『勤務地シンガポール』

日本に帰国しましたがタイトルはこのままで

ご縁-なぜか会う人 (営業マン編)

2008年08月19日 | 素晴らしき人たち

 以前「ご縁-なぜか会う人」というタイトルで記事を書きました。お互い連絡を取り合う仲ではないに、なぜか道でばったりということを繰り返すご縁のある人の話です。

 最近、そのようなご縁を感じるある営業マンと出会いました。髪を少し茶に染めたちょっと体格のいい華人系の営業マンです。スマートという言葉とは対極にあるような営業マンですが、良い笑顔をしています(笑)。

 最初彼は、うちのオフィスに飛び込み営業にやって来ました。今から思えばかなり前です。そして彼のことをほぼ完璧に忘れかけたある日、電話が来ました。覚えているかと聞かれて覚えていないと答えます。商品のプレゼンをさせてもらいたいので時間をくれといいます。今は時間がとれないので来週の月曜日にもう一度電話をしてもらいたいと彼に告げました。

 翌週の月曜日の午後彼から電話がありました。すっかり忘れてしまっていた私は、もうその週は全てアポで埋め尽くしてありましたので、申し訳ない、次の週にして欲しいと頼みました。そしてアポは翌週の水曜日と言うことに。

 週が改まった火曜日、バスを降りようとしたら「佐藤さん!」と呼び止める声が後ろから。後ろにはまったく見ず知らずの営業マンが立っていました。「俺、Jですよ!ほら明日お会いすることになっている。」「(しまった私としたことが。すっかり顔を忘れてしまっている。)ああ、君か!じゃあ明日オフィスで。」と、そのときはそう言って別れました。

 翌日の水曜日、彼は上司を連れて売り込み来ました。「ふむふむふむ。だけど今はいらないなあ~。」と、約1時間くらい話を聞いてお引取り願うことに。でもプレゼンは華人系特有の押しの強さも加わり結構上手。思わず、一台あってもいいかなあと財布の紐が緩みそうになりました(笑)。

 その二日後、今度は出勤途中2階建てバスの2階でぱったり会いました。Jにあなたの家はこの方角か?と聞くと違うというのです。じゃあなぜ?で、これからどこに行くのかと訊ねると、なんとシェントンウェイといううちのビルがあるエリアに行くとのこと。なるほど、彼の担当エリアの中にうちのビルがあるのか。などと思いながら、一昨日聞いて疑問に思ったことをバスの中で彼に訊いてみました。二人でああでもないこうでもないと話しているうちにバスは二人が降りるバス停を通り越してしまい、徒歩で一駅戻るはめに。

 歩きながらJが、うちのオフィスに寄っていいかと訊いてきたので、「えっ、ミーティングがあるんじゃないの?」と訊ねると、「大丈夫、気にしないでくれ。」とオフィスに上がりこんで来ました。私がかなり具体的な質問をして答えに窮したJは、「ちょっと待って下さい。今上司を呼びますから。」と。じょ、ジョーシを呼ぶって。。。と私が思っていると、なんと上司も今このビルに来ているというではないですか!1~2分してJの上司も参加しての話し合いが始まりました。彼の上司も言うのです。「たまたまこのビルに来ていた。」と。思わず、本当か!!?と訊き返したくなりました。全てができすぎています(笑)。

 それから後は、はい、皆さんのご想像の通り、私は契約書にサインしました(笑)。これも何かのご縁ですから(笑)。

 それにしても。。。こんなことってあるんですねぇ。あるときまとまって偶然が重なることって。いや、もしかして、全部仕組まれているかも(笑)。そういえば私も昔駆け出しの営業マンだったころ、「たまたま近くまで来たものですから~」とお客さんのビルの下から電話してオフィスに上がりこんで商談を進めるということもしておりました(笑)。決して“たまたま”じゃないんです、目的をちゃんと持ってその特定の場所にいくのです(笑)。もしかして、彼らもその手か?と、昔の自分を懐かしく思い出しておりました(笑)。

 その後Jは契約が取れた後も頻繁に電話をくれます。昨日などは、「近くまで来たので、」とオフィスに立ち寄ってくれました。そのときは私から人材業についていろいろと聞き出して行きました(笑)。そして今日、お昼ちょっと前、Jから電話がありました。「佐藤さん、佐藤さんのビジネスに俺はソリューションを持ってきました!」と切り出して来たJ。えっ?そ、ソリューションって?うちの商売のためになることな一体なんなのか、思わず身を乗り出して受話器を耳に押し付けて訊いてみると、なんとJはこう言ってのけたのです。

 「佐藤さん、俺を雇いませんか?営業マンとして。」

 J君、君は将来もっとイイ営業マンになるよ(笑)。Jの夢は独立して自分の会社を持つことだそうです。で今は、人の会社で「勉強」しているのだそうです。Jがスーパー営業マンになるか、はたまたインテリやくざになるか、私は見届けて行きたいと思います(笑)。 長くなってすみません。

