化粧品の成分おたく さえぽんの日記 (2017年7月化粧品成分検定1級【上級スペシャリスト認定】所得しました)

毒判定 1~3 ①★の時天然エキス等CAS有
天然×天然素材合成☆彡
or
天然×石油合成?成分名だけでは不明★①

ヘナカラー、ノンジアミンカラーについて

2017年12月28日 09時44分42秒 | 美容室

本日新規のお客様がある。
ノンジアミンカラーの施術予定。

電話でのご予約時、
3回に別けて合計30分程カウンセリング

お客様
1、普通のカラーで被れて困ってる。
薬局で聞いたらジアミンが合わないのではないか?

2、ヘナカラーをやったことがある。
少し痒くなった事もある。
痒くならないこともある。

質問1、ノンジアミンでは白髪は染まらないのでは?

質問2、お宅のヘナカラーは100%ヘナカラーですか?

私の解答1。
ジアミンでかぶれている可能性は高い。
当店のノンジアミンは白髪の染まり具合に限界が有る。当店では天然系100%のカラー補助剤を足すことで、明るめですが、白髪もある程度は染める事が出来ています。結果、ハーブカラーやヘナカラーでかぶれる方が落ち着いて染めることが出来ている方が居ます。(この方の要望で試行錯誤してメニュー化した)

私の解答2、ヘナカラーでかぶれた事がある場合、天然のアレルギー成分の蓄積によるアナフェラキシー反応が恐い。

当店のヘナカラーは100%では有りません。

促進剤としてアルカリ剤を使ってます(パーマネントウェーブの2剤に近い成分)➡️これを使わないと、6時間以上の放置が必要なので、美容室で取り扱っているヘナカラーの殆どがこのような補助剤で対応をしていると思います。


お客様
3、海外旅行中に染めて貰ったヘナカラーは気持ちよく全く痒くなかった。

私の解答。
体調もよかったと思いますが、ヘナカラーのタイプが合っていたのだと思います。

➡️混乱をさせるのでここは伝えませんでしたが、ヘナカラーの認識も少し補足すると

日本で扱われているヘナカラーの多くが、多数の植物の色素を利用しています。

ヘナだけで染めてれば大丈夫なら良いのですが、最初は大丈夫でもアナフェラキシーをおこすケースがある。

かと言って沢山の植物が採用されているヘナカラータイプはどの成分がその人に合わないかが判定しにくい。

実際にジアミンのアレルギーより、ヘナ(天然)アレルギーの方が私は恐いと思ってます。
➡️アレルギー反応が出てから2回目~5回繰り返す事で、その人のMaxを越えると死に至る事も。

難しいですよね😉

アレルギーが出ない体質の方には関係ないお話かもしれません。

こんな中でその方の要望と、体質をカウンセリングして出来る事で、対応させて頂いてます☺️

ちなみに私は、低刺激タイプのジアミンカラーは大丈夫。

最近はハーブカラーとノンジアミンカラーのハイブリットをしたり✨

パートの美容師さんに、あまり使ってないのを消費してください✨と最近使うことの減ったカラー剤をを入れながら染めてます。