今日、シンガポールの若手経営者の中でも著名なD社長にお会いして来ました。約1時間ちょっとのミーティングでしたが、今から考えると、良く私のようなどこの馬の骨か分からないような者の誘い(?)に乗って来たなと思います(笑)。ぶら下げた情報がよほど相手にとって価値のあるものだったのだ思います。
今回アポを取るのに、先方の秘書さんを通したらほぼ間違いなく繋いでもらえないなと思ったので、いろいろ考えたあげくある方法を使ったのですが、それが今思えば良かったです(笑)。でも向こうも流石。いきなり本人が出てくることはなく、スケジュールの調整は部下の方とやりました。で、今日も一人で来ず、その部下の方と一緒に待ち合わせ場所に現れました。時間をずらしたりして、結構用心深かったです。流石は華人系です(笑)。
今日のミーティング、私としては先方に対して良い話、そしてプレゼンが出来たと思っていて、先方も「これからも引き続きコンタクトを取り合いましょう」と仰ってくれたので、まずは何とかスタートラインに立てたかなと言った感じです。今日の事をこれからどう商売に結びつけることが出来るかは、今後の努力次第です。
それにしても、と、話は思いっきり飛びますが(笑)、今日のD社長もシンガポールの典型的な、絵で描いたような若手経営者と言った感じでしたねえ(笑)。良い意味で、高校生が友達と始めたビジネスが成功して大きくなった、とい感じがします。卒業後、たぶん他の会社で働いた事などないのではと思います。人によっては、彼らの何気ない言葉やそぶりは、“ぶっきらぼう”に感じるかも知れません。でも良い意味で彼らは“素直”ですねえ(笑)。好きなこと、嫌いなことがはっきりしています。
そんなD社長でしたが、最後に私をして「流石だ」と思わせたことがありました。それは、「ミーティングの切り上げ方と支払い」です。今回は私がお呼びして来てもらったので、本来であれば飲み物などの支払いは私がすべきで、自分もその用意をしていたのですが、彼のウェイターを呼び止めるタイミングとカードを差し出すタイミングは見事でした。通常は「払おう」としている人の気持ちは「気配」となってこちらに伝わって来るのですが、D社長の気配は感じられず、私は完璧に出遅れましたよ(笑)。ミーティングの切り上げ方も上手、きっぱりと、時間が音を立てて、その場で切断されるような感じがしました(笑)。
私も支払いは鮮やかに、そして潔くありたいものです(笑)。
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今日も有り難うございます!