-------------------------------------------------
にほんブログ村 転職キャリアブログへ にほんブログ村 海外生活ブログ シンガポール情報へ
このブログを応援して下さる皆様、
もし宜しければ上の3箇所をクリックして頂けると嬉しいです。
どうぞ宜しくお願い致します。

メールとの温度差

2008年08月12日 | 素晴らしき人たち

 メールをやり取りしていて「この人はちょっとキツそうだなあ」と思うときがたまにあります(笑)。

 ところが、実際お会いして見ると、メールから受けた印象とはまったく違った、朗らかで笑顔がとても素敵な方だったりした時は嬉しい驚きです。

 今回うちから転職が決まったBさんもそのような「メールとの温度差」を感じた方のお一人でした(笑)。

 Bさんの転職活動はこれまでのキャリアとはまったく別の、「本当に自分がしたい事」へのチャレンジでした。企業さんの「経験者望む」を見事くぐりぬけて、最後の方では企業さんから「Bさんは本当にうちに来てくれるでしょうか」と、心配されるまでに(笑)。

 Bさん、本当におめでとうございます!

-------------------------------------------------
にほんブログ村 海外生活ブログ シンガポール情報へにほんブログ村 転職キャリアブログへ
このブログを応援して下さる皆様、
もし宜しければ上の3箇所をクリックして頂けると嬉しいです。
どうぞ宜しくお願い致します。




自分のことほどよく分からないものはない その1

2008年08月01日 | 素晴らしき人たち

 自分の強さや弱さ、そして得意なことや不得意なことを正しく理解することってとても難しいことだと思います。人は「自分のことほどよく分からない」ものだという気がします。

 先日面接に来てくれたLさんは30代前半の中国ご出身の女性です。本人のレジュメに書いてあった通り、初対面の「笑顔」でホテル業界出身だと分かるくらい笑顔が素晴らしい方でした。

 Lさんにはホテル業界での「セールス&マーケティング」の経験が約10年あります。その後一念発起してMBA取得を目指すためシンガポールにやってきて、最初の一年間は英語の学校に通い、その後の2年間でMBAのコースを終了し、この度めでたく卒業となったようです。

 今後はシンガポールで就職をとの希望なのですが、なかなか見つからないということでウチに来てくれました。ちょっと考えただけでは彼女へのソリューションの提案は難しいように思えました。なぜなら学歴と、希望給与、それに希望の仕事との間にギャップがあると思えたからです。

 職種はセールス及びマーケティング希望なのですが、今回のMBA取得を機に「業界を変えたい」というのです。これが私には難しく思えました。と、いうのも、地元の人材市場では、企業は「シンガポール人」または「シンガポールの永住権」を持っている人を前提とし、そして「経験者」を優先するからです。これが彼女を含め多くの外国人には巨大な壁となってたちはだかっています。彼女にとってこれまで経験を積んできた業界から別の業界へとキャリアを変えることはリスクと言うよりも、より多くの競争者と対峙しなければならないということを意味しています。またお給料も希望のラインまで達しない可能性も高くなります。加えてMBAという学歴も「そこまではいらない」とか「必用以上だ」と判断される可能性も高くなると思われます。

 そのような状況の中ではまず優先順位を決めるのが一番です。それを彼女に聞くと、「どうしてもシンガポールに残りたい、ここに住みたい」のが一番だと分かりました。という事は、まずはある意味どんな仕事でも見つけて、シンガポールに居住できる「身分」を手に入れなければ成りません。。。

 このようなLさんが取るべきアプローチや、どういった企業をターゲットにすべきか、または出来るだけ短期間で仕事を見つけるにはどうすべきか、など私からのソリューションについては次回にということで。

 今日は金曜日、何か美味しいものでも食べに行きましょう(笑)。
 皆さんもどうぞ良い週末をお迎え下さい。

-------------------------------------------------
にほんブログ村 海外生活ブログ シンガポール情報へにほんブログ村 転職キャリアブログへ
このブログを応援して下さる皆様、
もし宜しければ上の3箇所をクリックして頂けると嬉しいです。
どうぞ宜しくお願い致します。


青虫から蝶へ

2008年07月03日 | 素晴らしき人たち

 転職に際してこれまで務めてきた会社を辞めることはある意味「卒業」と捉えることができます。

 全く初めてのことにチャレンジするには勇気が要ります。でも一歩踏み出せば新たな現実が目の前にあらわれます。「こんなことは自分にはできない」と一瞬人は立ち止まります。でも困難は準備ができていない人のところには来ません。それに打ち勝つ準備が既にできているから、それはその人のところに来るのだと思います。逆にチャンスは、準備ができていないときにしかやって来ないと言われています。

