シンガポールでの転職を目指すAさんから「英語力」についてご質問を頂きました。
【ご質問】
応募条件に「英語が話せること」とありましたが、私は簡単な会話程度しかできません。この時点で応募資格はないでしょうか?
【その他の語学力】
Aさんのご経歴を拝見すると中国に留学していたことから中国語にかんしてはビジネスレベルの語学力があるとのことです。
【当方の答え】
まずシンガポールで勤務する際はビジネスレベルの英語力はほぼ必須条件かと思います。一方で、応募資格がないかというと、この時点ではなんとも言えない面があります。とくにAさんの場合は中国語がビジネスレベルでお出来になるのであれば、華人系のスタッフとはコミュニケーションが取れるわけですから、案件や企業さんによっては、ご検討頂けるところもあるかと思います。
Aさん是非一度思い切って応募してみて下さい。あとAさんはご自身の英語力を「簡単な会話程度」と仰っておりますが、これには個人差があり、企業さんや応募されるポジションによっては、「スタートとしてはこれくらいでいいです。あとは努力して話せるようになって下さい。」というケースもありますので。
ご質問がありましたらお寄せ下さい。
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昨年末に友人からアマゾンのキンドルを薦められて購入後、とても気に入って毎日持ち歩いています。
またアマゾンプライムの会員になった後は、「月一冊無料」で読めるということもあって本を読む量も自然と増えました。
「無料」という気安さからか、お金がかかったら購入しなかっただろうと思われる本も、そのタイトルだけで選んで読んでみました。
その中で良かった本を二冊ご紹介します。
まず、『仕事は楽しいかね?』というタイトルの本です。このタイトルを見たときは思わずハッとしました。自分の中にもしかしたら仕事を楽しんでいない自分がいるのではと自問したくらいです。
もう一つは『史上最高のセミナー』というタイトルの本です。どちらも自己啓発系の本で、最近このジャンルの本は読んでいなかったからか、二冊ともとても楽しく読み終え、またこれからの仕事や人生におけるヒントやアドバイスも沢山得ることができて、この二冊にはとても満足しています。そのうちの一冊は、借りている期間が終了したあと実際購入してしまいましたし、もう一冊も、たぶん近い将来また読み返したくなったら購入すると思います。自分の中に常にポジティブな言葉を取り入れることの効能に改めて気づかされました。
この二冊、内容もさることながら、私が注目したのはこの本の「タイトル」と「表紙のデザイン」です。
まず『仕事は楽しいかね?』ですが、こんな表紙です。主人公の一人であるマックスおじさんのイラストが描かれています。
仕事は楽しいかね? | |
クリエーター情報なし | |
きこ書房 |
早速原書をあたってみました。そのタイトルは『The Max Strategy』。訳してみれば『マックスさんの戦略』です。なんとも味がないですよね。
表紙のデザインもこんな感じです。
The Max Strategy: How A Buisnessman Got Stuck At An Airport... | |
クリエーター情報なし | |
William Morrow |
もしこの本のタイトルと表紙のデザインが原書のタイトルを訳しただけたったり、デザインも原書をフォローしただけだったら、果たして手に取って読んでみたかどうか。。。
次に『史上最高のセミナー』を見てみましょう。
史上最高のセミナー | |
クリエーター情報なし | |
きこ書房 |
原書のタイトルは、『Conversations With Millionaires』。直訳すれば「億万長者たちとの会話」。
表紙のデザインというと、こんか感じです。
Conversations With Millionaires: What Millionaires Do to Get Rich, That You Never Learned About in School! | |
クリエーター情報なし | |
C W M Pub |
確かに英語と日本語、そしてアメリカ人と日本人の感性の違いからくるものですから、どちらかが正しくてどちらかが間違っているという話ではないのですが、本においては、そのタイトルの付け方と表紙のデザインは、直接売り上げに関わるとても大事なファクターだと思います。
本だけではありません。メルマガやセミナーの案内、そして普段やりとりしているメールの件名に至るまで、人を引き付ける、そして読んでみたいと思わせるタイトルの付け方を工夫するのはとても重要ですね。
いかに人の興味を引き付けるか。普段のメールでもそれを考えながら「売れるタイトルの付け方」を学んでいきたいですね。
日本人の採用ご担当者の方々は、応募の現在(または前職での)のお給料を確認して、それから「希望のお給料額」を見て、それが妥当な希望額かどうか判断しようとする傾向が多く見受けられます。
なので前職から数百ドル上がった希望だと、「なるほど」となり、それが1,000ドルほど上がっていると、「なんで??」という反応になりがちです。
