『勤務地シンガポール』

日本に帰国しましたがタイトルはこのままで

面接の時間帯

2008年04月10日 | 就職や転職についてあれこれ

 企業さんと候補者さんの、いわゆる「面接」をアレンジさせて頂く時間帯にはいろいろあります。エージェントとしては、まずは双方の都合を確認することから始まるのですが、大体は、企業さんの方からご都合の良い日にちや曜日、それに時間帯を大枠でお知らせ頂き、それを基に候補者さんから特定の「日時」を選んで頂くケース、または事前にエージェントの方で候補者さんの希望を2、3、お聞きしておき、それを基に企業さんのご都合を確認させて頂くというケースの2つだと思います。どちらの場合も「大体の線」を示して、あとは双方の都合に合わせて調整するといった、言わば双方の思いやりを感じながらのアレンジメントになります。

 ただ、ほとんどの候補者さんは現在働かれているということもありまして、外回りの営業など外出が比較的自由な方々以外、または、例えば有給休暇を取りにくい候補者さんの場合などは特に、「できれば就業時間後にお願いしたい」ということで、午後6時半以降、またはお昼休み時間を面接の時間として希望されるケースも多々あります。その際の企業さんのお返事は、ほとんどの場合は「OK」ということで、エージェントとしましても、とても有り難く思っています。たまに、先日のケースのように、ウィークデーはとても忙しくてお昼休みも夕方も面接に伺えない候補者さんのために、企業のご担当者2~3名の方々が、土曜日、面接のために出社して下さったケースもありましたが、これはまれなケースと思います。
 
 双方の思いやりを感じながらの面接時間のアレンジですが、たまに企業さん側のご都合のみでお願いされるケースもあります。丁度2ヶ月まえくらいにセットさせて頂いた企業さんがそうでした。その場合は人事部の方々の都合というの強く感じられた一件だったのですが、企業さんから指定された時間帯は“12時30分から午後1時30分を除く就業時間内での時間”で、ということでした。もちろん、夕方就業時間後はダメです。お昼時間を自分達はしっかり取りたいというのがよく分りました(笑)。候補者さんが「では、1時30分に伺いたい」とお願いしたところ、「1時30分ではなく、1時45分にしてもらえないか」というお返事が返ってきました。1時30分に昼飯から帰ってくるのだから、直ぐに来てもらっては都合が悪い、帰ってきたら少しゆっくりする時間が欲しいのだ、という聞こえない声が聞こえて来ました(笑)。外資系のお客さんでしたが、とても官僚的な感じでしたね(笑)。

 あと、一風変わった面接時間もあります。傾向としては、強烈な個性で組織を引っ張るオーナー系企業の経営者さんからのお引き合いでよくあります。オーナー経営者のお考えにより、「面接は、特に一次面接に関しては、通常の業務に差し障らないように、就業時間以外に行なう」という規定がバッチリありまして、面接の時間はいつも午後7時や8時なのです(笑)。オーナー経営者の方々はとてもパワフルです。いずれにしましても、面接時間のアレンジメントだけでも企業や経営者の考え方が垣間見られて面白いと同時に勉強になります。



経歴照会 (Reference Check)

2008年03月28日 | 就職や転職についてあれこれ

 採用するポジションのレベルにもよると思いますが、一次面接、二次面接と通ってきた候補者さんに、企業さんが「オファー」を出す直前にする最終確認事項の中のひとつに「レッファレンス・チェック」がありあす。これから採用しようとしている候補者さんの“人物”について第三者に問い合わせするのです。

 これは候補者さんから2、3の照会先を上げてもらい、私たちエージェントがその照会先に電話をしてその候補者さんの人となりを聞き、それをレポートにまとめ企業さんへ提出するのです。企業さんはそのレポートを見て、最終的にオファーを候補者さんに提示すると言うことになります。

 照会先は、だいたい元の上司や同僚、または顧客やサプライヤーなどが多いです。どういった方からレッファレンスを取るかは企業さんから指示がくる場合もありますが、こない場合もあります。ただ企業さんも採用を前提としての話ですし、また候補者さんからあがってくる照会先も、たいていの場合その候補者さんと友好的な関係にある方々になるのは至って自然です(笑)。

 今週、うちの候補者さんにレッファレンス・チェックを求められました。企業さんからの指示は元の上司と同僚です。早速候補者さんから3名挙げてもらい私が電話しました。元の上司はインドにいます。インドに電話しました。