 以前の同僚と会いました。彼は最近ヘッドハントされて新しい会社に移りました。が、会社が本人の能力を買いかぶっていると言います。自分はそんなにできる人間ではないのだと。でも私から見ればそれはチャンスです。それはヘッドハントと言う形で突然やって来ました。彼はそれを、それが過ぎ去る前に掴みました。でも今困難に直面しています。その困難を、彼はいずれ乗り越えると思います。

 青虫が蝶になるのは物凄い大きな変化です。私の元同僚は今その変化の中にいると思います。そんなふうに見ていると、転職にも二通り、つまり今よりも大きな青虫になる転職か、はたまた蝶になる転職かがあるような気がします。どちらかが一方より勝っているというのではなく、それぞれの事情や成長に合わせて選択するのが大事だと思います。

不休不眠

2008年07月02日 | 素晴らしき人たち

 
今日マレーシアから面接に来てくれたPさんは5月にクアラルンプールの大学を卒業したばかりのうら若き華人系の女性です。

 一見大人しそうな方なのですが、一旦話しを始めるとどうしてもシンガポールで働きたいという熱意が物凄く伝わってきます。自然とこちらも真剣に成ります(笑)。彼女の成績表を見てびっくり。かなり優秀な成績です。どこか米系の金融系などにいったら、新卒の中でもかなり良いオファーがでると思われます。そんな事を話したら「自分には興味がありません。自分は○○の仕事がしたいのです。」と一途です。

 ほとんどの新卒の方の場合、彼女もそうでしたが、職歴がありませんので、面接では大学時代のプロジェクトや研究について聞いたりします。Pさんには在学中一番大変だったこと、やりがいを感じたことなどを質問しました。そうしたら、「研究論文の最後の追い込みです。」という答えが返ってきました。なんとPさん、7日間不休不眠でその論文を完成させたそうです。これまでの候補者さんではインドネシアの方が2日間不休不眠という方がおりましたが、7日間と言うのは初めてです。

 「えっ!?不休不眠って、Pさん、ちょっとだけ休んだりしたでしょう。」と私も驚いてとっさに聞いてしまいました。

 「いえ、全く寝ていません。」

 Pさんの話によると、不休不眠の7日間が終わり論文を提出した後、2日間連続で眠り続けたそうです(笑)。途中母親からの電話があり、一応応答はしたものの、直ぐに眠りに入り、気が付いたとき携帯電話はツーツーという音がし、自分は電話を切らずにそのまま寝てしまったことに気が付いたそうです。

 さてPさんの仕事ですが、これから企業側へ応募ですが、なんとか決ってくれればと祈りたい気持ちで一杯です。


最近寄ってくるもの

2008年06月09日 | 素晴らしき人たち

 今朝、ある案件に応募してきてくれた方々の、レジュメに目を通していましたら、一人の方の名前が目に飛び込んで来たように感じました。

 Lさん。約8年ぶりの再会です。私がソフトウェアの営業マンだったころ、顧客企業先の担当者だったのがLさんです。当時はお客さんと営業マンという関係でしたが、Lさんからはとてもよくして頂きました。私が今のセールスブリッジをはじめたころ、Lさんにコンタクトを取ったのですが、その時は既にLさんはそれまで勤めていた日系企業を退職していました。Lさんの携帯電話の番号も探したのですが見つからず、その後8年が経ちました。

 そして今朝、ある案件に応募して来てくれたLさんのレジュメに出会ったというわけです(笑)。

 すぐにコンタクトを取ると、なんとお互いのオフィスは近いということが分り、ランチを一緒にすることにしました。

 8年ぶりの再会でしたが、最後に会ったのは数ヶ月前のような感覚がお互いにありました。Lさんは当時、ある日系企業での一マネジャーでしたが、今はなんとシンガポールの上場企業でかなり上に行っていることが分り、彼の出世振りがとても嬉しく感じました。Lさん凄いじゃないですか!という私にLさんは、

 「でも結構大変なんだよね。社内政治も結構あって。。。」と憂鬱そうです。この辺にLさんの動機がありそうでした。Lさん、任せて下さい。私がなんとか良い機会を見つけます!

 その後、また近いうちに会おうという約束をしてLさんと別れました。

 そんなんで、今日は8年ぶりのLさんとの再会でしたが、実は最近私の周りに、以前親しくしていてその後コンタクトが途切れた人たちが、なぜか寄って来ているように思えるのです(笑)。再開した時、皆さんおっしゃる言葉がなぜか一緒です。

 「いやー実は最近あなたの事を思い出して、ちょうど連絡を取ろうと思っていたところなんだよー。」

 偶然かも知れませんが、それにしては数が多いです(笑)。明日は、そして今週はどんな懐かしい方に再会できるか楽しみです。


どこまでもポジティブに考える

2008年05月29日 | 素晴らしき人たち

 以前このブログでもご紹介したお客さんのスティーブと今日ランチを一緒にして来ました。

 一通り仕事の話が終わり、さて今日はどこへ行こうかという段で、スティーブの方から「この前行ったジャパニーズ・レストランに行こう」という提案がありましたので、私もその案に乗りました。最近は健康に結構気を使っている方なので(笑)、こうした和食系の提案はありがたいです。