ところが応募者の側、シンガポール人側から見ると、この「Expected Salary」とはあくまでも「希望」であって、「これくらいの額をいただけるのだったら転職を考えたい」という場合も多々あります。
そのへんのギャップを企業や仕事の紹介を通じて、企業さんと候補者さんの間で揉まれながら調整していくというのが我々の仕事の一面でもあります(笑)。
大変ご無沙汰しております。
どのようなキーワードでこのブログに辿り着いて頂いているか、その「検索キーワード」を見てみましたら、「シンガポールの有給休暇の日数」というのが以外にも多かったので、サッと書かせて頂きます。
シンガポールの有給休暇の日数は、法律では最低「7日/年」となっていますが、「我社の有給旧は7日です」と仰る企業さんは少ないと思います。
一般な日数は「14日」でしょうか。大手さんだと初年度から「21日」とされているところも見受けられます。
また一方で、シンガポールに早い時期から進出された企業さんなどでは、当時から変わらず初年度「10日」とされているところも見受けられます。
シンガポール人の方々は、結構この日数を気にされます(笑)。でも最近は日本人の方々もそうかな。
あとシンガポールの場合は「Medical Leave」(メディカル・リーブ)と呼ばれる休暇もあります。病気休暇とでもいいましょうか。これも「有給」で、年14日の支給を法律で決められています。これの取得には医師からの「Medical certificate (MC)」(証明書)をもらい会社に提出しなければいけません。そうでないとこの病気休暇は取得できません。
でもシンガポールのお医者さんは、結構簡単にこの「MC」を出してくれるのですよね(笑)。そのためか、海外旅行などで長期に休暇を取って、休暇明けの初日でこの「MC」を申請して病欠とするテクニックを行使する人も見受けられます。「どうしたの?」と聞くと、「いや、ちょっと旅行から帰ってきて疲れたから。」なーんて答えを聞くことも結構ああります。シンガポールらしいです(笑)。
2012年1月17日現在、MOM(Ministry of Manpower)のサイトによりますと、「EP(Employment Pass)」申請の際に提出が求められる書類は以下の通りです。
1 Employment Pass Application Form
まずはじめにEPの「申請用紙」が必要となります。その用紙(フォーマット)は所轄官庁であるMOM(Ministry of Manpower)のサイトからダウンロードできます(こちら)
2 Applicant's educational documents
次に「卒業証明書」です。学歴の中で最高位の「卒業証明書」を「英文」で提出する必要があります。それぞれの大学、学校へお問い合わせ下さい。
3 Company’s latest business profile/instant information registered with the Accounting and Corporate Regulatory Authority
これは採用/入社予定の会社(シンガポールの法人)が用意する書類です。
4 Photograph of the applicant (passport-sized and taken within last three months)
3ヶ月以内に撮影した「パスポートサイズ」の写真を1枚求められています。念のため、複数枚ご用意しておくことをお勧め致します。
5 Personal particulars page of applicant’s passport/travel document
最後に「パスポート」が必要となります。
☆実際の申請は、現在では全て「オンライン」で採用企業のご担当者、または企業からの依頼を受けて申請を代行する会社が申請作業を行ないます。
☆その際、申請用紙、英文の卒業証明書、写真、パスポートの写真のページは全てウェブ上(オンライン)から「PDFフォーマット」でアップロード致しますので、必要な書類は全て、スキャナーでパソコンに取り込み、あらかじめPDFフォーマットに変換しておくことをお勧め致します。
☆実際、シンガポールにて、MOMへ出向き、EPのカードの取得手続きを行なう際には上記書類、全てのオリジナルの提出/照会が求めれれますので、オリジナルは忘れずにお持ち下さい。
以上、お役に立ちましたら幸いです。
シンガポールでの就職や転職に役立つのではと思いまして、これまで書いた記事をまとめてみました。
■ビザの申請から入社まで
就労ビザの申請(その1)
就労ビザの申請(その2) -申請に必要な書類-
ビザがおりてから入社まで
就労ビザ(EP)の申請から発行まで -EPの発行はオンラインになった-
シンガポールで仕事を変わった場合のEP (EPの切り替え)
■英文レジュメの書き方
セールスブリッジ流、英文レジュメの書き方(1)
レジュメは戦略性と思いやりが大事 【心構え編1 戦略性とは?】
レジュメは戦略性と思いやりが大事 【心構え編2 思いやりとは?】
職歴の書き方-必要な情報は?【その1】
職歴の書き方-必要な情報は?【その2】
職歴の書き方-必要な情報は?【その3】
「キャリア・チェンジ」をレジュメ上でどう表現するか?