 元の上司(社長)「彼が当社を辞めて8年経ちますが、彼のことはまだ良く覚えていますよ。とても優秀な社員でした。自分としては彼からまたいつかうちへ戻ってきて貰いたいと思っています。」と、素晴らしいコメントです(笑)。

 元の上司(直属)「あなたのクライアント企業に彼のことを喜んで推薦します。彼なら間違いなくその任務を遂行できるでしょう。」と、これも強力なコメントです(笑)。

 最後に元同僚。その元同僚は今アメリカで働いておりました。シンガポールからは深夜の電話になりました(泣笑)。

 元同僚、「彼は当時ストレスの大きい仕事を任されていましたが、それに果敢に立ち向かい、チーム全体をリードし、問題に対しても常に前向きに対処していました。彼ならば強力な戦力になること間違いありません。」

 おいおい、みんないい加減にしてくれよ(笑)、といいたくなるような美辞麗句のオンパレードでした(笑)。でもいいのです。こんなことになろうことはクライアント企業さんも知っています。私から提出されたレポートを見て開口一番、「ファンタスティック!!」と喜んでおりました(笑)。

 このレッファレンス・チェック、読者の皆さんは「なんだ、そんなの出来レースじゃないか」と思われたと思いますが、その通り、かなりそういった面が強いですよね。特に上記のケースの場合、つまり、候補者さんを紹介したエージェントに対して企業が依頼し、そのエージェントがそのレッファレンス・チェックを行なう場合はほぼそうなります。でも、そうでないレッファレンスもあるんです。その場合企業さんは候補者さんを紹介してきたエージェントではなくて、第三のエージェントに依頼します。もしくはレッファレンス・チェックを専門に行なっているところとか。その場合のチェックはもっと詳細に渡りますよね。例えば犯罪歴や逮捕歴、それに破産歴がないかとか。。。

 いずれにしてもこのレッファレンス・チェック、依頼してくるのはほとんど外資系企業です。これもまた面白い傾向だと思います(笑)。

 それでは皆さん、良い週末をお過ごし下さい!


どれがまだ応募可能なのか?

2008年03月01日 | 就職や転職についてあれこれ

 このブログでまだオープンな案件だけを検索するのは、ちょっと難しいと思われましたので、現時点でもまだ「応募可能な案件」だけのリストを作ってみました。

 現在選考中でもうすぐ決まりそうなものも中にはありますが、正式に決まり、案件が「クローズ」となるまでは「応募可能な案件」としてここに掲載致します。

 このブログの左側の「カテゴリー」の上から2番目に、「まだ応募可能な案件リスト」と新しくカテゴリーを作りました。今書いているこの文章をアップしたのちに「リスト」を作り左のカテゴリーに入れておきます。

 その「まだ応募可能な案件リスト」カテゴリーのページは常に「1ページ」だけを表示し、更新情報等があった際は、そのページに上書きするということにしたいと思います。このようにさせて頂くことによって、少しでも見やすく、分かりやすくなれば幸いです。


『人はなぜ転職するのか?』

2006年10月16日 | 就職や転職についてあれこれ

 
 人はなぜ転職するのか?
 
 これは私にとっても主要な研究課題です。

 今回ソフトブレーン・サービス社の社長、工藤さんのブログを拝見して少しもやもやしていたのが晴れたような気がします(笑)。

 私はシンガポールで人材エージェントをしていますので、シンガポール人を多く面接します。転職を考えているその人たちになぜ転職するの?とその理由を尋ねると、圧倒的に多いのが、“Change Environment”、現在の職場環境を変えたいと言うのです、そのChange Environmentですが、中身はそれぞれ変わっていて、仕事そのものや人間関係に問題があったり、もっと給料の高いところへ行きたいとか、または今の会社に将来性がない、などの答えが大半のような気がします。

 前出の工藤さんのブログ、「外部要因が嫌で転職した場合は、ほとんどが同じことを繰り返す。」つまり、仕事が嫌、上司が嫌、給料が安い、という外部の要因で転職を試みた人は、仮に新しい職場が見つかって就職しても、数年後また以前と同じような理由で転職活動を始めるというのです。これには私も同感です。

 この前会った候補者さん、現在の職場に5年いるのですが、転職を考えています。どうして転職したいのかというこちらの問いに、急に不可解な、いかにも解せないという表情で、「どうしてって、私はもうこの会社に5年もいるのですよ。。。」と。まさに、「俺はこの会社に5年いるのだ。こんなに長くいるのだから転職したいのだ。今の会社に5年いる。それ以外に転職の理由などあるのか?」と言いたげな表情でした。