 結構俺に似てんじゃん、と思えるのは、スティーブもかなりのリピーターで、今日も前回と同じ「牛肉の照り焼きセット」にサーモンとマグロの刺身を別途注文というメニューでした。それにコカコーラ。流石アメリカンです(笑)。

 ところで最近はお客さんの所へお伺いした際の話題が、どうしてもシンガポールの今後の景気の行方になりがちです。今日、食事中のスティーブとの話題もそうでした。

 通常こういった話題は、「これからどうなるんでしょうかねぇ」、「シンガポールも大丈夫でしょうか」、「オリンピックのあとは結構くるんじゃないですか」、などと、どちらかというと不安でネガティブな内容になりがちなのですが、流石はアグレッシブなセールスマンであるスティーブの反応と状況の捉え方は違っていました。あくまでもポジティブなのです(笑)。

 「オイル・プライスが上がっていけば確かに大変にあるだろうけど、一方でそれを克服するような新しい技術やイノベーションが出てくる。例えば電気自動車などがもっと改良されて値段もリーズナブルになってそれがあたりまえになるとかね。要は変化はチャンスなんだよ。」

 なるほどポジティブだスティーブ。

 それからいろいろ話を聞きましたが、彼はどんな事象に対しても「ポジティブ・マインド」で接しているのが分かり、改めて感心させられました。確か以前読んだ「7つの習慣」にでしたか、書いてあったのを思い出しました。曰く、“ある事象に対してネガティブに反応するのもポジティブに反応するもの、そのどちらかの感情を選択するのは自分自身だ。”というような内容だったと思います。

 腹が立つこと、がっくりくること、私達の周りには日々たくさんのことが起こります。ただそのことが起こった際に対応する“心持ち”は私達自身で選択できます。日々の出来事に対してただ“感情的”に反応していることがどんなに多いことでしょう。どこまでもポジティブに考える。スティーブに見習いたいと思います(笑)。

ウォークイン・インタビュー

2008年05月20日 | 素晴らしき人たち

 「すみません、こちらはリクルートメント・エージェンシーでしょうか。。。」

 さてそろそろ切り上げようかなと思っていた夕方、うちのオフィスに一人の青年が訪ねて来ました。手に一通のレジュメを持っています。「シンガポールで仕事を探しているのです。」とその青年。訊くとマレーシアから来られたそうです。

 うちの場合は事前に日時を調整しての面接がほとんどなのですが、たまにこういった、いわゆる「ウォークイン・インタビュー」(Walk-in Interview)があります。先週このブログでご紹介したRさんの甥っ子さんも当初アポなしの飛び込みで来られました。うちの場合は取り扱い案件に結構偏りがあるので(笑)、ウォークインで来て頂いても案件のご紹介はなかなか難しいのですが、今日この小さなエージェンシーに迷い込んで来てくれた(笑)その青年Sさんが探しているポジションは、なんと今現在私の方で人材を探しているポジションにピッタリの方でした。こんなこともあるもんですね(笑)。

 Sさんに、うちがIT系のポジションを主に取り扱っていると誰かから聞いてやって来たのですか、と訊くと、「いえ、先ほど隣のビルで面接があったのですが、それが終ってからこのビルを覗いて一階の入居テナントのボードに“サーチ&リクルートメント”とあったので、人材会社ではと思ってお邪魔しました。」とのこと(笑)。

 Sさん有り難うございます(泣)。今後はシンガポールで生計を立てて行きたいとのご希望が叶うよう、私の方でも企業さんへの提案をしっかりやりたいと思います。既に政府系某IT企業の一次面接が通ったとのことですから、こちらも早く動かねばと思っています。





果物かご

2008年05月14日 | 素晴らしき人たち

 今朝オフィスにいましたら、以前お仕事をご紹介したRさんから電話がありました。

 「佐藤さん、今日の夜もしご都合が良ければ食事に一緒に行きませんか。奥さんもご一緒に。」

 Rさんはフィリピンの方ですが、日本に住んでいた経験もあり日本語が流暢です。もともとは彼の甥っ子さんが私のところに飛び込みでレジュメを持って来たことから始まったご縁なのですが、その甥っ子さんがシンガポールで仕事が決った後で、叔父さんにあたるRさんを私のところに連れてきてくれたのです。Rさんも何とかシンガポールで職を得たいと願っていました。

 その後しばらくしてRさんにもめでたく仕事が決ったのですが、Rさんはそのことで、ことのほか私に感謝してくれて、「お給料をもらったら真っ先に佐藤さんへご馳走します!」と言ってくれていたのですが、なかなか双方の都合が付かず、今朝のお誘いになったというわけです。