■就職や転職についてあれこれ
その他「就職や転職についてあれこれ」についてあれやこれや書いています。
宜しければこちらのサイトをご参考下さい。
EP申請の際の必要書類
シンガポール EP 転職 手続き
頻繁にEPをキャンセルすると「ブラックリスト」に載るのか? (1)
面接時間の長さ
面接時間が長くて逆に心配になった、の巻
「速攻お断り」を受けても大丈夫
などなど。
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「EP申請の際の必要書類」 この情報は更新しておりますので、こちらのリンクを下さい。 →EP申請の際の必要書類 (更新2014年12月26日)
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シンガポールでの就労ビザ(Employment Pass=EP)を申請する際に必要となる「書類」は現在(2010年11月17日)のところ下記のとおりです。
1 Employment Pass Application Form
まずはじめにEPの「申請用紙」が必要となります。その用紙(フォーマット)は所轄官庁であるMOM(Ministry of Manpower)のサイトからダウンロードできます。(こちら)
2 Applicant's educational documents and past employment testimonials
次に学校の「卒業証明書」と「成績証明書」です。それぞれ「英文」のものが必要で、学歴のなかで最高位のものの提出が求められています。
「past employment testimonials」というのは、日本人にとって少々なじみの薄いものかも知れません。これは日本で言うところの「在籍証明書」になります。現在お勤めのまたは前職の企業から「英文」で書いて頂くことになりますが、多くの場合、「ご本人が作成した英文を企業から見てもらい、同意を得たうえで、企業のレターヘッドが付いた用紙にプリントして頂き、サインまたは社印を頂く」ということになるかと思います。
内容に関しては、御名前、ポジション(職種/役職)、そして在籍期間だけで大丈夫かと思います。もし可能であれば、仕事や担当業務の内容(会社としてどのようなお仕事をご本人にお願いしていたか、)と勤務態度などはどうだったか、などを書いて頂けると大変良いと思います。
3 Company’s latest business profile/instant information registered with the Accounting and Corporate Regulatory Authority
これは採用/入社予定の会社(シンガポールの法人)が用意する書類です。
4 Photograph of the applicant (passport-sized and taken within last three months)
3ヶ月以内に撮影した「パスポートサイズ」の写真1枚、ですが、念のため、複数枚ご用意しておくことをお勧めします。
5 Personal particulars page of applicant’s passport/travel document
最後に「パスポート」が必要となります。顔写真並びに個人情報が記載されているページのコピーを複数枚ご用意しておくことをお勧めします。
(ご参考)MOM(Ministry of Manpower)のサイトはこちら
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中にはそうでない会社もあるかも知れませんが、一般に「サラリーマンである以上“上司は選べない”」と言われます。
確かにそうだろうと思います。
でもシンガポールではちょっと事情が異なります。ここで事業を展開する日系企業の現地法人の規模は、上場企業であっても小さいところが多いです。
すると「面接官」が「現地法人の社長」という場合が結構あります。
面接とは単に質問を受けそれに答えるだけではありません。先方も「この人を採用しても大丈夫か?」という目で見てきますから、こちらも「この人が上司で大丈夫か?」と、逆に“俺が(私が)面接してやる”くらいの気持ちで、決して萎縮せず、かといって横柄にならず、真剣に誠心誠意相手に対峙しなければなりません。
また面接も終わり近くになりますと、「何か質問はありませんか?」という質問を頂くことが多いですが、その際「待ってました」とばかり、給料や待遇そして就業時間や有給休暇の日数について質問するのは、私が思うに、それは得策ではありません。
そのようなことは、実際オファー(内定)が出たら、エージェント(人材会社)経由で確認すれば事足ります。そのための“エージェント”です。