 シンガポールはジョブ・ホッピングが盛んです。シンガポールに来て間もない日本人の方々はまず始めにそれに戸惑います。社内を見渡しても10年勤続者とはまれです。5年でも長い方かもしれません。今あるアメリカの企業の為に営業マンを探しているのですが、「どのような業界の出身者でもいい、ただし、少なくと3年は連続してその会社に勤務した経験がある人」というご要望を頂きました。が、結構いないのですよ、探してみると(笑)。もちろん、実際は3年以上その会社に勤務している人というは大勢いると思いますが、そのような人たちは、多分転職活動などしないのでしょう。転職マーケットの常連さんとなる人たちは、レジュメを読んでいて気がつくのですが、大体2年くらいで変わっていますね(笑)。

 日本とシンガポール、転職される方々の思いはそれぞれ違っていて、そのお国柄もあると思います。私はシンガポールで、この命題「人はなぜ転職するのか?」もっと突っ込んで、「シンガポール人はなぜ転職するのか?」を極めて見たいと思っています(笑)。


 今日の一枚は、一日も早く青空復活を祈って。以前撮った写真。今シンガポールの空は隣国のヘイズで真っ白く曇った日が続いている。


 

経営者が欲しい、本当の人材 ~就職、転職に役立つ成功の法則~ (ワニブックスPLUS新書)
クリエーター情報なし
ワニブックス



シンガポールでのビザ(就業許可証)取得の可能性をみる自己査定ツール

2006年10月10日 | 就職や転職についてあれこれ

我々人材紹介会社(エージェンシー)の所轄官庁はMinistry of Manpower(MOM:労働省/人材開発省)ですが、そのMOMから「シンガポールで就業するためのビザ取得の可能性を自己査定できるツール」が提供されています。

http://sat.mom.gov.sg/satcontroller

もちろん、この自己査定ツールは単なる目安で、これでOKそうだからといって、必ずビザが下りるとは言えませんし、また逆に、このツールでダメだったからといって、ビザが下りないとも言い切れないと思います。

あくまでも目安ですが、最近のMOMは良くやっているなと思うのは私だけでしょうか。つい先日、8月ごろも、エージェンシーに対して、自分たち のサービスはどうか、悪いところはないかといったアンケート調査を行なったりと、そのサービスの改善や向上に一所懸命さというかj真剣さが伴っているのが感じられました。

実際いろいろな手続きが簡略化され、ほとんどがオンライン化(ウェブ化)されています。その分野では先進国たらんとする姿勢はすごいですね。国が小さいからできるのだと一括されてしまわれる方もいますが、小さくとも出来ない国もありますから、やはり私なんかは大したもんだと思ってしまう方ですね。そうした国としてのフットワークの軽さも気に入って、あっという間に10年経ってしまいました(笑)。


 今日の写真は、特にタイトルはありません(笑)。壁の黄色と植物の緑、そのコントラストにちょっと心が動いたので撮りました。


こっちも嬉しい

2006年07月07日 | 就職や転職についてあれこれ

 嬉しいことがまたひとつ。アレンジさせて頂いた面接が昨日あったのですが、面接が終わったあとに候補者のTさんから、「とても楽しかったです。皆さん親切で、聞かれた質問にもうまく答えられたと思います。」と電話がありました。私が、「とてもポジティブで良いですね。ではこの案件前に進めますね。後で企業のご担当者にお聞きしてみますが、オファーの話があったら受けられますか?」と聞くと、間髪いれずに、「はい!有難くお受けしたいです。」とTさん。

 その後企業のご担当のYさんから電話がありました。「Tさんの件ですが、ぜひオファーを出したいと思います。Tさんのような方を私たちはまさに探していたのです。」と。そしてその電話の後にその会社の社長さんから私に電話がありました。「佐藤さん、まさにピッタリの人を紹介してくれて有難う。担当のYがとても喜んでいましたよ。」と。私はもしかしたら選考の際にその社長さんの後押しもあったのかなと思ったのでそれとなくお聞きしたら、そうではなく、ご担当者が本当に気に入って社長のところに是非採用したいとお願いに来たそうなのです。