 「Rさんごめんなさい。実は最近体調を崩してしまって、食事の方も、医者から制限されているので、今回は本当に申し訳ないんだけど、また別の機会に行きましょう。」と、Rさんともしばらくお会いしていなかったので、とても残念でしたが、そうお願いした次第です。Rさんも快く承知してくれて、電話はそこで終りました。

 夕方、お客さん先からオフィスに戻ってみると、机の上にたいそうな「果物かご」が置いてあるではないですか。聞くと、なんとRさんが突然訪ねて来て、私へのお見舞いだと言って置いていってくれたそうです。

 その果物かごの包装を一目見て直ぐに分りました。その素朴さからして、それはお店で包装してもらったのではなくて、Rさんがご自分でラッピングしてくれたような感じのするものでした。彼の人柄というか優しさが伝わって来るラッピングでした。開けてみると、フィリピン特産のマンゴをはじめ沢山の種類の果物が詰まっていました。直ぐにRさんに電話をして御礼を述べました。

 Rさん、逆に気を使わせてしまって申し訳有りませんでした。果物今しがたオフィスで少し頂きました。とても美味しかったです。今、医者から“減量”を厳命されてしまっているので、この果物かご、まさにグッドタイミングでした。本当に有り難うございました!

 人材稼業をしておりますと、人と人とのご縁の素晴らしさや有り難さをいつも感じさせられます。Rさんから今日頂いた“親切”は、今度は私からまた別の人へ、明日か明後日お会いする人になるかな、渡したいと思っております(笑)。



決らないときは何かある

2008年05月06日 | 素晴らしき人たち

 いくらご提案申し上げてもなかなか決らない人材、候補者の方がおります。

 それぞれのケースによっていろいろな理由が思い当たりますが、今回担当させて頂いたHさんケースはなぜ決らないのか当初よく分りませんでした。私から見てもとても良い青年です。面接して頂いた企業さんからのフィードバックも決して悪くはないのですが、いつも今ひとつのところでオファーが出るまで至りません。

 その理由が今日分りました(笑)。

 お昼ごろにHさんから電話がありました。

 「佐藤さん、今回いろいろとお世話になりましたが、実は転職活動をやめたいと思います。」とHさん。どうしたのですか、どこかへ決ったのですか? 決ったのであれば、それはそれでおめでたい話なのでそうHさんへ訊ねました。 すると、

 「いえ、どこも決ったということではないのですが、、、実は入学を申請していたオーストラリアの大学から入学許可がおりまして、、、自分としては申請していたものの難関なのでまさか受かるとは思っておりませんでして、それで転職活動を開始したのですが、それが運良く最近合格通知を受け取った次第です。」

 と、おっしゃるではありませんか。ははあーこれだ!とHさんから事の次第をお聞きしてひとり合点が行きました(笑)。Hさんは企業の面接に“受かってはいけなかった”のです(笑)。この仕事をしておりますと、これと似たようなケースに出くわすことが多々あります。これぞまさしく人生の妙と云うのでしょうか(笑)。

 Hさんは7月に大学へ入学するためにオーストラリアに行きます。電話の最後にHさん、こう言ってくれました。「佐藤さん、大学を卒業したあとの就職、宜しくお願いします!」 嬉しいーですね、このように言って頂けると(笑)。Hさん、ご入学本当におめでとうございます!



成長

2008年04月07日 | 素晴らしき人たち

 今日お昼ごろ、オフィスのあるシェントンウェイ界隈は物凄い大雨に見舞われました。前の勤め先の同僚「T」と昼食のアポがあったのですが、傘を差していても役に立たないような雨に、一瞬Tに電話して延期してもらおうかと、弱気になりましたが、久しぶりに会う友人のため、また向こうは勤め人でこっちは時間的自由人。となれば私が行ってやれねばと決意を新たに雨に濡れながら待ち合わせ場所に行きました。

 Tは私が以前シンガポール系企業に務めていた時の同僚です。インドネシア出身の華人で年は私よりもずっと若く、今丁度30を超えたくらいでしょうか。私は当時CRMの営業をしていたのですが、TはBIのコンサルタントでした。その後私は知人の会社の日本進出を手伝った後、現在のセールスブリッジとなるのですが、Tはその地元系の会社を「卒業」後、米系の大手ベンダーにBIコンサルタントとして移りました。そして現在の欧州系投資銀行のIT部門へは、約半年前くらいに、BIのスペシャリストとして移りました。

 同僚時代Tとはなんとなく気が合い、良く昼ごはんを一緒にしていて、その後も定期的に会ってはいましたが、少しづつ間隔が空き、6ヶ月前に会ったのが彼との2年ぶりの再会でした。話を聞くと仕事も順調そうです。給料もかなりアップしたようです。その昔クレジットカードを持てなかった彼のために高額商品の購入を私のカードで立替払いしたこともありますが、「今日は俺がおごるよ!」と出してくれたカードはシティバンクのものでしたし、ちらっと見えた財布の中にはそのほかにもいろいろな銀行のカードがはちきれんばかりに差し込まれていました(笑)。