それよりも、「何か質問はありませんか?」、の時こそ、その面接における最後のアピールのチャンスです。再度その仕事に対して自分はいかに興味を持っているかを伝え、さらに、面接官であるその「社長」個人に対しても人間としていかに興味を持っているかを、自らの質問を通じて伝えることができれば上々です。誰でも自分たちの仕事に対して興味を持ってもらえるのは嬉しいことですし、その上、自分自身にも興味を持ってくれていると知るのはもっと嬉しいものです。
お世辞を言えと言っているのではありません。でも本当にその企業に入りたい、その仕事をしたい、そしてこの人の下で働きたいと思えば、言葉は自然と誠意を持ち相手に伝わることと思います。
面接は双方向的なものであるべきと思います。特にシンガポールでは、上記の通り、一緒に働くことになる上司、その下で働くことになる上司との面接というチャンスが、一次面接の時から訪れ易いです。言い方をちょっと変えれば、その時こそ「上司を選ぶチャンス」でもあると言えます。日ごろから「質問する力」、質問力を鍛えておきましょう。
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たまに「おたくは“敷居が高い”」と言われることがあります(笑)。
「へっ?うちが、ですか?」と言われた当の本人はキョトンとしてしまいます。
つい先日お目にかかった方からこう言われました。名刺を交換させて頂いた後、「セールスブリッジさん、存じ上げております。実は以前“登録”させて頂いて、そしてお仕事をご紹介頂こうと思ったのですが、ウェブサイトを拝見すると“登録は有料”と書いてあったような気がしたものですから、ちょっと引いてしまいまして、結局ご連絡せずにおりました(笑)。」と。
うちのサイトの何処にも「登録は有料です」と書いていませんよ~(笑)、と笑いながらお返事したものの、「何をご覧になって勘違いされてしまったのか?」というのが気になりだしました。
それで「多分これだな」と思われたのがが、以前ブログでご案内した「有料」の「毎週火曜日は「ご相談受付」の日」です。確かにこれは有料で承っておりますが、これはたとえば「シンガポールにおける起業の仕方」ですとか、「(仕事も含めた)人生の方向性」など私どもの仕事(人材紹介業、求人のご紹介業)からちょっと脇にそれるご相談ごとに関しては「有料」とさせて頂いていて、日々このブログや他の求人サイトに掲載させて頂いている特定の求人案件に対する応募や問い合わせ、または当方のオフィスにお越し頂いての(エージェントによる)面接のことではありません。
以前は起業の仕方や就職/転職/人生相談など可能な範囲で皆様のお話をお聞きして居たのですが、件数が増えるに従いまして、次第に本業にも影響が出始めたため、現在ではその分野のご相談は「コンサルティング」ということにさせて頂いて「有料」、そして時間も「火曜日の夜7時以降」とさせて頂いたというのが背景です。
ということで、私ども掲載の求人案件へのご応募、そしてお仕事紹介のご登録は「無料」ですので、どうぞ皆さん安心してご応募、ご登録下さい(笑)。
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日本語がちょっとたどたどしい、それでも日本語が話すことが大好きな候補者さんが「仕事ビザ」「仕事ビザ」と「EP」のことを言うものですから、近頃は私もすっかり「EP」のことを「仕事ビザ」と言うようになってしまいました(笑)。
「EP」、正しくは「Employment Pass」です。シンガポールで就業するためにはこの「EP」が必要になります。(正確にはその他の種類の“仕事ビザ”もあるのですが、今回は「EP」だけのお話を。)
その取得手続きは十数年前と比べると大変スムースに行なわれるように現在ではなっています。申請の方法はウェブから申請する①「オンライン」と以前と同じ紙ベースの②所定のフォームに記入してそれを「郵送」する二つの方法がありますが、現在は①のオンライン申請がほとんどかと思います。
申請は企業さん(実際にはその担当者の方)が行ないますが、オンラインでのフォームに記入すべき学歴や職歴等の情報は候補者さんの方から提出して頂くことになります。
面接後、企業から内定(オファー)が出て、それを受ける旨の意思表示を口頭、メールまたは雇用契約書にサインをすることで企業側に伝えたあとで、申請作業は始まります。
「EP」の申請には①パスポートサイズの写真一枚、②パスポート、③英文の卒業証明書(最高学歴の)、④英文の成績証明書、そして前職の在籍証明(MOMのサイトでは「past employment testimonials」となっておりますが、これは日本流に言えば「確かにこの人は何年何月何日から何年何月何日まで当社に在籍しておりましたよ。で、役職は○○でした。。」という「在籍証明」になるかと思います。)が、必要となります。
