30日の初日から2日(土)、3日(日)と続けて観てきました。
2日は『涙を数える』→『TRUTH』の流れで、3日は『涙を数える』のみ。さすがにスケジュール調整が厳しくなってきております…「お前にはまだ時間がある。だけど私には今しかないんだー!」などと弦次郎のような叫びが脳内エコー中(苦笑)
≪参戦記録≫ ※手っ取り早く言うと2日目と休演日以外、ほぼ夜は毎日w
7月・・・26日:T 29日:T 30日:涙 31日:T
8月・・・1日:T 2日:涙 T 3日:涙 ←今ココ
3日の夜公演、『TRUTH』を受けての『涙を数える』でしたが、キャストの疲れでしょうか?これまでの2回に比べて、いつも以上に汗をかいている人がいたり、「台詞噛み」や「あっ」「(暗転時に)何?今の音、誰か舞台から落ちた?」と思う場面がそこかしこ…でした。が!そんな些末な(笑)ことをぶっ飛ばす勢いで押し切ってきたなあ!と気持ちの良いパワーを味わった2時間でした。小さなアラに気付いてしまうこともなくはなかったのですが、それ以上に「すごく面白かった!!!」という、幸運な観劇体験だったと思います。お芝居自体がどんどん面白くなってきて、各登場人物の心の機微や、お互いの関係性がより深くこちらに伝わってくるような、真っ直ぐなエネルギーに満ちていました。
その真っ直ぐストレート!!感の発信元は、やはり辻本くんの明一郎。否応なしにグイグイ迫ってくる押しの強さ、底抜けに明るく無邪気なまでに人を信頼している純粋さで、満員御礼な劇場中の視線を独り占めです。ここに対峙する多田さんの鏡吾もさすがの貫録。「夏の嵐のような」と形容された独学の剣と同じく、鬱々とした暗さと諦観にも似た冷静さ、爆発する怒り…全てにおいて更にパワーアップして、舞台上で異彩を放っています。
この正反対の二人を観るだけでも本当に面白い!心を許した親友だったはずの彼らが中盤以降に追う側・追われる側となって向き合う数場面は、前半のあの対比がイキイキとしているからこそ「大きな落差」で胸に迫ってきます。
他のキャストの説得力や安定感もぐっと増して、お芝居自体がひと回り大きくなったように感じました。池岡くんの大佛は明一郎とはまた違った「光の当たる場所」に立つ存在感、物語を引っ掻き回す面白さが、さらに軽やかでフリーダム化(笑)…この重く切ない物語を見届ける観客側の負荷を軽くしてくれています。台詞のテンポや間の取り方が上手いなあ…と、観ていて嬉しくなってしまいます。彼の体現している、誰にも影響されない「自由さ」が、現代っ子的なイラっと感もありつつ、一方で羨ましくもあり、ホントに爽快です。一連の事件の観察者としての立ち位置は私たち観客と近いものがあるので、大佛というキャラクター自身の醸し出す魅力も相まって、感情移入しやすいのかもしれません。
誰にでも、TRUTH(真の心、真実)がある。
この『涙を数える』は、登場人物それぞれのTRUTHの物語。
☆
西川浩幸さんの演じる明一郎パパこと、勘定奉行の舟橋貞蔵。初見の時から難しい役どころだと感じていました。実は「明一郎の父は元勘定方で鏡吾の父の同僚だった」という序盤の説明台詞で、ストーリーの落としどころが大体わかってしまったのですが(^^; それでも舟橋家の父と息子の関係は上手く描かれていると思います。西川さんの醸し出す絶対的な好感度、憎めない人オーラ、飄々としたとぼけっぷりが、私のイメージする「ザ・日本のお父さん」の姿に重なるのかもしれません。息子に対する厳しい態度も、明一郎には「分からず屋」としか映らなくても、私の記憶の中にある「父親」そのもの、というものは、概してこんなものだったのではないか…と、懐かしさすら覚えました。