 金満主義を尊ぶ訳では決してないのですが、やはり友人が豊かになる姿を見るのは嬉しいものです(笑)。数年前家を買ったときは、親兄弟からもお金を集め皆で力を合わせて買ったという話を以前聞かされていましたが、なんと今日の話では、Tはコンドミニアムの購入を検討しているというではないですか。それも「不動産投資」として。Tもご多分に漏れず華人系路線まっしぐらといった感じでした(笑)。

 しかし、そんな順風満帆に見えるTにも、人言えぬ心配事があるようでした。どうしたんだと聞く私に話してくれたTの話は家族や家庭の問題でした。どうやら嫁/姑の類の話で、間に入ってTはいろいろと悩んでいたのです。「でも、それももうすぐ解決しそうなんだ。」といつもの明るさを取り戻してTが言います。その内容は「Tよ、よくそこまで決断したな!」と肩を叩いてやりたくなるくらい勇気のある内容でした。

 周りからは一見華やかに見えるTの、仕事や職場そして年収ですが、それと同じくらいいやもっと深い深さで、決してお金では解決できない問題を一方で、今日会ったTは抱えていました。でも、ちょうど飛行機が空気抵抗なくしては飛び上がれないように、我々人間も何か「抵抗」がないと成長できないのかな、Tと別れた後、ふとそんな事を考えながらオフィスに帰って来ました。私の周り?いろいろな「抵抗」がありすぎです(笑)。

応援したい神谷さんの英語学習寮

2008年03月31日 | 素晴らしき人たち

 神谷俊介さんと初めて出会ったのは、2004年8月の香港ででした。その年の3月にセールスブリッジを立ち上げた私でしたが、もともと人材会社出身ではなかったこともあってか当初は結構大変でした(笑)。売り上げもゼロ、ゼロ、ゼロのオンパレードで、はて、こんなんで先行き大丈夫なのだろうかと大きな不安に苛まれながら日々を過ごしていました。

 そんなある日、今でも大変お世話になっている会社の社長さんが、香港にいる社長さんのご友人を紹介して下さいました。シンガポールと香港は地理的には近いのですが、その頃の私にとっては、香港ですら「金銭的にとても遠い国」でした(笑)。が、まさしく藁にもすがる思いで、タンスの中のお金をかき集めて(←これは本当の話です:笑)、とあるショッピングセンターの中に入っている旅行会社で格安航空券を買って、そのご紹介頂いた方にお会いするため香港に飛びました。

 神谷さんはそのとき、日系大手人材会社の人材コンサルタントとして、そのご紹介頂いた方の下で働かれていました。休日にも関わらず、またたとえ上司からの依頼だったとしても、どこの馬の骨か分らない初対面の私に対して、丁寧にそして辛抱強く、ご自分の人材コンサルタントとしてのこれまでのご経験を話してくれました。そのご好意は本当に有り難かったです。そしてそのお話はまさに目からうろこでした。なぜかといいますと、当時の私は商売をどうも「キレイ」にやろうとしていたようで、メールやウェブ(注:今のうちのウェブではありません。その前にひとつあったのです。出来上がったのですが、結局アップせずに消えた幻のサイトです)、それにFAX広告などを使って「キレイ」に仕事をしようとしていました。ところが神谷さんからお聞きする日々の営業活動はまさに「どぶ板」でした。えっ!?こんな大手さんでもその手法はどぶ板営業なんだ!と、簡単なことですが、それは当時の私にとってとても新鮮で強烈なインパクトを伴った貴重な情報でした。

 シンガポールに帰国後、直ぐにそのどぶ板営業を実践したことは言うまでもありません。以前のソフトウェア営業時代やってきたことでもありましたし。好きだとか嫌いだとかいう選択肢はなく、電話かけまくり、訪問しまくりの日々を過ごしました。御陰で今日のセールスブリッジがあり、また私も御飯を食べられております(笑)。

 そんな私にとっては大恩人の神谷さんですが、その後、香港で働かれていた会社を退職され、一時日本へご帰国、そしてMBA取得のためにフィリピンの大学院へ、そして最近、英語を海外で学びたいと考えている日本人の方々へ、ご自身の経験や体験をフルに活かした「英語ボーディングハウス」なる“英語学習寮”をフィリピンで立ち上げられました。私もその立ち上げを心からお祝いしたいと思っていますし、また神谷さんからは是非このご商売を成功に導いて頂きたいと思っています。今日はフィリピンに魅せられ、フィリピンでご商売を立ち上げられた神谷さんの今後を応援したいと気持ちで、皆さんに紹介させて頂きました。

 神谷さんのサイトはこちらからご覧頂けます。
 http://www.justmystage.com/home/ebh/index.htm

 ミクシィの神谷さんのページ
 http://mixi.jp/show_friend.pl?id=1429274

 