 候補者のTさんの喜びようは、それは大変なものでした。この件に関しては、私もとても嬉しかった。なぜかというと、それは面接数時間後に直ぐに決まったからとか、うちに紹介料が入ってくるからというのではなく、もしかしたらそれらも自分に気持ちの中にあったかもしれませんが、それ以上の喜びだったからです。

 私が候補者のTさんを面接後、この顧客企業へご紹介したのですが、当初はご担当のYさんからはあまりいいお返事はなく、むしろ、「佐藤さんの紹介ですから、お会いするだけはお会いしたいと思いますが、チャンスは低いと思います。」と半ば断られたほどです。その理由を聞いてそのときは私の中にも、Tさんダメかな、という気持ちがよぎりましたが、自分のTさんの見立てと彼女の人柄、そして彼女の気持ちや今後の予定、それに最近彼女の身辺におこったことなど、レジュメには載っていない事柄をお話し、ご担当者が描いている候補者像を修正してもらいました。それでご担当者からも、「そういうことであれば是非面接させて下さいと」、冒頭の面接のアレンジとなったわけです。

 Tさんは最近地元のポリテクニック(専門学校)を卒業した20代前半の女性です。私のところに来てくれたときは、他の友達はだいたい就職先が決まっていて、彼女はむしろ就職が遅れていました。ヒアリングしていくと、これまで行った面接の回数も少なく、就職活動自体あまり出来ていないことが分かりました。その理由は、多分彼女は言いたくなかったかもしれませんが、実はTさん最近ご両親を亡くされていたのです。3人姉妹の真ん中で、その対応に忙しく就職活動など出来なかったのでした。

 Tさん、これから社会人人生が始まりますが、彼女の芯の強さを持ってすればどんなことでもやり遂げられると思います。彼女の人生において最初の仕事を紹介できて、また新しい出会いを提供することができてエージェントとしてとても嬉しかったです。Tさん、期待していますよ。


 今日の写真はロビンソン・ロード。引越し屋さんのトラックが見える。

 

スタッフが辞めない会社

2006年07月03日 | 就職や転職についてあれこれ

 今日のシンガポールは暑いです。

 午前中にお伺いした会社、そこの社長さんにお聞きしたのですが、その会社ではスタッフの離職率がとても低いそうです。
 
 シンガポールはジョブホップがアメリカのように当たり前で、当地の日系企業といえどもスタッフが入社後2、3年で転職していくのはあまり珍しいことではありません。

 ですが今朝のこの企業はスタッフが辞めないそうで、離職率は限りなくゼロに近いそうです。もちろん最近立ち上げた会社ではなく、シンガポールでは既に20数年事業を展開しています。

 たまにこのような企業と出会いますが、他の会社と何が違うのか考えされられます。給料が業界他社と比べて高いのでスタッフが移らないのかなと最初は思ったのですが、そうでもなさそうです。仕事が楽?いやギリギリの人数で精一杯やっている様子なので、一人ひとりは忙しいはずです。

 ではなぜ?エージェントにとってもその理由を探るのは仕事上大切です。できればそのような企業にうちの候補者さんたちに紹介したいからです。スタッフが直ぐに辞めてしまう企業には何かありますが、スタッフが辞めない企業にも何かその秘密があります。

 今その理由は明確には分かりませんが、キーワードが少しあるような気がします。それは、風通しのよさといいますか、情報がオープンで上から下まで共有されていることのように今朝の企業をみていて思えます。透明性が高いことで、スタッフも会社の状況を把握でき、その中での自分の役割を自覚できているようです。それは組織のコミュニケーション能力が高いということではないかと思います。それがスタッフの動機付けに繋がっているように思えた次第です。


 今日の写真はラウパサの近く。最近昼食はサンドイッチが多い。今日もそれを買いに行く途中で一枚。暑い。



最近の嬉しいこと

2006年06月29日 | 就職や転職についてあれこれ

 今週は晴天が続いているシンガポールです。
 最近嬉しいことが重ねてありました。まずうちから紹介させて頂いた人材に立て続けに仕事のオファーがあったこと。企業さんからうちの人選についてもお褒めの言葉がありました。これは個人としてもビジネスとしても嬉しいですね。今回決まった、Tさん、Aさん、Sさん、Jさん、それにATさん、本当におめでとうございます。勝負はこれからです。皆さんのご活躍を期待しています。

 それと同様に嬉しかったのは、残念ながら今回うちの案件の中では適職がなく他のエージェントさんの案件で転職が決まった方々が、わざわざ電話をかけてきて下さって、「残念ながら今回セールスブリッジさんの案件で決まりませんでしたが、とてもお世話になりました。もし自分の友達や知り合いで転職を考えている人がいれば、セールスブリッジさんを紹介しますね!」とおっしゃってくれたことです。これもとても嬉しいです。Sさん、Uさん、ご就職おめでとうございます!何かありましたら遠慮なくご連絡下さい。

 あと、先ほどお越し頂きましたF社のI社長、Aさん、わざわざお越し頂き有難うございました!適材を探します!