これらの書類は実際にEPを発行しますよ、という連絡がMOMから来た以降必要となりますので、「オンラインで申請する時点ではまだ必要ではない」のですが、できれば前もって用意しておかれることをお勧めします。(MOMへEPカードの発行申請(EPの受け取りの前のプロセス)へ赴く際に、持参を義務付けられています。)
あと、オンラインで申請してから「EPを発行しますよー」という連絡(In-Principle Approval Letter)が来るまでの期間は、通常2週間ほどですが、それはケースバイケースで、3週間掛かる場合もあれば1週間ほどで来る場合もあるようです。
その後はその「In-Principle Approval Letter」と所定の書類を持って、所定の日時にMOMへ出向き、書類の提出および指紋押捺を済ませ、大体3~4日後に「EPカード」を受け取りに再度MOMに行って全体の手続きが終了となります。以前EPには「顔写真」はありませんでしたが、現在は顔写真付きのEPカードになっています。
現在既にEPを取得している状態で転職をされる際も新しい会社でのEPの申請手続きは上記と一緒ですが、一度に二つのEPは発行されませんから、まずは現在の仕事を退職され、そのEPをキャンセルし、その後新しいEPの取得手続きを行なえば良いかと思います。現在のEPを所持しながら、またはキャンセルすることなく、新しいEPの申請は行なえますが、古い方をキャンセルしないと、新しい方の取得手続き、In-Principle Approval Letter以降の手続きは出来ない仕組みになっているようです。言い方を変えますと、転職時には現在のEPをキャンセルしなくとも新しいEPの申請は出来る、ということになります。
少々まとまりがない文章になってしまったかも知れませんが、ご参考になりましたら幸いです。
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以前もこの「カテゴリー」で書きましたが、面接の時間が長かったか短かったか、いわゆる「面接時間の長さ」を気にされる方が本当に多いです。
でも私はそれは気にされなくとも良いかと思います。聞こえようによってはとても無責任に感じるかも知れませんが。
お付き合い頂いている面接官の方々、その多くは経営者の方々ですが、そのご性格は十人十色、千差万別です。
中にはダメだと思っても折角来てくれたのだからと気を使って長く面接される方もいらっしゃれば、誤解を招かないように淡々と早めに切り上げる、という方々もいらっしゃいます。
また以前も書きましたが、面接時間が短くても内定がでるときもありますし、その逆に面接時間が長くとも内定が出ないときもあります。
要は面接時間の長さは気にしないことです。
面接は「双方向」であるべきと私は思っていて、うちから面接に行かれる候補者さんにはいつもこう言って送り出しています。「面接は双方向です。企業さんもあなたを面接しますが、あなたも企業を面接して下さい。」
もしかしたら理想論に聞こえるかも知れませんが、私は本気でそう思っています(笑)。
私は平均的アメリカ人くらいの転職回数は持っていますから、人生でかなり面接に行かせて頂きました。が、お会いした瞬間鳥肌が立ったところへは内定を頂いても行きませんでした。ホントの話です。それもシンガポールで(笑)。
先日うちのお客先でこんなことがありました。面接が始まって5分くらい経ったとき、社長さんが候補者さんに向かってこう言い出したそうです。「ちょっと話をさせてもらいましたが、どうも違うよね。うちには合わないと思いませんか?」と。それを受けて候補者さんも、「はい。お話をお聞きしていて、どうも違うな、と思いました。」と答えたそうです。それならばと、その社長さんは一笑されて、少し雑談をした後、「じゃあこれで。頑張って下さい。」と。候補者さんも、「お時間ありがとう御座位ました。」ということで面接は10分程度で終了しました。
なかなか見聞きするケースではありませんが、私はこれで良いと思います。面接が上手く行かなくともそれは「ダメなこと」ではなくて、「この人はうちでは伸びない。この人の能力が活かせるところは他にある。」ということであり、「自分の能力が活かせる場所はこの会社ではなくて他にある。」ということになるのだと思います。
なので「速攻お断り」を受けても大丈夫なのですよ(笑)。気にされないことです(笑)。
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EPやSパスなど所謂「就労ビザ」で働いている方々からたまに頂く質問があります。それは、
「入社して数ヶ月経ったのですが、どうもこの会社には合わないという気がしています。現在はEPで働いているのですが、取ったばかりですし、今キャンセルすると(短い期間でキャンセルしてしまうと、)次回はEPがおりにくい、ということはあるのでしょうか?」
という質問です。
