先月末に『絶望に効く薬』の最終巻が出まして、
やっと今日、買うことができました。
今までと装丁が違っていて、最初見付けられなくて
しばらくコミック売場を彷徨いました(爆)
(左が1~14巻までの装丁、右が今回の最新刊です)
ラスト1冊で、平積みではなかったので尚更…(^^;)
しかも、ものすごく分厚いです。
これまで1冊に10人前後の方々との対談が載っていたんですが、今回は23人。
単純に2倍のページ数です。
みっしりと、読み応えあります。
それにしても、掲載誌の休刊とは言え、
これで最終巻となるのは本当に残念だし、悲しいです…。
もっともっと続いて欲しかったな。。
この漫画が楽しみで、毎週水曜に相方が買ってくるヤングサンデーを心待ちにしていたので(笑)
対談して欲しいと思う人も、まだ沢山居ましたし。。
こんな形での終わりは、あとがきでもちらりと書かれてますが、
山田さんご本人も不本意だったでしょうし、読者としても納得いきません。
何処かで「第2ステージ」として続けて欲しいと切に願います。
だけど、誰かと会って、対談をして、それを漫画にして、って
ものすごくエネルギーの要る、消耗する仕事だと思います。
私は絶対出来ません(爆)
最終巻の冒頭で「本当は人と会うのが好きじゃない」ことを告白されてますし、
『絶薬』やってる間は一層、心も身体もしんどかったんじゃないかなと思います。。
でもそれを振りきってまで5年間で約150人もの人と会い、描き続けてくれたことは、
本当に凄いと思うし、ありがたいと思っています。
人の数だけ絶望はあって。
でもそれを乗り越えてきた人達の、確かな生き方と言葉があって。
ページを開けば、それに触れられる。
とてもありがたいです。
最終夜(1話2話ではなく、この漫画の話数は“1夜、2夜”なんです)の内容と、
あとがきの最後の言葉が沁みました。
いつかまたどこかで再開すると良いな。
別件ですが。。
山田さんは今年4月に、『絶薬』の対談から繋がった縁で
田中優さん、枝廣淳子さん、江守正多さんとトークイベントをおこなってたんですけど、
(行きたかったですが、会場が東京だったので断念。。。)
このお3方、ap bankにも深く関わっておられる方々なんですよねー。。
(江守さんは07年、枝廣さんは07年・08年のdialogueに出演、田中さんは言わずもがな、です)
枝廣さんのブログによると、プライベートでもこの“絶望に効く仲間たち”で
飲みに行ったりして集まっていることもあるようです。
…今年のap bank fesのdialogueに、山田さんも出演ってことにはならないですかね??(爆)
ちょっぴり期待してしまう私でした(笑)