自称社員2

2008年03月05日 | 素晴らしき人たち

 <ご要望を頂いたので、昨日の記事に続きます。>

 その日はどんよりとした曇り空で、時々雨が降っていました。ランチアポがあったので、お昼ごろ傘を持って出かけました。

 待ち合わせの場所に到着寸前で携帯にメッセージが入った音が聞こえました。多分少し遅れるのだろう、とその日会う事になっていた知り合いの顔を頭に思い浮かべながら携帯をポケットから取り出し、そのメッセージを見てみると、

 「済みません。今日は少し遅れます。 デービットより。」

 知り合いは日本人です。デービットだなんて欧米系の名前ではありません。

 「はあ?」“デービットって、誰だっけ?”私はそのとき一昨日うちに面接に来てくれた候補者のデービッドのことを直ぐに思い出すことはできませんでした。なぜって?それは彼とはアポなんか無かったからです。

 「確かに昨日のデービットだが、たぶんこのメッセージは送り先を間違ったんだろう。」その後直ぐに知り合いも到着したこともあり、デービットには返信せずに私はランチを楽しみました。

 その後2時頃にオフィスに戻り、無我の境地で仕掛りの仕事に集中していると、オフィスのドアが静かーに開く音がしたように思えました。そうなんです、そのときは私一人しかオフィスにおらず、また私の席からドアは見えません。普段は「すみませーん」とか聞こえるのですが、そのときは、ほんの一瞬かすかな音というか気配を感じただけで、その後直ぐに、またいつもの静粛、と言いますか、いつもの通りラジオから流れるクラッシック音楽が聞こえます。

 それからどれくらい経ったでしょうか。さあーて、一休みするかと、新しい紅茶を作りにマグカップを抱えて立ち上がり、部屋をでたその瞬間!私は、マグカップを落とすというよりも心臓が止まりそうでした。見知らぬ誰かが机に座っていたのです!!パソコンを立ち上げ仕事をしています!!(そっ、そんなはずはない、この机は誰も使っていないのだ。俺も仕事のし過ぎでとうとう真昼間に亡霊を見るまでになったか。。。)と思うよりも早く、「それ」は顔をこちらに向けました。口元にほのかな笑いが浮かんでいます。

 「デっ、デービットォ!!、デービットぢゃないか!! こんなところで一体何をしているんだ!」

 今思い出すと少々可愛そうな気がします。家内に話をしたら、「座っているだけだったらいいんじゃないの?」と、あたかも私があの日デービットをきつく叱り、追い出したかのように言います。私もちょっとした自責の念を感じますが、じゃあ、どーせーっつーの?ってこっちも泣きたくなります。

 あの日、本人からの聞き取りによると、デービットは約1時間くらいうちのオフィスに座っていたそうです。気配を完全に消し去って。

 実は次の日もデービットからメッセージがありました。

 「今日午後、お客さんを連れて行くからいいか?」と。

 で、「申し訳ない。今日は他のアポで忙しいからダメだ。」と返したら一言、

 「俺も忙しい。」と返ってきて、その後メッセージが来ることはありませんでした。

 レジュメ中、デービットは現在働いていることになっていましたが、どうもそのように思えませんでした。と、すると、レジュメに書いてある複数の会社も社員ではなかったのではと、疑ってしまったりします。もしかしたら、うちの「セールスブリッジ」というのも既に、彼の履歴になってしまっている可能性があります。

 今思い出したデービットの迷言があります(笑)。
 「デービット、結婚してるの?」
 「はい、結婚しています。」
 「じゃあ、お子さんはいるの?」
 「3 days!」

 「お子さんはおりますか?」と聞いてこちらが期待する答えは、いるか、いないかの2つにひとつですが、「3日!」と答えた人はデービットが始めてです。てっきり、お子さんが生まれて3日目だ、ということだと思って、「それはおめでとう!」と手を差し伸べると、今度はデービットの方が、なぜ握手するのか分からないといった感じでした(笑)。それを思うと、お子さんはいず、また結婚も、していないのかも知れません。

 とても不思議な方でしたが、「類は友を呼ぶ」の言葉の通り、私にも何か彼をひきつける「波動」みたいなものがあるのかも知れません(笑)。


自称社員

2008年03月04日 | 素晴らしき人たち

 日々多くの方々とお会いしておりますが、時が経っても忘れられない強烈な印象を残して行ってくれた人たちも中におります。デービットもその一人です。

 アート系の人材で作品も素晴らしいものがありましたが、でも、私には会った瞬間に、この人少し変、と感じましたね、今思うと。私の方を見て話をしているのですが、焦点距離が全く合っていない。視線は私を突き抜けてはるかかなたに行ってしまっているのです(笑)。