その一方で、明一郎が評したように「頭は固いが真面目で、仕事に忠実な人間」と見えた彼の犯した「過去の大罪」…その告白場面の言葉に私は胸をグサリと突き刺されるようでした。真実を知った明一郎の激しい弾劾に「家族を守るためだった」と反論する貞蔵。彼の取った手段は決して正しくはない、しかし彼を「間違っている」と責めることが一体誰にできるのか…?とその姿に共感すら抱いたのです。人間の弱さや卑怯さを正当化するつもりはありませんが、この『涙を数える』に出てくる他の登場人物たちと同じように、貞蔵もまた「己の大切なものを守る為に」その方法を選んだに過ぎないのですから。私は彼の「日本のサラリーマン」的生き方がどうしても他人事には思えず、彼を責める明一郎の言葉に「だったら、お前が父上ならどうした?それでもお前に父上を責めることができるのか?」と逆に問いかけたくなってしまったのでした。
登場人物の回想でしか出てきませんが、鏡吾の父親についても少し。彼は『TRUTH』で明かされている通り、元上田藩勘定方(禄高は五十石取り)であり、三千両もの公金横領の罪名を着せられて切腹(正確には自害)しています。貞蔵の話では「上田の斬りイチと呼ばれた、藩内随一の剣の使い手」だったとのこと。ちなみに鏡吾の母も鏡吾に向かって「お前の父上は上田で並ぶ者無き剣の達人であった」と語っています。
形は違えど、彼が無実の罪を受け入れて死んだことも、貞蔵が友を見殺しにせざるを得なかったことも、全て「己の大切なものを守る為に」――同じ出発点であったことに、何ともやるせない、切ない気持ちになります。
そして、こうも思ったのです。「父親というのは、言い訳しないものなんだろうか。いつも家族は黙って見ているしかないのだろうか?」と。自分の父親にどうしても重ねてしまったんですよね。そして明一郎や鏡吾に若い頃の自分を投影してしまう。私も今だったら一言「オトナの事情だ」で済んでしまうのでしょうが、当時はまさしく「理解不能」でした。父親というのはどうしてこう、自分の考えていることをちゃんと言葉に出してくれないんでしょうね…(苦笑)このもどかしさが、鏡吾の懊悩を深め、明一郎の怒りに油を注ぐ結果になった…とも思えます。
やや話がズレました。舟橋貞蔵と、登場人物の口から語られる鏡吾の父親、この二人は明一郎と鏡吾の「変わっていたかもしれない未来」そのままに、物語の中で光と影の一対として確かに、大きく、存在していました。その光と影は息子たちにもそのまま引き継がれ、新たな悲劇を呼ぶのですが…西川さんの演じる貞蔵が持つ「その場に立っているだけでひとつのストーリーが生まれる」ほど濃い密度の空気感が、そこには存在していない鏡吾の父親の姿をも鮮明に炙りだしている、そんなお芝居がとても好きでした。
★
貞蔵とはある意味対象的な人物も舞台上にはいまして。「残された者」として、亡き夫の遺志とともに一人息子を守り続けているのが、鏡吾の母・長谷川淑江です。着物姿のビシリと決まる坂口理恵さん…出てきた瞬間にフワッ!と舞台が時代劇ならではの緊張感に満たされて、思わずほう…っと溜息。お母さん役では『ヒトミ』での世界的ピアニスト・水谷郁代(=ヒトミの母)役のお芝居がすごく好きだったので、また坂口さんの演じる「お母さん」に会えた!という嬉しさでいっぱいになりました。
良く響く深い声で鏡吾に語りかける姿、優しい眼差し、厳しい叱責…これこそ「古き良き日本の母」!今では滅多に見かけなくなってしまった「清く正しく美しく」そのままのイメージです。機会を得て父が生きていた頃の暮らしに戻りたいと訴える鏡吾に理解を示しながらも、それが友を死なせて手に入れたものであれば必要はないと言い切る強さと優しさ、その声を聞いているだけで涙目になってしまうほど胸に迫りました。鏡吾が年齢不相応な鬱屈を抱えながらも「不器用な真っ直ぐさ」を失わずに成長できたのはこのお母さんあってのこと、と12年間の母子ふたりの歴史を想像すると、また涙目に…( ノД`)。