 今日の写真、小さな枠の中に見えるのはハイウェイに掛かる橋。この右側にカジノが出来る。



学歴より職歴

2006年06月21日 | 就職や転職についてあれこれ

 朝方少し雨が降ったようでしたが、今日のシンガポールは久しぶりに青空でした。夕方はオフィスに差し込む西日がとても強烈で思わず席を移動したくらいです。

 今日はシンガポールで働く際によく「話題」にされる学歴について書きます。もしかしたら他のエージェンシーさん(人材紹介会社さん)と少し異なることを書くかも知れませんが、これは私の主観と言うことで、お願いします。

 「シンガポールは学歴重視社会です」と、一般的に良く言われます。その通りだと私も思います。少しでも高学歴で優秀な人材は国家としては“ウェルカム”、というスタンスはこれからも変わらないと思います。

 就労ビザの所得に関して、「自分は4年制大学卒業ではないのでビザは難しいのでしょうか?」というご質問をよく頂きます。巷間そのように伝わっていて、どうもそれらしい、だから〇〇さんはビザがおりなかったと聞いたりすると、じゃあ自分はダメかもとはなっからシンガポールで働くというチャレンジをあきらめている人たちも中にはいらっしゃるようです。

 ただこれは、4年制大学卒業資格を持っている方のほうがビザを取り易いだろうということだけであって、それ以外の方々は不可能というわけではありません。学歴と並んで職歴またはどような能力やスキルを持っているかも問われるからです。実際、4年制大学卒業資格を持っていても新卒の場合、または職歴がなかったりした場合は、やはりビザの取得は難しいように思えます。

 前のブログでも書きましたが、人的資源を重要視しているシンガポールでは、シンガポール人の間ではあまり見られない能力やスキルを持っている人材を求めていると思います。このように書くと特殊な能力を持っている人以外ダメのように感じられるかもしれませんが、必ずしてもそうでなくていいのです。例えば、シンガポールではカスタマー・サービスや接客のスキルがとても低く、それを懸念する声や、政府主導のキャンペーンが多々ありますが、もし素晴らしいカスタマー・サービスの経験やスキルをお持ちであったり、またはご自身に自信があったり、あるいは接客のプロであったら、その能力やスキルを活かせる業界と職種でビザを申請して、そしてその能力やスキルを上手にアピールできれば、たとえ4年制大学卒でなくともビザはおりると思っています。

 今日は学歴と職歴について少し触れましたが、ふと周りを見渡してみると、短期大学卒業の方や専門学校卒業の方も沢山働かれていますね。それを考えると、職歴よりも大事な事が見えてくるような気がします。そうですね、それってやはり、「自分はどんなことがあってもシンガポールで働くんだ!」という強力な意思だと思います。昔から「意思があるところに道はある」といわれていますが、まさにその言葉の通りだと思います。私も、そういった方々のシンガポール転職とのお手伝いができれば嬉しいです。

 
 写真はロビンソン・ロードでのワンショット。久しぶりの晴天で木々やビルたちも清々しそうに感じました。



 

今日はのんびりどこへも行かず

2006年06月18日 | 就職や転職についてあれこれ

 今日はのんびりどこへも行かず読書と書をして過ごしました。また新しい一週間です。楽しく行きましょう。さてクロアチア戦、どうなるでしょうか。

 写真、今日の夕焼けです。


今日は写真だけ

2006年06月16日 | 就職や転職についてあれこれ

 ご無沙汰しています、佐藤です。時間は矢のように過ぎ去って行きます。今週もあっという間に今日が金曜日です。ブログも丁度一週間更新していませんでした。今日は写真だけで失礼します。