このようなお問い合わせには、正直なところ「分かりません」とお答えするしかないのが現状です。その理由は就労ビザの監督官庁から何のガイドラインも出ていないからです。たとえば、「何ヶ月以内に何回キャンセル(=転職、職を変えた)したから、あなたにはもう就労ビザは出せません。」というガイドラインがもしあれば分かりやすいかも知れませんが、現状そのようなものはありません。また「就労ビザ」を申請して、それが却下された場合、なぜ却下されたかの理由は通常教えてもらえません。ある意味監督官庁のこの就労ビザ発給の担当部門は「ブラックボックス」のようです(笑)。
ただ「現場の感覚」で話をさせて頂きますと、通常はあまり心配は要らないような気がします。「何回までだったら大丈夫」と言えないので断言は出来ないのですが、たとえば3年ほど努めていた会社を辞めて転職した場合、新しい会社に入社する際は就労ビザの切り替えが必要ですが(古いビザをキャンセルして新しいビザを取得するといった手続き)、その後「入社したけれどどうしても合わない、続けられない、」またはその他様々な理由で1~2ヶ月で取得したばかりのビザをキャンセルしたとしても、次の申請でその「短期でキャンセルしたこと」が問題に成ることはほぼ無いと思います。
となると、やはりその「頻度」、どれくらいだったらまだ大丈夫なのか?が気になるところですが(笑)、それはまた次の機会に書かせて頂きます。
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いやー日本語、つまり私たちにとっての「国語」はとても難しいです。
特に話す相手の立場が自分からみて上か下かでこうも違うのかと、私などはいつも四苦八苦しております。ややもすると尊敬語が二重三重になってしまったりします(笑)。
「ご苦労様です。」は、目上から目下に対して使う言葉で、特に部下が上司に対して使うことは失礼にあたると、若い頃本で読んだか人から教えてもらったかで知っていました。部下から上司へ、だったら「お疲れ様です。」だと。
部下から上司、または目下から目上へ「頑張って下さい。」も(×)バッテンです(笑)。でもつい最近までそうした場面に対応した目下から目上への言葉を知りませんでした。その言葉こそ今日のお題の「お疲れの出ませんように。」とのことです(笑)。
なんと上品な言葉でしょう(笑)。でもこの言葉今までの職場で実際耳にしたことは残念ながらありません(笑)。
日本人であるならば正しい日本語を使いたいと常々思っています。我々の所作や相手への気持ちを表すそれら美しい言葉を知らないのに、英語ではその対訳となる英単語を知っているということはまずあり得ないと思います。まず「国語」、母国語をしっかり学び、然る後に外国語かと。企業さんからよくある「日本語の読み書きがしっかり出来ること」という日本人候補者さんへ向けた応募条件はまさにこのことを言っているのだと思います。
かくも偉そうにこんなことを言っている私ですが、私も森鴎外を原文でスラスラ読むことは出来ないかもしれません(笑)。「国語」をもっとしっかり学ばねばと思っています。
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シンガポールで就職、転職活動をされている方々の中では「面接時間の長さ」を気にされている方々が多い、ということを以前ブログの記事で書きました。
面接時間が短いと「ダメだったのではないか」と心配し、そして長いと「上手く行ったのでは」と期待するのが候補者さんたちの一般的な印象かと思いますが、必ずしもそうではないので面接時間の長さは気にしなくてもいいのではないですか、という話をしました。
先日、「終わったら電話して下さいね」とお願いしていたのに、3時間くらい経っても候補者さんからなかなか連絡がないことがありました。そして「あの人に限って忘れているということはない」と思っているところにご本人からやっと電話がありました。
聞くと、今の今まで企業さんと話をしていたとのこと。通常であれば「企業さん、随分と気に入ってくれたのかな」と嬉しくなるところなのですが、そのとき私の心に引っかかったのは、その企業のご担当者の「優しさ」でした。その方は話し方も穏やかで心根もとてもお優しい方です。そのゆえ私は、「折角面接に来てもらったのに可能性がないからと言って短い時間で面接を切り上げるのは申し訳ない。」とご担当者が気を使って下さったのではと思ったのです(笑)。
ところが実際は、それは全く私の取り越し苦労でした。企業のご担当者は本当にその候補者さんと「話が弾んだ」のだそうでした(笑)。面接時間が長くなりすぎると、エージェントが心配し出します(笑)。
いずれにしましても、いろいろなケースがありますから、それらに一喜一憂せずドーンと構えて居たいものです(笑)。
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