淑江が明一郎の妹・樹雨に向ける「こんな娘が欲しかった」という言葉も、きっと何度も繰り返されたことでしょうし、時に鏡吾を苦しめたかもしれませんが、素直な一人の母親の思いとして微笑ましく思いました。そして私が気になるのは、『涙を数える』ラストで郷方回りの役を得た鏡吾とともに組屋敷へ引っ越す、その後の母と子の話です。『TRUTH』までの8年間、これから何が起きるのだろうか…と、息子を見送る彼女の姿を見て思いました。← 『TRUTH』の時代までにスピンオフをもう一本くらい…題して『鏡吾、江戸へ行く』編が出来ても良いと思いますが、いかがでしょうか?!(笑)
※よく「8年前」と「9年前」が混じってますが、この話が鏡吾の20~21歳の1年間を描いているので、開始時点で9年前、終了時点で8年前…とお考えください。
※明一郎や樹雨に「おば上」と呼ばれていますが、これは「友達のお母さん」への敬称にすぎなくて、叔母でも伯母でもない、というのが留意点。でないと鏡吾と明一郎たちが「いとこ同士」になってしまう(^^; ←さらなる悲劇の予感。
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舟橋家の娘で明一郎の妹、樹雨(=原田樹里さん)。明一郎と鏡吾の悲劇の傍らで「真実を知りえないものの哀しみ、切なさ」を見せてくれました。上田時代の無邪気でお転婆な姿から、江戸上屋敷で奥勤めを始めるようになってからの表情の変化は、まさしく少女から大人への変貌!鏡吾が「半年前とは別人のようだ…」と驚くのも、無理もないことです…女は環境で如何ようにも変わるのだよ!!w
鏡吾の母が「耐え忍ぶ」強さを象徴するなら、樹雨は「自分から行動する」強さのシンボルとも見えます。南条さんに木刀突きつけられても叫び声すらあげない気丈さが素敵♪ もちろんこの話自体が9割方「男のドラマ」であるので、全体に対してインパクトが薄くなってしまうのは仕方ないかもしれません。ただ、ひとりの女の子として見つめていると、彼女の兄や鏡吾に対する純粋な思い、父母や鏡吾の母への思い、強気の後ろにある優しさは「物語の中での良心」にも見えてきます。
幼馴染の鏡吾に想いを寄せながらも、彼にたった一人の愛する兄を斬られる(と思い込む)、その兄は父を手に掛けた…という過酷な体験をした彼女の今後もまた、気になって仕方のない私です。前にも書きましたが、ひとりひとりの後ろに膨大な量の物語が秘められている…そんな舞台ですから。
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ここまで書いてきて、私の頭には最後の一人が「待たせたな!」とばかりに登場してまいりました!そう。岡田達也さん演じるラスボス(!)…もとい、上田藩目付の南条朔之助氏ですwww何故か「w」不可避なのは全て大佛さんのせいです!(爆)
「やーなーやーつー!」という観客の負の注目を一身に集めているくせに、大佛さんに遊ばれている姿がどうにも可愛らしくて、どうしても笑いが…っ!南条その人は「性格超悪いし、非合法バリバリで手段マジ選ばないけど、超・堅・物!」なので、あの軽やかな大佛と対峙するお芝居では「柔と剛」「北風と太陽(え?)」的なギャップが…すみません、めちゃくちゃ好きです!ああいうキャラとか、こういう組み合わせ!(笑)3回目では池岡君の「空気読まない」大佛がパワーアップした分、可笑しさ倍増。ベテラン勢ががっちり脇を固めるこの舞台で「CB組とゲストが素敵な化学反応を起こしている」一番わかりやすい組み合わせかもしれません。(もちろん父上と明一郎も!)