 ふと窓から見上げたら向かいのビルで窓掃除。ゴンドラ結構揺れていた。

「佐藤」ってこんな人

2006年06月02日 | 就職や転職についてあれこれ


 こんにちは、佐藤です。つい先日友人に言われました。「 俺が、転職の窓口を選ぶとしたら・・・・やっぱり失敗したくないし、少しでも条件のいいトコがいいし、この人にまかせても大丈夫かな~って思うと思う。佐藤、おまえの顔写真を入れた方がブログを見てくれる人たちの信用を得られるはずだっ!だから、すぐさまおまえの写真をアップすべきだっ!」

 と、半ば脅迫に似たアドバイスを受けました。有難う友人。正直言って恥ずかしいですが、はい、今日の写真は私、佐藤自身です。

 ええーと、かなり遅くなりましたが少々自己紹介を。
 生まれは1968年、出身は山形県の酒田市です。趣味は書、特技はシンハラ語です。シンハラ語はスリランカの言葉です。(以前住んでいました。)シンガポールは今年で10年目になります。これからシンガポールで働こうとお考えの皆さんと同様に、私も9年前にシンガポールに来て現地採用で働き出しました。日系企業に3年、その後ローカル企業に4年お世話になり、2年前の2004年にこのセールスブリッジを立ち上げました。自分が候補者として感じたこと、そして採用側にた立ったときに感じたこと、そしてそのときお世話になった人材紹介会社さんのことなど、自らの経験をベースにして、「そのとき自分が受けたサービスよりももっと上質のサービスを提供したい。」という思いで今の仕事をしています。商売を笑売に変えて行きたいと思っています。

 このブログのシンガポールの写真シリーズ、結構読者の方々から好評なのですが、今日は「自身」の写真でした。昼休みにスタッフから撮ってもらいました。




日本食レストラン事情

2006年06月01日 | 就職や転職についてあれこれ

 シンガポールには大中小、どれもひっくるめて“日本食”を提供するレストランや食堂が約400軒あると言われています。和食といわずにあえて“日本食”としたのは、それらしく似せてはいるものの、日本ではそういうもの、そういう食べ方はしないという料理もたまに見受けられるからです。現地風にアレンジされた和食というのが正確でしょうか。

 当然、生き残りをかけた競争は激しいようです。スタッフを採用するスピードや勢いをみているとよく分かります。

 うちにも若干F&B、飲食業界レストラン業のお客様がいらっしゃいますが、素晴らしいことにどちらも勝ち続けていらっしゃいます。

 今日はそのうちの一社からの求人案件なのですが、現在ご商売が拡大しているため、下記のポジションで人材を求めています。

 (1)既存の店舗、それから新たに立ち上げる店舗を任せて安心の店長または複数のお店を担当するエリア・マネジャー
 (2)広告宣伝、プロモーションの企画・立案・実行&フォローアップを行うポジション
 (3)シェフ、和食、居酒屋系、それに甘味などの経験のある方

などです。もし興味がおありでしたら、佐藤までお問い合わせ下さい。メールは、info@salesbridge.com.sg です。


 今日の写真は、向かいのビルに映る白い雲。今日から6月です。頑張りましょう。


ケミストリー

2006年05月31日 | 就職や転職についてあれこれ

 いくらお給料が良くても、いくら職場環境が良くても、サラリーマンとしてはやはり直属の上司とのケミストリー(相性)が、楽しくそして一生懸命働こうとする上でとても重要なファクターですね。

 佐藤です。今日のお昼にそのような悩みを抱えた方が相談に見えられましたので、エージェントとして改めて考えさせらた次第です。

 今日の一枚ですが、お昼は外に出なかったので、通勤途中にバスの中から撮った一枚を。昔、中央郵便局で、今は6スターホテルのフラトンホテルです。このホテルの真向かいがマーライオン公園になっています。

お問い合わせ、有難うございます!

2006年05月30日 | 就職や転職についてあれこれ

 佐藤です。現在シンガポールは午後2時30分でしょうか。先ほどランチから戻りました。外は今日も相変わらず暑かったです。先週は夕方雨が降った日が多かったのですが、今週はどうでしょうか。昨日は夕方雨がなく、西日がとても強烈で、私も椅子をその西日が届かないところまで移動させて仕事をしてました。

 最近真面目にこのブログを書いているせいか、お問い合わせを頂く件数が増えました。まだお返事申し上げていない方もいらっしゃいますが、まずはひとまずこの場を借りてお礼申し上げます。有難うございました。まだお返事申し上げていない方、必ず書きます。少しお時間をば頂きたく。

 写真ですが、今日は、うちのオフィスの前のシンガポール証券取引所の一角です。ランチの途中撮りました。