誕60周年記念作品」というテロップが!
え~、そうなんだあ。それは心して観なければ。
で、いきなりモト冬樹じゃない3人が出てくる。
うーん。回想シーンなんだろうか。
しかし会話のシーンが声が小さくて聞き取りづらいなあ。

モト冬樹演じる作家の高田は今年還暦を迎える。
妻が亡くなってから小説を書けなくなった。
反面弟子の安藤は売れっ子の若手作家。
高田の次回作を待ち詫びている。
行きつけのパブ(スナック)で、高田は新入りの小夜と出会い、
自分の昔話をした後、彼女の相談に乗る事に。

小夜は男運がなく、奥さんのいる人とばかり関係を持ってしまう自分を
”ダメ女”と言う。
「自分に自信が無いから、求められると応じてしまう」
この気持ちわかる。
このピアノを弾く弾かないのやり取りでも、自信ないんだなあって。
で、弾いたら意外に上手いやんっていう。

でも夜中にマンションでピアノとかギター弾くのはどうなんだ^^;
ロマンチックなシーンではあるんだけど。
あと、小夜がなぜギター持ってるのか、まずそこを突っ込もうよ^^;

高田の娘の夏子は夫の秀樹が自分の友達と浮気している事を知ってしまう。
そして高田に相談する。
高田は若い頃に浮気した経験と、妻に浮気された経験がある。
「人を傷付ける人間になっちゃだめだって。傷付けられる方がいいよ」
と夏子にアドバイス。

秀樹は小夜と浮気していて、
そして高田の息子の崇はできちゃった結婚をするのだが、
昔から小夜の事が好きなのだった。
更に高田は夏子の友達の小夜を好きになるという・・・。

小夜が言い寄られやすい女っていうのもあるかもしれないけど、
モテてるやん。
この映画って、小夜絡みのトライアングルばっかり!!
なんて世間は狭いのか!!
っていうか・・・あの修羅場の電話の場面、親子だったら気付けよ!!!
普通お互い声聴いて気付くやろ!!!
あと崇と結婚相手も、小夜のマンションに来て、
高田もその会話聞いてるはずなのに、気付かないもんなん!?
拍子抜けしたわ。
と思いきやー、衝撃のラストが待っていた(爆)!!!!

いや~、このモトさんの語り口いいなあ。
落ち着いてて、自然な感じがする。
小夜役の小宮一葉は黒髪のロングが綺麗で、背が高くて、整った顔立ち。
でも自信なさげで優柔不断っていう。
小夜の優柔不断のせいで、皆振り回されて不幸になってるな。
夏子役の小石川祐子は目が大きくて、演技が上手いと感じた。

とても静かな映画です。夜中に観るのに最適。
BGMがほとんどないので、会話のシーンが印象的だし、
出演者の演技力も重要。
正直茶番と感じるシーンもあるけど、
私はこういう淡々とした映画好きなので。
でも観てて退屈って思う人もいるだろうなあ。
中だるみもあるけど、辛抱強くラストまで観ましょう^0^;

意外にネットでの評判が高くてビックリ(゚ロ゚屮)屮
やっぱりモトさんの渋い人柄と、小夜の小悪魔ぶりと、衝撃のラストが
いいんですかね。
ラストまで観たけど、観るのは1回こっきりでいいけどなあ(汗