とにかく最初からラストまでそのブレないダークさに惚れ惚れしておりましたw気持ちが良いほどに「良い人」要素が一切ない!他の誰もが持ち合わせている「人としての弱さや、それゆえの優しさ」がない!(←断言しちゃったw)あれほど観ていて楽しいキャラはいません。演じているご本人があんなに楽しそうなのに、観ていて楽しくないわけがない!!!(爆笑)主役じゃないけど、ある意味「主役を食うほどに強烈なキャラ」であることは間違いありません。
そして所々で(120%本人が真面目なのに)笑ってしまうのも愛嬌でしょうか。ちなみに回想シーンで暗転の中陣笠被って出てきたときは、照明が黒い笠の縁に反射して、一瞬「…何か頭に電飾みたいなのつけてる?!」と驚愕いたしました…見間違いにも程があります(^^; ←あそこ、もうちょっと何とかならんのかwww
ところでこの南条さん、どこかで「悪役」と書かれていたような気がするんですが。私と友人は「あれは悪役じゃないよね」とキッパリ!普通に職務に忠実なだけで、むしろ組織としてはこういう人間は必要で、これだけ頭が切れれば尚更だ、と。まあ多少「やり過ぎ感」はあるものの、目付、討手としての任務遂行に非常に熱心な、それこそ筆頭家老などから見れば「実に使える男」なんだろうなあ…と思ったわけです。あのくらい全然普通だよね、会社でも居るよねー、と話しておりましたが、実際自分の部署にいたらちょっとメンドクサイかも…いや、斬られる前に逃げるかも?!w
大佛もそうですが、この南条も自分の過去や背景をほとんど出していないので、逆に妄想し甲斐があるといいますか、芝居の後ろにある物語を知りたくなります。上田での御前試合で五年連続優勝エピソードとか(ちなみに六年目は強すぎて呼ばれなくなったby大佛情報)――まさしく最強。その探索手腕や汚れ仕事への「手慣れた感」から「いや~…鏡吾、いくら主役でお約束!ルールを発動しても、アナタが南条さんに勝てるとは全然思えないんだけど…どうするの?どうオチがつくの?」なんて観ていたくらいです。そのくらい強い!明一郎と鏡吾を同時に難なくあしらう殺陣は「岡田達也最強伝説」(byCB加藤社長)の前宣伝に相応しいかと。←なんか違うw
殺陣に関して言うと、『TRUTH』とはまた違った動きの滑らかさなど、見どころ満載です。最初から最後まで殺陣のシーンが続くので、鏡吾は特に大変そうですが…(日曜夜は雨に打たれたかのようにボタボタと汗が落ちていた)。
そして南条さんの殺陣は是非じっくり観てください。『TRUTH』で披露される鏡吾のオリジナル必殺技「不知火」が、実は南条の剣捌きからインスパイアされていたものだった、と知った時の全身の血の沸騰ときたら!!心の中で「うわあああ!鏡吾の不知火の原型は、南条だったのか!!」と叫んでいました。南条はこうして消えたけど彼の剣が形を変えて『TRUTH』で出てきたときの興奮もまた「うわあああああ!」ですから。二度美味しい!w
明一郎が投げた刀を鏡吾が空中で受け取って(この投げ上げも三回目は随分高くて見栄えがする瞬間になってました♪)振り向きざまに南条を斬り下げるシーンは、毎度ながらゾクゾクします。
最後に倒れ込む直前、後ろを振り返った時の恨めし気な表情とか、とにかく最後まで目が離せないヒトです。あれだけ注目を集める「超のつくほどド派手な死にっぷり」…きっと演じててめちゃめちゃ気持ち良いでしょうね……www
ちなみに私はアンケートに「キャラメルボックスは来年の夏も時代劇二本立て、題して『鏡吾、江戸を疾る!』と『必殺仕置き人・南条朔之助』の二本立てでお願いします。と言うか既に決まりですよねwww」というようなタワゴトを、大真面目かつ大きな文字で書きなぐってまいりました…w ←バカ。
☆
この日は岡田さん・多田さん・西川さんがカーテンコールで超・面白いことをやってくださったものですから、ようやく表面張力で我慢してた涙目ラインが「何でここでこうなっちゃうかな?!」ついに決壊。笑いながらポロポロ涙が零れ落ちて仕方ない、何ともおかしなことになってしまいました。(^^;