 その後面接が無事終了して、今日はどうもご足労頂いて有難うございました、の段になって、デービットはこう聞いてきました。「で、いつから出勤ですか?」

 私は、“随分と積極的でやる気を見せてるな”と感心しましたが、まだエージェント面接の段階で、企業との面接もまだだし、それに、採用と決まったわけではないので、「デービットさん、これからあなたのことを企業さんへ提案するので、その結果が出るまで少し時間がかかります。何か進捗がありましたら連絡しますよ。」と伝えドアまで送りました。

 デービットは何かつぶやきながら私の前を歩いていましたが、ドアのところで一瞬立ち止まり、振り返って再びこう訊ねました。「いつから出勤ですか?」

 私は、こりゃあちょっとおかしいなあとは思いながらも、「ええ、また連絡しますから~」と務めてにこやかに笑いながら彼を送り出しました。彼もそれに答えるかのように一言、「あなたはいい人だ(ニヤッ)。」


 いや~、そのときは、なんにも考えなかったですねー。全く予想だにしませんでしたよー、このデービットのこと。まさか本当に「出勤」してくるとは(笑)。

 次の日、デービットは「出勤」して来ました。 どこへ?
 はい、我が社へ(泣)。



しょうゆ御飯-とってもエキサイティングな和食 その3

2008年02月14日 | 素晴らしき人たち

 <昨日の記事の続きです>

 さては兎も角、他愛のない話をしながら私達は料理を待ちました。シンガポールの日本食レストランではたまに、先に出てくるべき料理が全部食べ終わって忘れた頃に出てくるときがあります(笑)。今回は“まずは刺身の盛り合わせが出てくるべき”と、スティーブの身振り手振りそれに顔の表情もダイナミックな話に全身を耳にして聞き入りながらも、万事細かい私は(自分でも時々イヤになるのですが、)気になって仕方がありませんでした(笑)。こんな性格では、いつかはきっと星一徹のようにちゃぶ台をひっくり返してしまうかもしれません。スティーブは、と見ると、そんな私の気遣いをよそに、ボストン・レッドソックスなどの話をしております。と、丁度その時です。「お待たせやしたー」(任侠道の人?いえ、地元のスタッフの流暢な日本語です。)の掛け声と共にサーモンとマグロの刺身盛り合わせがテーブルに置かれたのは。

 相変わらず話まくるスティーブ。私は、分かったように軽くうなずきながら、で時には大仰にうなずいて見せながらも、話は全く理解してなく、まずはスティーブの刺身の醤油皿にお醤油を静かに、それも“上品”についであげました。

 「さあスティーブ、まずは食べながら話そうぢゃないか。」と私。スティーブもそれに促されたように我に返って、そして薪でも割るように割り箸を割り、ふと目線を私が彼についであげた刺身醤油皿に落としました。“ん?何か問題か?”と思っていると、彼はおもむろに手を伸ばして、テーブルに配置された醤油ビンを取り上げると、あたかも私が彼についであげた醤油の量が少なすぎると言わんばかりに、その醤油皿が溢れんばかりになみなみと醤油を継ぎ足しました。“こりゃどうも、俺がついだ醤油が気に食わなかったようだな。”と思っていると、今度はなれた手つきで、マグロの刺身一切れをつまみ上げ、スーッ、チャポン、とその海のような醤油に入れて箸を放したではありませんか!“そっ、それはマグロの漬け(づけ)だ!”

 目の前の醤油の海に、サーモンやマグロが泳いでいます。「どうだ、スティーブ、今日の刺身は?」と聞くと、「ファァンタァスティック!(素晴らしい!)」と間髪入れずに。「どうだお前のはヒロト?」と一応私のも心配してくれています。そして「うん、そうだな。今日の中落ち丼は。。。」と目線をスティーブから手元の中落ち丼に移したその時、私は目の上の部分で見ました。スティーブは自分の御飯に上から円を描くように醤油をぶっ掛けてました!どうもスティーブは醤油が大好きのようです。でもこっちは見ているだけで血圧が上がって倒れそうでした(笑)。

 昔、「仁義なき戦い」シリーズで一世を風靡した金子信雄という俳優さんがおりましたが、彼はまた料理研究家としても有名な方で、私は彼の料理番組を見ていて今でも思い出すのが「しょうゆ御飯」です。彼にとって最高の酒のつまみはというか贅沢なことは、最高の生醤油に最高の米(ごはん粒)を「少量」ひたし、それを一粒一粒つまみながら日本酒を飲むことなのだそうです。なんとも「粋」を感じますね。思い出すだけで私も今晩試して見たくなります(笑)。それに比較してスティーブの「しょうゆ御飯」は、金子信雄のとは随分違って決して「粋」ではありませんが、十分「エキサイティング」でした(笑)。こっちが、「スティーブ、良い営業マン、見つかったぜ!」というと、直ぐに、「グレイト!」。で、「スティーブ、面接のアレンジできたぜ!」というと直ぐに、「ファンタスティック!」はっきり行って大げさで、熱い男だなあと思っていたのですが、その秘密はなんと「しょうゆ御飯」であることを発見した次第でした(笑)。


 <終わり>