同行した友人は『TRUTH』を観た後だったからかもしれないけど、と前置きしてから「すごく感情移入が出来た。この話があって、あれに繋がっているかと思うと尚更グッときた」と喜んでいました。
≪感想いろいろ≫
・ものすごく話がみっしり詰まった2時間だった。印象的だったのは、客演の二人がキャラメルボックスにはいないタイプの役者さんで、その違いがまるで「空や海のような、気持ちの良い清々しい青色」に思えたことと、それは地面(CBの俳優さん達)がしっかりしているからこそ、そこに立って見上げた時に空や海が素晴らしく映える、そんな視覚的なインパクトが強かった。衣装もCBの人は妹以外は地味なアースカラーで、客演の二人は青や水色や白、できれいに分かれていたし。明一郎の鮮やかさや大佛の軽やかさは、それを受ける鏡吾やCBの俳優さん達の「土の匂いのするような」重い芝居があったから、両方とも良かったと思う。大佛を演じてた人の雰囲気が良いね。すごく救われたw(笑)
・そうそう、ロビーの物販コーナーに『TRUTH』に出ていた俳優さんがいるよ、って教えてもらって、そっちを見たら「後ろから何か降って来てる?」と思うほどキラキラ感というか、何か光かオーラみたいなのが出てた。眼にすごく力があってカッコ良かった。やっぱ俳優さんの持ってるエネルギーって凄いわ!
・明一郎のお父さんを自分は責められない。家族がいて、保身なのかもしれないけれども、ひっくるめて守らなくてはならない、ってなったら自分も「役目>友」になるかもしれない。そもそも、自分にそれだけの価値がある「全部投げ捨てても良いと思える友人」がいるかどうか?は別問題だけど。ああいう時代背景だから、という理屈ではなくて、守るべきものがあると人は強くもなるし、弱くも卑怯にもなる、そんな現代にも通じる「業」の話だというのは『TRUTH』と同じだよね。
・思いの行き違いや誤解、というのがすごく切ないけど、その原因の一つはセリフにも多用されてた「言わなくても俺(私)には分かる」「○○はそんな人ではない」的な「思い込み」だったのかなって。家族や親友でも分かったつもりで全然分かってないこと、あるよね。考えたらすごく傲慢な思い上がりなんだ…って彼らを見ていて身につまされた。でも、最後の明一郎の台詞「お前の望みは、俺の望みだ!」は、本当に泣きそうになった。
・あれで一旦物語が終わったけど、自分としては「まだ何かあるだろ?」と思った。これからの8年の間に鏡吾の身の上に何が起きて、何を思ったか、もうワンクッションあっての『TRUTH』かな?と思った。でも、ひとつの作品として十分すぎるくらい完成されていて驚いた。スピンオフだからという甘えがなくて、ちゃんと初見の人も分かるように丁寧に作ってあるな、と感じたよ。これでまた『TRUTH』観たら違う感想が生まれそうだけど、時間がないから今度は再演をDVDで観てもいいかなと思う。
・岡田さんはやっぱり凄いね!『鍵メソ』のコンドウ役も良かったけど、今回は全然違うキャラでしかも殺陣まで楽しめて大満足!最強伝説ってダテじゃないよ、ホントに。むしろジャイアンっぽかったけど(私、爆笑!)。でも、個人的に多田さんが絡むと『鍵メソ』が頭の中で再生されちゃって、鏡吾のドヤ顔っぽい表情が笑いのツボに入りそうで困った(笑)迫力ある斬り合いのシーンなのに、最後で南条に「倍返しだ!」とか言ったらどうしよう、なんて…ゴメンなさい(笑)
↑ この後ビールを飲みながら「オカタツさん最高~w」なんて喜んでました。やれやれ酔っぱらいめw でも、すっかりキャラメルボックスの魅力に取りつかれた様子…良かった、良かった♪
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そんなわけで、2週目を迎えた「夏のハセキョーフェス」…あと何回行くことになるのやら。
ちなみに東京公演の最終週~千秋楽はどうしても観劇できないので、それだけがものすごく心残りです。